2019年7月27日土曜日

【映画感想】トイストーリー4【#Toystory4】


■まさかの転職の話だった!
おもちゃの仕事とは子供達を楽しませること。
じゃあ、子供に飽きられたらもう用無し?
ゴミとして捨てられる運命?
そうなったらそれを受け入れて
ゴミとして死ねる?
そんなのヤダよね。


■それなら、本当のところ
あなたは何がしたいの?
あなたは何のために生きているの?
そしてどこに行くの?


■生き方はひとつなんかじゃない。
ほら、見てごらん世界はこんなにも
美しく広い。
じゃあ、あんたはどこに行くのか?って
決まってる。

そうだ、行こう!
無限の彼方に!


■そんな感じで私3まで多分見てるはずですが
映画館で見たのはこれが初めて。
最後の方は泣いたよ。

おもちゃの話なんだけど
もう完全に人間の話なんですよね。


■そして今回登場するフォーキーってのが
子供が幼稚園で作った人形。
プラスチックのフォークとアイスの棒とかで出来てる。
つまりはゴミで出来ている。
でも、人型になるとそこに心が宿る。

■フォーキーは突然生まれて。
自分が何者か分からない。
周りのオモチャの人形たちは自分もオモチャなんだよ
というけど自分はゴミで出来ているし
やっぱりゴミでしょ?
あー、ゴミ箱落ち着く〜。
ってなっちゃうのだけど

ウッディーが
「いやいや、君は僕たちと同じ」
と言うとフォーキーは
「同じ?そうか君も僕と同じ、ゴミなんだね!」
ってなっちゃう。


■オモチャとゴミの境界が揺らぎ出す。

人間だって、ほんのちょっとしたことでゴミになってしまうかも?

「あなたは本当に必要とされているのか?」

ぎゃー!!
怖い!
それは考えないようにしていること!
皆の心の奥底にそれはある!
それを問われてしまうのだ!


■だが待て!

全ての人に必要とされてないなんて何故わかる?
君は全ての人に会った訳でもあるまいし。
全ての人に聞いて回ったわけでもなかろう?

そうなのだぜ。
世界は広い!
きっとそこにはあるはずだ!
行こう!
無限の彼方へ!


■あんたも自分は人間だから関係ないってフリしてるけど。
あんたが人間の形をしたオモチャではないなんて、
誰も証明できないのだぜ。

私は古い人間だから
こうするしかない?
オモチャは当然そうするべきだ?

本当かい?
そう思うことで
思考を停止してるだけなんじゃないのかい?

■と、そんなことはさておき。
子供の目で見ると
大冒険の大アクションで
心踊るファンタジーなのですよ。

良きかな、良きかな。













2019年7月22日月曜日

【2019 8/10土】ドリフターズ本「ドリフのひみつ」【南3ヤ-22a】

◎「まり王」は、
に配置されました。 
#C96WebCatalog

というわけで
2019年8/10土、
夏コミ2日目
ドリフターズ本サンプルです。

夏コミサンプル



















そんな感じでドリフターズの秘密が暴露されます!
されてしまうのです!
なんということでしょう!
シュバ!シュバ!

◎あなたのサークル「まり王」は、
に配置されました。 
#C96WebCatalog


MAP

↓既刊本↓



pixiv







2019年7月20日土曜日

【映画感想】天気の子 新海誠


■いや、まぁ普通の青春アニメだなー。
と途中まで可もなく不可もなく、
って感じで見ていたのですが。
最後の方「世界が変わってしまう」場面で
テンション爆上げになりましたよ!
やった!やりやがった!
そうだよ!そうなるよね!
そうなるべきなんだよ!
ウヒョー!
今夜はパーティーだーッ!!
ワッショイ!ワッショイ!
ワーーーーーイ!


■という感じで多分、本筋とは違うところで
大感動していました。

映画終わったあと後ろの席の女の子二人組が
「最後、号泣だったね〜、あのときあぁなって、あの言葉がさぁ…ぐずっぐずっ」
とマジ泣きしてましたが
へ〜?どこで?
と私は鼻をほじりながら聞いていました。
泣くとかまぁ、それはそれとして。
その裏でもっともっと面白いことが起きているんだぜー!
私は目を爛々と輝かして大興奮!


■沖縄あたりから家出して東京で彷徨う少年。
両親を亡くし弟と二人で貧乏暮らしな少女。
そしてドン詰まりでクダを巻いているおっさん。

この年は異常気象で夏なのに
長雨が続くうっとおしい天気。

都会の荒波に揉まれしょんぼり具合の時に
偶然出会う二人、
少女は雨を晴らして天気にすることができると言う。

でも、その力には犠牲が伴う…。


■って感じで
まぁ、話はだいたい予測できるじゃないですか。
すごい天候不順の大災害を彼女の力で止めるとかで
ハッピーエンド。
でも彼女の姿はもうそこには無い。
そんなところを想像するじゃないですか。
でもここで半分くらいなんですよねー。

というかそこからが面白い!


