そのたびに「いとしのムーコ」をおすすめしたくなる!
柴犬を散歩させている人などを見るとなおさらだ!
本屋に走って買いに行って差し上げてしまおうかと思うほどである。
「いとしのムーコ」5:みずしな孝之
そんな感じで「ムーコ」は面白い。
笑えるとか、ほのぼのとかでもあるけど、
ちょっとそれだけでもないようなかんじで、
ちょうど良い塩梅の平和というか、
ぴったり良い感じの幸せがニッコニコとつまっているのだから。
■動物漫画とか子供漫画はウケがいい。
だってカワイイからだ。
でも私自身はそういう漫画が苦手なところもある。
それは何故かと言うと
作者が「動物」や「子供」を描く時に
自分より小さくて弱くてバカな者と描いている場合がよくあるからだ。
それらを自分より下に見ることで、可愛く思ったり愛情を持ったりする。
しかしそれはあくまで上から目線の愛なのだ。
そういうのが透けて見えてしまう漫画はちょっと嫌な感じがしてしまう。
■で、「いとしのムーコ」はどうなのかというと
作者が完全に「犬目線」なのです!
犬と同じ気持ちで世界の出来事を楽しんでいるし、
飼い主のコマツさんと散歩に出かけるのを楽しみにしている。
コマツさんとの中を邪魔しそうな女の人の出現に嫉妬したり、
コマツさんの友達のうしこうさんと、犬であるムーコは普通に友達のようである。
よくペット飼っている人が、ペットを家族だと言うが。
それを犬からの目線で見て
ちゃんと家族になっているのだ。
家族が楽しそうだと幸せではないですか。
■そんな感じで「いとしのムーコ」
動物漫画だとか
犬漫画だとかよりも
家族漫画だと思うんですよ。
子供も大人も老人もどんな年齢の男も女もみんな楽しめる愉快な話なのですよ。
あ、猫好きだって楽しいと思いますよ。
犬とか猫とかそういうことじゃないのですから。
好きな人の楽しい笑顔はとてもよいものなのです。
■あと今回、コマツさんの過去がさらりと出て来て
すごいギャグとシリアスの絶妙なバランスが素晴らしいのです。
そして、うしこうさーーん!!?
(笑)
バーのマスターもがんばれー!
わはははははは!
よいですなぁ。
DVD付きの限定版もあるでよ。
なんかお店をやっている人は店に置く漫画としてベストですよ。
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