自動

2015年9月29日火曜日

教えてプロデューサーさん!


■「アイドルマスターシンデレラガールズ」というアニメの中で
アイドルに選ばれた子が
「私を選んだ理由はなんなんですか?」
と尋ねたときのプロデューサー答えが
「笑顔です」
だったんですね。

■すごく良い所ですよね。
全然具体的じゃない。
意味がわからない。
でも、それで正解なんですよ。

「笑顔なんて誰でもできるじゃないですか!」

と、その子は言うのですけど。
でも誰の笑顔も「同じではない」でしょ?
って話なのです。

■あなたの笑顔はあなたにしか出来ない。

その人がいない場所で
その人を笑顔を思い出すことが出来たら。
それはとても素敵なことです。

逆に嫌いな人でそれをやってみてください。
思い出したくもない、でしょ?

■もちろん「笑顔」そのものと言うわけではなく
その「笑顔のようなもの」がアイドルやスター、カリスマには必要なものなんですよね。

相手の心の中に存在出来る力。

たくさんの人に笑顔を思い出してもらえる存在。
それがアイドル!


「人徳」って言葉が近いかもですね。


チャーム、魅力、惹き付ける力。

あなたもそう思いませんか?(強要)


これ良くあるんですよねー。
この人が悪い!って言うより。
この人が沢山のことを自分の都合の良いように変換していて
しかもそのことに無自覚ってが怖いんですよねー。

■具体的に言っていくと。
1、「いや、そうは思わない」ってのを「私がダメと言っている物を良いと言ってる」に変換
2、「そう言われればそうかも?」ってのを「私の意見に賛成してくれてる」に変換
3、「賛成1、賛成ではない1、賛成かもしれない1」を「多くの人が私の意見に賛成している」に変換

特に最後の「たった二人の意見」
「みんなもそう言っている」に変換してしまうの
意外とやる人多いのですよね~。

充分信用出来る調査は2000人くらいの統計が必要ですよ。

■あと、もうひとつ、この人がやっているのは
0%か100%の意見しかないとみなして
全てを0か100にしてしまうのですよね。

100を賛成
0を反対
だとすると

【現実】
Aさん:100(絶対賛成!)
Bさん:50(どちらでもない)
Cさん:60(やや賛成?)


【Aさんの脳内】
Aさん:100(絶対賛成)
Bさん:0(絶対反対)
Cさん:100(絶対賛成)

とAさんの中で自動変換してしまっているのですよねー。

■こういう人への対処法としては
いったん「そうですね」と同意してあげて
共感してますよという態度を見せたのち
「でも、こういう場合もあるんじゃないかしら?」
と徐々に違う意見もあるよと言ってあげないとダメっぽいです。

初めっから
「それはテメーの脳内の身勝手な思い込みじゃねーか!そんなのを押し付けるんじゃねぇよ!」
なんて言ってしまうと
ますます意固地になってどうしようもなくなりますので。

めんどくせーけど。

■まぁ、面倒臭いので仕事上の関係とかでなければ、
むやみに反論とかせずに放っておくのが精神衛生上良いかと。
まぁ無下にし過ぎても文句言われるので。
良い感じで、ほどほどに。

結局

めんどくせーなー(笑)

2015年9月27日日曜日

芦奈野ひとし「コトノバドライブ」2巻【漫画感想】

■この人の漫画
少し不思議な世界の日常を
包み込む様に描き切り、
その圧倒的な表現力で
凄く共感を得られてしまうのです。


■この作者の以前の2作は世界自体が少しSFな設定でしたが
今回のこの作品は世界自体は少し未来の普通の世界って感じなんですよね。

(あ、もしかしたらヨコハマ買い出し紀行の少し前の時代なのかも)