■なんで僕たちが犠牲になって世界を救わなきゃいけないんだ!?
誰か一人が犠牲になって、それが自分じゃなければ、
それでいいじゃん、とか思ってんのか?
クソが!
そんなこと知ったこっちゃねー!

そうして少年は走るのですよ。
全力疾走ですよ。
若者のエキス溢れまくりですよ。
ウッホウッホ(突然現れる喜びゴリラ)


■まぁ、そんな若い二人の青春っぷりは
ニヤニヤしながら眺めるとして
個人的にはリーゼントの刑事の人が良かったですねー。
この物語の中で唯一、誠実でまっとうな人なのでした。

その他の人は全員
嘘ついたり、騙したり、誤魔化したりするのね。
いや、それは悪意があってするわけじゃなく。
常識の範囲内で、
嘘ついたり、騙したり、誤魔化したりするの。
もしくは、そのつもりがなくても
相手に勘違いさせる言動行動をする。

「なんでわかってくれないんだ!」
「そりゃお前がなんの説明もしてないからだろ?」

と言った感じでみんな結構独善的なのね。
それも常識の範囲内で。
「このくらいの嘘は悪いことじゃ無いだろ」
なんて善人顔で思っている。


■そんな中リーゼント刑事だけは
実直で嘘が無いんですよねー。
素敵ー。

まぁ、そこも本筋とは違うところですが^^

■最後世界を救わなくてバッドエンドになるかと思いきや
そうではなく、それはそれでそれなりに未来があるんですよね。
でも、少年少女の目は晴れやかだ。
なぜなら自分たちで選んで、
自分たちが納得した世界だから。

■オレは『納得』したいだけだ!
『納得』は全てに優先するぜッ!!
でないとオレは『前』へ進めねぇッ!
『どこへ』も!
『未来』への道も!
探す事は出来ねえッ!!」


ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン(SBR)』第8巻より


■そんな感じで

スゲーッ爽やかな気分だぜ。
新しいパンツを はいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~ッ


■なんで急にジョジョから引用するのかはわからないが。
天気の子、とても良かったよ。
と言う意味です。
ナイス!


■新海誠には新宿があの様に輝いて見ている。
そして雨粒の弾ける様さえも、
あんなにも綺麗にきらめくのだ!
世界は、美しい。


■あと最初、船で少年とおっさんが会ったの
おっさんはキジムナーの取材しに行ってたとかだといいなー。

■そんで、君の名はのキャラが出てくるのはもとより。
今までの新海誠映画全てが同じ世界観で繋がっているのなー。
あのままもうちょっと未来になると「ほしのこえ」の時代になるのさ。






極楽京都日記: 【映画感想】プロメア【#PROMARE】 

それから3年間、雨は…




2019年7月15日月曜日

【漫画感想】隊長と私 クリハラタカシ


■なんとなくネットで見かけて
何か魅力的な絵だなぁ、特に確認もせずに買った漫画なのだけど。
ちょうど良かった!
私にジャストフィット!

■そんで調べてみたら作者のクリハラタカシさん
ゲームの「塊魂」のキャラクターデザイン担当されているのですな。
そうか!あの絵か!


■ストンとした昔の漫画のような
絵本のようなシンプルなスタイル。
よく知らんけど杉浦茂とかの昭和初期の漫画の
ほのぼのスタイルっぽい。
それを現代風にリミックスってな感じ。


■箱庭的、割となんでもありな世界観で
隊長と私が、悪の組織と戦ったり
何かの事件を解決したり、しなかったり。

でも全然切羽詰まってなくて
のんびり、だらり。

しかし時折見せる
センスオブワンダー。
不思議な想像力の飛躍にハッとしたりします。
快適。


■絵的にシンプルなので
逆にすごく大げさなことを
さらりと描いていたりして
縦横無尽。
とても楽しい。

■あぁ、この世界はちゃんとどこかに
存在するんだろうなぁ、という安心。
夢の中でふわりと行けるんじゃないかしら?


■子供のくだらない妄想と、
大人の悪意が少々。
壮大な気持ちと、
せせこましい俗物感。

それらが全て良い塩梅でまぜこぜになって
くるんと丸まって
ひとつの球になりました。


とても、ゆかい。




■イキオイ余って既刊も色々買ってしまったよ。
ナイス。











【漫画感想】有害無罪玩具 詩野うら


■多くの人は死にたくないと思っている。
だけど永遠に生きることが出来たとしても
嫌がる人が多いことでしょう。

ということは、人は生きたいわけではなくて
ちょうどいい感じのところで死にたい。
といったところなのでしょう。

人間面倒臭いな。


■じゃあ生きるってなんだ?
命ってなんだ?
記憶ってなんだ?
それを感じる脳ってなんだ?
自分ってなんだ?
私は本当に自分なのか?

