「本音で話して欲しい」
なんて言う人には絶対に本音で話せない。
本当に心から本心を言える人はそんなことを言ったりしないものだ。
■そして、そういう人は
「自分のありのままの姿を受け入れて欲しい」
と思っている。
しかし、
「相手の本音の全てを受け入れたりはしない」
自分の都合の良い所だけを相手の本音だと、
勝手に納得して変換している。
自分の全てを受け入れて欲しいから
自分も相手の全てを受け入れているつもりになるために
「本音で話して欲しい」
なんてことを言う。
■たまに勢い余ってそういう人に本音を言ってしまったときに
「それはあなたの本心じゃない!」
などと言われて、ほとほと困り果てたものだ。
私の心をあなたが勝手に決めないでよねー。
そのあとは一生懸命その人が言って欲しい「本心」を考えて話すのに苦労する。
■まぁ、かといって全てをシャットアウトするわけではなく。
どこらへんまでが大丈夫かなと。
70%の本音や、
60%の本心で調整するわけである。
そこをイキナリ0%か100%で考えるから
全てを話せ!、話せないならオマエは悪だ!
みたいな怖い人になってしまう。
■良い加減の良い塩梅でね。
その調整が面倒臭いと言うのなら
あなたは人の気持ちが考えられない人だ、
ということになる。うふふ。
■家族や恋人とケンカになりやすいのは100%だと思っているからでしょうね。
昔わかぎえふのエッセイで読んだのだが
友達に相談できることでも家族には相談出来ないことがある。
なぜかというと、そこで意見が分かれ大喧嘩になっても
友達なら縁を切って数年会わないなんてこともできるが
血の繋がりの家族はそれが出来ないからだ。
ふむふむ、と頷いたものだ。
「いや、全ての人がそうじゃない!」
なんて思った人は、
もちろんそう、100%じゃないですよ。
あなたがそう思ったからと言って
全ての人がそう思っているわけじゃない。
あなたは私じゃないんです。
勝手に私の本音を決めないでくださいね。
本音トーク。 pic.twitter.com/sYdtCXNI0h
— utumi MARIO 内海まりお (@mariouji) 2015, 10月 6
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