そんな普通の世界でひとりの女の子はバイト先にバイクで通うありふれた日常なのですが、
この子が少し変なものを見てしまう。
土地の記憶なのか、風景の想い出なのか、
ときどき目の前の風景が全然別の、驚きの場面を浮かび上がらせる。
ほんの5分の不思議で
別段、害があるわけでも、何か効果があるわけでもない。
ただ、見える。

■そんな異質な風景がなんだか「わかる、わかる」と読者の記憶の想い出を掘り起こすのですよね。
なんだか見たことある様な気がする。
そういえば子供のころ、そんなものを感じていたな。

描いている絵は現実とは少し離れた不思議な風景なのに。
そう、思う。

■きっとたぶん、これは作者が普通に現実を見た風景なのだよね。
もちろん漫画としてそれっぽくはしているけど。

海に向かう崖を登って考えたことや。
月を眺めながら感じたこと。
ふと蘇る昔の記憶はどこから来たのかと想像したり。
あの頃感じた本当か思い違いなのかよく分からない感覚。
結局、なんだか分からなくて解決していないあの現象の話やら。
ちょっと旅行したときに落ち入った不思議な景色。

それを、そのまま、あますことなく
描き切っているから。
不思議なのに現実のことのよう。

■これまでこの作家さん知らなくて。
今、興味が出て来たのなら
この漫画からでも読むと良いですよ。


全てが柔らかく夜にとけ込んで行きます。


2015年9月26日土曜日

頭のオカシナ人々!



ふとこのようなこと言われて
そう思ったんですよね。
「別に夢じゃないんだけどなぁ」

これに描いた様に

面白い物を作れるのにそれをやらないでどうするの?
私の漫画は私以外には描けないのですよ?
それをヤメろだなんて、なんて勿体ないことを言うのか?

などと不遜なことを思ってしまったのです。

それと供に、他の仕事をしているより漫画を描いてる方が楽だからですね。
大抵の人は漫画を描く方が辛いと思います。
そんな辛いと思う人にはやらせるわけにはいかない。
それは私が引き受けた!

なんてね。

■やっぱり「お金が全てなのだなぁ」と、ほとほと思います。
これでガッツリ儲けてたら誰もそんなことは言わないものね。
「金がないのは首がないとと同じだ」なんて
西原理恵子先生が言ってた気がします。

そうです。
お金が無い者は
発言権すらないのですよ。

儲けましょう。
儲けましょうったら
儲けましょう。

■なのに、なぜか。
「ちゃんと働きなさい」って言う人は
株取り引きとかで儲けている人を見ると
額に汗して働いてない、パソコンでちょちょっとやるだけで
お金儲けているなんて悪い奴に違いない!
みたいな感じに言う人が多い気がします。

そして同時に
「世の中お金じゃないんだよ」
なんて言うから大混乱!

■まぁ、よくある話で
自分と同じ苦労を全ての人が受けなければ
それは平等ではないのだ!
なんていう恐ろしい教えに妄執している人が結構多いのですよね。

クラブの先輩にしごかれたから
俺達も後輩をしごくのだ!
それがジャスティス!

みたいななー。

私はこんなにも苦労したのだから
自分の好きな仕事を楽しくするなんて許せない!

なんてなー。

■でもそういう人はあっさり
お金で動いたりするので

稼ぎましょう。
稼ぎましょうったら
稼ぎましょう。

はてさてふむー。

先日書いた「なりたい人がなる職業」と「なれる人がなる職業」にも通じる話。

2015年9月25日金曜日

あなたにぴったりの職業は?



■ある程度努力すればなれる職業
努力も当然必要だけど
それに加えて才能と運までもが必要な職業とか。

いや、両者ともその中で難しいものと易しいものがある感じかな?