なんてことをあまり感情的にならずに
じわーっと淡々と思考し続けてたどり着いた
思考実験的な漫画なんですよ、これ。


■なので、とても楽しい!
考えることはとても楽しいのです。
結末はどうであれ、
考えるとそこには分岐が増えるわけです。
並行世界とは可能性なので、
人間が思考すればするほど、
世界が増え、未来の可能性が増えます。

たどり着いても
たどり着かなくても。


■この漫画内には金魚の人魚というのが出てきます。
彼女?は不老不死です。
死なないばかりでなく、肉体の損傷もすぐに回復する、
完全な不老不死です。

だから彼女は結末にたどり着かないということがありえないのです。
それどころか、ハッピーエンドで終わったとしても
物語は終わることがない。

永遠と続く宇宙に終わりが来るまで続く。
いや、宇宙に終わりが来たとしても。
全ての存在が無くなるまで終わることはない。
そして多分全ての存在が終わることはないので、
金魚の人魚は永遠に結末にたどり着くことはない。


■だから、人間は何か良い感じのところで死にたいのだ。
生きたいのではなく。
何か良い感じで死にたいということだ。
結末にたどり着くというのは幸せなことなのかもしれない。
つまり死とは幸福なのだ。

なんてな。

■そんな感じの短編、中編の作品集ですよ。

とても面白い。

そして次の単行本も出るらしいので楽しみ。



■目次。
有害無罪玩具
虚数時間遊び
金魚の人魚は人魚の金魚
盆に腹水 盆に帰らず








日本の景気を復活させる政策


■というわけでこの法案一本で
全てはうまくいくような気がしたのでした。

■だって、老人は若者をないがしろにするけど。
最近の若者は老人に優しい。
介護だってするし、老人のためのサービスを考えたりもする。
だから老人に選挙権がなくなっても
若者は老人のための施策を怠らないと思うんですよね。

■というか今のご老人。
自分が若い頃、介護とかしてなかっただろう?
あなたたちの親はほとんど早く死んでいたし、
病気になっても病院に突っ込んで終わりだったからね。
自分がやっていないことを若い者にさせる。
常に自分中心、自己中心的な老人。

■いや、そんなことはない。
自分の子供や、孫の未来のことは考えている。
という人もいるかもしれない。

しかし、それも大抵は自分の子供のことしか考えてないのよね。

他人の子供がどうなろうと知ったことじゃない。
自分の子供が幸福であれば
その社会全体がどうであろうと全く意に介さない。
それどころか、それは個人の努力が足りなかったからじゃないか?
なんて切り捨てる。

■老人は未来のことなんて考えない。
だって未来が無いのだもの。
自分がどうやって勝ち逃げするかしか考えていない。
死んだ後のことなんて思い描きもしない。
だから、考えたとしても10年20年先のことぐらいしか考えない。

あぁ、酷い人達だね。

■なんて言いつつも
若者も自分のことで精一杯だ。
自分のことしか考えていない。

若者は自己中心的だ。

ただし、自己中心的であれど
40年60年先の自分のことも考えないといけない。
そのためには40年60年先も
世界がそれなりに平和で暮らしやすくないといけない。

若者は自己中心的であれど、
どうやっても世界の未来を考えなければいけないのだ。

■なので老人は未来を作れない。
若者は未来を作るしかない。

■そして就職氷河期世代、
ロスジェネ?の私たちは
世界を破壊するアナーキストとして
積極的に世界を混沌に落とし込んでゆきます。
交番で警察官を襲い、国会議事堂に爆弾を投げ込みます。
そしてその後に皆、自爆して死にます。野垂れ死にます。

■すると彼らは第二次ベビーブーム世代なので
その全体に対する割合は多く、死ぬと人口がすごく減ります。
人口が減るということは、
商品を売りつける相手のお客さんが減るということです。

■そしてその後に今現在の老人が寿命で死んで行きます。
すると今まで大急ぎで作っていた介護施設や
老人のための商品の需要が一気に減ります。
多くの人の職が失われます。

■そうです、今現在の若者は20年後40年後に
なんの仕事もなくなり、何も売れず死にます。
自分たちもできるだけ物を買わない生活を続けていたので。
同世代にも何も売れません。

ジ・エンドなのです。

■なので、選挙に行きましょう。
だって、行かないと死ぬから。



■さて、偶然にもそれと似たテーマの短編小説
「令和元年のゲームキッズ」が面白いですよ。
政府が国民の寿命を50歳までと限定した世界を
シミレーションした短編小説です。
そのようにすると世界は良くなるのか、
はたまた悪くなってしまうのか。
全てはこの中に書かれています。
お楽しみお楽しみ。



極楽京都日記: 幽体離脱の方法