■なりたい人がなる職業で少し例外的に「政治家」と書いて
必要なのは「覚悟」としたのが言い得て妙な感じ。
政治家に立候補するのは誰でもできるのに
みんな文句を言うだけで自分はやらないものね。
覚悟がないからです。

■基本、なりたい人がなる職業は、その仕事をする人自身が幸せになるのね。
だってなりたかった仕事だから、やれて嬉しい。

逆に、なれる人がなる仕事は、その人が好きかどうかは関係ないんですよね。
もしかしたら出来るからやっているだけでそんなに好きではないかも。
こちらは、その仕事の成果を受けるお客さんが幸せになる職業なのね。

いや、本当はどの仕事もそうでなくてはならないんだけど。

■学校の先生って別に教えるのが特別巧い人ではないですよね?
塾の先生って授業ごとに生徒から評価されるんですよ。
教え方が巧かったかどうか5段階評価で。
なのでちゃんと教えるのが巧くないと人気が無くてクビになるんですよね。
学校の先生にはそこまでのプレッシャーはない。

なので教えるのが巧い人は塾の講師になるべきだし。
子供達に勉強を教えるのが好きだって人は学校の先生になれば良い。

■まぁ、そんな感じで「職業」を選ぶ時は
その仕事が「なりたい人がなる仕事」なのか
「なれる人がなる仕事」なのかを判断して
自分に合っているのはどっちなのかを考えていくと。

なんとくの目安になると思いますよ。

どちらの仕事が良い悪いじゃないです。
自分の希望、自分の能力に合ったのはどちらか。

意外と嫌いな仕事でバリバリ成果を上げられるかもしれませんよ。

■なれる人がなる職業、つまり才能を求められる職業を選ぶ場合は
自分のことよりもお客さんを喜ばすことが出来るのかどうかで
考えると良いかもですね。

あ、そうですね。

漫画家はヤメといた方が良いかもですね(笑)

2015年9月24日木曜日

評論家の語るものは売れない。



■いや、これ評論家なんてダメだーって言う話ではなくて。

素人評論家の方の「こんなの全然ダメだね」
「みんな良いとか言うから見たけどクソじゃん」
みたいな悪態が増えて来たなー。
って感じたからなんですよ。

■野球中継を見てるオジさんが
「監督わかってねーな、オレならこうするのに!馬鹿じゃねぇの?」
みたいなの。

■それが言いやすいジャンルと言いにくいジャンルがあるのが不思議な感じで。

まず小説は読んでいる人自体が少ないから語る人も少ないのか?
映画は「この映画サイコー」的な感想が全てで、それを言いたくないから悪態に走る?
漫画は「面白い」か「面白くないか」どちらを選んでも許される?
お笑いは「簡単にやってそうな気がするので」簡単に悪口を言える?

などなど。
なんなんでしょ?
基本的にほとんどの人が物語の感想を言うことができない。
単純な現象なら感想を言っても良い気がする。
正解がありそうなものは「間違えるのが怖くて言えない」
みたいな感じかなー?

■漫画家になりたいけど何もしてない人が。
絵は描けないけど漫画原作なら出来る気がする。

小説家になりたいけど何もしていない人が。
小説は書けないけど漫画原作なら書ける気がする。

みたいな、
「簡単にやってそうな気がするので」漫画原作を選ぶ感じ。

■なので素人の悪口が多い職業ほど人気のある仕事で
売れてる市場なんだろうなー。

■評論家の人はその評論物を売るために評論しているのではなく。
自分自身を売るために評論しているので。
皆が注目しないものを評価した方が目立てるからやっているのですよ。


「お笑い」だから「分かるはずだ」になってるんですよね。
あなたが好きなモノを理解で来ない人がいるように。
あなたも誰かが好きなものを理解できないだけなんですよ。
極楽京都日記: ラッスンゴレライの面白さがわからない人達。 

2015年9月23日水曜日

世界の仕組み。


だいぶ前からこの図は描いておきたいなーと思っていたわけですよ。
中高生が世間に絶望して
「この世界は間違ってる!」
なんて思いがちだけど。
それはその穴の底。
狭い場所が世界の全てだと勘違いしているだけなのです。
テレビから流れるニュースを見ても
その箱の中で見るのと、よいしょと外に出てから見るのでは、
意味すら変わってくるほどなのです。

■まぁ、かといって学校を卒業すれば
そういうところから脱出できるのかといえば、
そうでもなくて。
会社によっては「独自の穴」を掘って
そこに社員を入れ込んじゃうところもあります。
なにか不思議なその会社独自のルールを
さも世の中の全てがそうなのだ、と
信じて疑わないシステムも多くあります。

■嫌な部分はこのくらいで
地上に出るとめいめい塔を建てて行くのですよね。
段階的にピラミッドのような塔を建てる人もいますし。
高さを競う人もいれば
面積を広げる人もいます。
遠くに空中を漂う飛行船に載っている人すらいます。

もしかしたら地下を自在に潜り進めている人もいるかもしれませんね。

組織で作っている人もいますし
個人で創り上げちゃう人もいます。

■そしてその穴からは時間が経つまで出ることはできないのかと言えば
そんなことは全然なくて。
簡単にひょいと出ることができます。

違う場所に遊びに行けば良いだけなんですよね。
特に年齢の違う友達や知り合いが出来ると良いですよね。
学生時代の1年違うだけで先輩後輩って
あとから考えるとアホみたいですし。

そしてそれをするにはネットが良いですよ。

いろんな世界を知るということに
インターネットを使って
箱の中から脱出して
世界を広げてみてくださいな。

また、朝になって箱の中に行くときは
それなりに振る舞えば良いだけですし。


適当に楽しみなはれ。

2015年9月22日火曜日

アイデアの出し方。



■まぁ、前述の通り。
何も無い所からアイデアは出ないんですよね。
なのにそこを勘違いして
「うう~ん新しいアイデアが出ないよ~」
って悩む人が多いのです。

■話は変わって

「悩む」と「考える」は別ですね。

悩んでいる人は考えていないです。
「うう~ん、こーしてもダメだし、あーしてもダメ、いったいどうしたらいいんだー」
考えて、結論が出なくて悩む。
悩む必要はないですよね。
考え続ければ良いだけです。
自分で思い付かなければ人に助言を求めても良いですし。
そもそもその企画を諦めてしまうというのも手です。

悩んでいる時間なんて無駄ですよ。

■「新しい話が思い付かないよ~」
「どんなのが描きたいの?」
「ワンピースみたいな大冒険モノ!」
「その漫画のどこが好きなの?」
「えーっと、仲間と助け合って進むとこかなー?」
「あなたの得意ジャンルは何?何時間でも話せるような好きなことは?」
「ええー?なんだろ?あ!最近釣りにハマってます」
「あ、意外」

「これが面白いんですよ、自分でもビックリなんですが」
「んじゃ、仲間と助け合って進む釣り漫画」
「え?なにそれどうするの?釣り大会とか?」
「いや、別に現実世界じゃなくてもファンタジーな世界でも良いんじゃね?」
「釣りをすることが勇者の資質!みたいな」
「まずはその仲間になるやつがライバルで出て来るのね」

「そうそう、そして大物の魚が連れそうになったとき、一人ではダメだ!」
「二人で力を合わせるんだ!みたいな」
「なー。しかし世界にはもっと凄い魚がいることを知る二人!」
「七つの海を股にかけ!」
「二人の冒険は始まるのだった!」
「おー、いいじゃない」

「王下七武海みたいな巨大な壁となる敵が現れたり」
「仲間ももっと増えそうだよねー」
「そして師匠の元で修行したりね」
「いけるじゃないー、あとは釣りについてもうちょっと調べないとね」
「あ、友達に漁師の知り合いいるとか言ってたから今度話聞いてみます」
「うんうん、んじゃなんとなくのプロットでも出来たら送ってねー」
「了解っス!」

と架空打ち合わせをしてみた。

■そんな感じで「具体的な要素」を2,3出して、
それを「繋げて」
考え続けることですなー。


はい、やってくださいな。


ダイヤモンド・オンライン 


誤字→「距離感」〜。 

2015年9月20日日曜日

口に出すと口が気持ちよくなる言葉(仮)15【まとめ】

この漫画はなんだ!?
これが現代の寄書!
意味も無ければオチも無い!
研ぎすまされた言語感覚と、
絵から浮かび上がりあなたの体を揺らす
不思議なリズム。
漫画が読者に作用する!?
セリフを口に出して言ってみると、
なにかこれまでの漫画体験とは違う効果が起こるのだ!
これが漫画表現の最前線!
前衛・芸術・四コマ・漫画!
「口に出すと口が気持ちよくなる言葉(仮)」!
ここに見参ッ!!
(そんな大層なものでもない)
はじまるよ~。












ここらで↓続きが読めます(最新版)


  






















2015年9月18日金曜日

アドバイス罪



■これはあれですね「技術的な問題」にアドバイスしているか
「面白さの表現の問題」についてアドバイスしているのかを
混同してしまって
今自分がどちらのアドバイスをしているのかを把握してないまま
言っちゃうことがあるので注意。
という話。

■漫画技術的な問題は、入門書や雑誌たまに載ってる漫画家からのアドバイスなど。
最近は絵の描き方とかで検索すればネットでほとんど捉えることができますね。
それを実行するかは本人しだいだけど。

■そしてそこらへんは編集者さんすっごく勉強してて
かなり的確なアドバイスをしてくれると思います。

ただ、上の「こうすれば漫画が面白くなる」ってところは得意ではないです。
そこらへんになると編集者さんが私的に「なんとなくそう思う」程度なので
良いものがあれば取り入れ、ダメなときはスルーすれば良いでしょう。

■しかしながら昨今は不況のせいもあり
「即戦力しか必要ないです!」
なんて言う出版社が多いです。

でも、大丈夫なんですかね?
それってつまり図で言うと60点以下の人は必要ない!って宣言で。
編集者の一番能力を発揮出来るゾーンをまるまる捨てちゃうわけですよ。

そして60点以上の人にはたいしたアドバイスは出来ない。
出来ないのに、これまで漫画描けない人に散々上から目線でアドバイスしてきたので。
ここでも何かそれっぽいこと言わないと、な感じで。
なにかトンチンカンなことを言って混乱が巻き起こるのですよね。

■まぁ、使用が無いのかもしれません。
漫画を持ち込んだり投稿して来る人の一番多いゾーンが
図で言う0~30点の人だからです。

編集者の人は日々0~30点の漫画を大量に読まなければいけないのです。

「てめぇ、根本的に漫画のマの字も分かってねぇよ!」
と叫びたくなる衝動を抑えて漫画を読んでアドバイスする。
疲弊します。
そしてそれは技術面の方のアドバイスで、
一向に面白さ表現へのアドバイスの力は付きません。

■そして詰まらない漫画を日々大量に読むので
面白い漫画が何なのか分からなくなっていきます。

警察官の人は日々悪人に出会うので
「良い人間なんてこの世にはいないんじゃないのか?」
とノイローゼになるのと良く似た感じです。

■さらに編集者の人は忙しいです。
何をしているのかはよく知りませんが。
とても忙しいです。
忙しいのでテレビを見てる暇はありません。
ネットもそんなに見れてないです。
最近の世の中の様子もよく知りません。
世間で何が流行っているかなんてのは、当然知りません。
ついには忙し過ぎて漫画もほとんど読めてないのです!

とても忙しい!

■恐ろしいですよね。
そういう人があなたの漫画にアドバイスします。
当然、的外れの方向に行くばかりでなく。
私の言っていることが正しい!
これに従わないのであればウチでは使わない。
なんてさらりと言います。
もちろん言わない人もいます。
その人は自分の正しいと思う漫画が偶然出て来るまで
延々没にします。



■怒ってはダメです。
漫画家の人は編集者さんに気をつかってあげましょう。
あなたのアドバイスは的確で素晴らしい、
あなたのおかげで面白い話が出来た、
単行本にはスペシャルサンクス○○さんって名前を書いてあげましょう。

そう誉めて持ち上げて優しくして上げましょう。
だって彼らは凄く疲れているのです。
面白い漫画が出来なくてもいいじゃないですか
彼らが良い気持ちなって
「オレがこの漫画の話考えてるんだぜ」
なんて自慢させて上げましょうよ。

…超めんどくせぇ!
つーか逆じゃねーか!

そんなワケで嘘嘘ー!
全部フィクションですよ。
もしもこうだったら怖いなぁ~っていう
私の妄想です。
そんなわけないじゃないですかー

あは、あははははははははは…。

ガクリ。

…むくり。

さておき。

■この間ふと「弱虫ペダル」がいつ始まったのかを調べたら2008年でした。
2015年最近この漫画の存在を知った編集者さんが居ました。
「へぇ~この漫画面白いですね!」
とか言ってました。
すごい!流行を7年遅れで掴み取る感性!

全部フィクションですよ!

コワイヨ~。

まぁ、有能な編集者の人が有能に働いたとして、
特別ボーナスとか出るわけでなく。
だらだらやってそれなりにこなしている人と同じ給料ですものねー。

これからは有能なフリー編集者が一般的な形になるかも。
ってのもどうなんですかねー。
なりそうですか?

私は漫画を描きますよー。
うばっしゃーッ!!!


■おまけコント
漫画家「ラッスンゴレライって知ってます?」
編集者「え?ラッスンゴレライってなんですの?」
漫画家「くっ…(知らないのに偶然正解になってる!)」
編集者「なんですのん?」
漫画家「うるせぇ!!!」



『魔法使いのお時間よ』
魔法使いと幽霊ちゃん
割とペース早めで更新でございます。
幽霊ちゃんだよ!





【新作更新】悪の組織サンダー




「口に出すと口が気持ちよくなる言葉(仮)」





2015年9月17日木曜日

最近の若者は


最近の若者は論。
あれですよね、太古エジプトの石版に書かれてあったそうですよね。
「最近若者はなっとらん!」
って、それが延々続いているわけですから
人類はみるみるバカになっているのです!

なんてそんなわけもなく。
どの世代にもバカはいるし、賢い人は子供時代から賢い。
でもアンケートを取ると
どの世代も
「自分の世代が一番良い時代だ」
って言うんですよね。
「上の世代は石頭」「下の世代は馬鹿だ」
って全ての世代が、
そう言う。

面白いですよね。

まぁ、結論としては気の合う人を見つけたら年齢は関係ないよ。

そんな話。

しかし若さはパワー!
それは揺るぎない!
勉強しないさいよ、なんて言うのも
その若さのパワーで勉強したら
とてつもないことが出来るのに~
ってなことなんですよ。

反抗心はくるっとまるめて

全て利用しちゃいなさいな。

2015年9月16日水曜日

【更新お知らせ】『魔法使いのお時間よ』魔法使いと幽霊ちゃん

【完全新作】『魔法使いのお時間よ』魔法使いと幽霊ちゃん
割とペース早めで更新でございます。
幽霊ちゃんだよ!


つづきはここらで↓




マンガごっちゃがPC向けで
あと2つはスマホ向けだけど、
ジャンプの方はPCで見てる人多いみたい。

幽霊ちゃんはちょっと前ネームで出してたキャラで
こちらに出てもらいました。

2015年9月15日火曜日

声優になろう!【声優は声質である!?】



こういう話をすると
「ジブリの映画で俳優や芸能人を使うのは許せん!」
って人が出て来るんだけど。

■根本的にあれ、事前に発表があるから分かるのであって。
誰がどの声だとか普通の人ほとんど気が付きませんよ。

■そして仮に全ての声優をベテラン声優ばかりで揃えても。
たいして映画のクオリティ上がったりしませんよ?

大切なのはキャスティング
声優ならばその人物に合った声であるか。
なので声質が大きな部分を占めるわけなのですよ。

演技が超絶巧いけど声が合って無い人と
縁起はギリギリ及第点だけど声はバッチリな人
当然後者を選びますよね。



■そして別の話で、
芸能人をキャスティングすると宣伝効果が抜群!
ってのがありますね。
朝昼晩とテレビに出て宣伝してくれます。
これを普通に広告費を出してやろうとしたら莫大なお金がかかりますよ。
億単位で。
それを声優さんがやるのは難しいですもね。

しかし、ベテラン声優、有名声優、アイドル声優を使うことも
これといっしょなんですよね。
宣伝効果を期待しての起用です。

宣伝効果はあった方が良い。
そしてキャスティング的にもバッチリだとサイコーだ!

■なので結論を言うと
声優には「大泉洋」を使うのがベストだ!
ってことになります。



まぁ、これは冗談ですが、分かるでしょ?
声的にどの映画でも凄く馴染んでいるし、
この人が映画に出よう物ならプロモーションの為に
テレビに出まくってくれるじゃないですか。
しかも、あれほとんどノーギャラらしいですよ。

■こないだ「魔法使いのお時間よ」をモーションコミック化するってので
SAY-Uというアプリ内で
誰でも応募出来るシステムでやって。
私自身が審査したわけですよ。



もちろん全然素人って人も多いのですが、
ある程度のレベルになると
アマチュアとプロの境目が分からなくなります。
最終的に選んだ人も、
「巧過ぎるから、実はプロの人だったのかなー」
と思ったら全然違ったり。
むしろプロの人を落としたりしてました。
不思議な感じです。

■そしてこれは選ぶ側、作る側からの話で
自身が声優になろうと、そしてそれを続けて行こうというのなら。
あのベテラン声優の異能な能力を身に付けていかないと生き残れない。
ってのはヒシヒシと感じます。

コエー。


■見る側の人は別に声なんて聞こえてないんですよ。
事前のキャスト情報という「文字」を見てるだけ。
テレビでミュージシャンが歌ってて
ベースの音が聞こえなくても誰も何も言わないですし。





ベテラン声優は巧い、
しかしそれと役が合っているかは別。
って話ですなー。 


あ、あと巧い人ばかりがやってる洋画の吹き替え。
あれ巧過ぎると映画観てる感じじゃなくて
「テレビ見てる感じ」になるのよねー。
たぶんジブリ映画の声優を全部本職の声優にすると

映画らしさが消えて「普通のテレビアニメ」っぽくなっちゃう危険性。

うじゃうじゃ。

2015年9月14日月曜日

minne「タヌキのポンポコ~Tシャツ~」ネット販売開始♪

お知らせ~



ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)| 

というわけでポンポコのTシャツがネット通販で買えるというお話。
まぁ、個人的には初回のデザイン料を貰っただけで、
沢山売れると、私に沢山お金が入るというわけではないですが。
面白いので買うと良いよ!
もし買ったら写真撮ってツイッターとかで送りつけてください。
嬉しがります!

とりあえず今は白のみの様子。

↓東京は下北沢のekotってお店でも買えますよってに。


LINEスタンプもあるでよ。


ぬー、しかしタヌキは意外な人気!

↓たぬきまんが場所




ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)| 

2015年9月13日日曜日

続!売れる漫画の作り方。



捕捉
1、自分が面白いと思う物の9割は売れない。
2、自分が詰まらないと思う物でも売れる物はある。
3、センスは広げることが出来るが作家の描ける範囲には限りがある。

4、もちろん円の大きさが大きい人もいる。
5、しかし、何が売れるかは誰にも分からない。

そんな感じで、例えではこんな形になってますけど
それがピッタリ重なっている人もいるでしょうし。
その狭い範囲を的確に指定できるなんて人もいる…かもしれない。
いたら…いいな…。

ガクリ。



■理想としては
読者は今こういうのを求めている!
そして、そして作者のあなたが描ける物と
読者の欲しい物が一致する場所はここだーッ!!
君はこれを描くべきなのだーーッ!!
なんて人がいれば良いのにー。

いないけど。



■ねぇ、商売でやっているというのなら
「編集者の好み」は関係ないんじゃねーの?
図では「センス」と書いてますが「好み」と言い換えて良いかと。
作家の方はどんな漫画でも描けるわけじゃないんですよー。
得手不得手があるのです。
自分の好きじゃない漫画を描くのは難しいのです。
そして自分の好きな物語を描いて、
それが売れると思って
読者にウケると思って
人生を賭けてるわけですよ。



■その点、編集者さんは自分で描くわけじゃないので
自分の好みでない漫画の担当にもなれるわけですよ。
読者のため、
そして商売でやっているというのなら。
それなのに、そこに自分の趣味をねじ込むというのなら。
それは仕事を趣味でやっている人で、
会社のお金で道楽している人になってしまいますからねー。

うーん、というかそうしたいのなら
ちゃんとそれを描ける人を見極める目を持ってくださいよー。
誰彼かまわず「作家を自分の好みの漫画描かせる道具」にしないでくださいなー。

というかもっと沢山の漫画を好きになってください!

守備範囲が狭過ぎる!

うじゃうじゃ。
その円を広げるのじゃよ〜。
円を広げれば可能性も広がるのじゃよ〜。




■あと私は担当になった人に
「何故、私を担当しようと思ったのですか?」と聞くようにしているのだけど

「絵柄が良いと思いました」
「なんとなく漫画が巧く描ける人だと思ったからです」
この2つが多くて
「ストーリーが面白い」では無いのですよね。
なのでどんなに「私が面白いストーリー」を出しても
「うーん、僕は面白いとは思わないなぁ…、なんか別のパターンで」
みたいな泥沼に何度もダイビングしていましたとさ。

めでたしめでたし。

めでたくねぇ!




■Aさん
「いやいや内海さんの好きな様に描いてください!」
「描きましたー」
「あー、うーん。こういう感じじゃなくて、もうちょっと違う感じで」
「たとえば」
「あー、うーん」
「Aさんはどんな話が好きなんですか?」
「あー、うーん」
「具体的に好きな漫画とか教えてください」
「いやいや僕が何が好きかとはいいですから、内海さんの好きな様に描いてください!」
「あぁ…はい…またなにか出来たら送ります…」

「描きましたー」
「あー、うーん。こういう感じじゃなくて、もうちょっと違う感じで」

以下ループ。

■Bさん
「はい、内海さんがどういう漫画を描きたいのかはわかりました。でも僕はいち編集者として自分が面白いと思う漫画を創り上げたいのです!」
「はぁ…」
「内海さんが自分が面白いと思うものを作りたいのならば、よそでやってください。僕たちは商売でやってるんですよ!」
「はぁ…」

そんな感じー。

はーてーしーなーいー。


関連:
極楽京都日記: 出版不況の本当の理由。 

極楽京都日記: 売れる漫画の作り方。 

極楽京都日記: 電子コミック時代の漫画家生存戦略~行って来たよ~ 

追記:
昔は優秀な編集者の人はこの”円”を2個も3個も持っていて
自分と違うタイプの読者の好みも分かる。
そんな人が編集者という素晴らしい仕事をやっているんだわ、
と夢想していたこともありました。

もちろんそんなことはなかった。

きっちり自分の好みの範囲だけしか持っていなくて、
ともすればその自分の感覚が読者の全てだ!
そうでないものは例外に過ぎない!
って考えてる人がほとんどでしたわ、

とほほ。

まぁ、そんな愚痴っぽいこと言ってないで
漫画描けや!って話です。
描きます!
描いてます!



よ〜ろ〜し〜く〜ね〜。