■何かの意見に反対する、ということは
その元なる意見がなくてはならない。
ひとりでは反対することすらできない。
ひとりでは何もすることはできないのだ。
それはまるで愛のようではないか?
■そうです。
反対運動をする人は愛が欲しいのです!
だが!
その人のもとに愛は訪れない!
…何故だ!?
何故、私は愛を享受することが出来ないのだ!
私は何も間違っていはいない!
だから愛を与えられても良いではないか!?
しかし、そう言ったところで愛は降り注いではこないのだ。
■そして思う。
私は間違ってない。
私は正しい。
ということは
世界が間違っているのだ!
世界が歪んでいるのだ!
それはただちに是正せねばなるまい!
私は反対する!
この狂った世界に反対する!
正しい世界はどこだ!?
まっとうな世界をこの手に!
それはきっと私が愛を手に入れる世界なのだッ!!
■…なんて感じでね。
いや、そうじゃないよ!
と言うかもしれないが。
事実、反対運動で意気投合し
恋人同士となった男女は
その活動から姿を消すのである。
■愛は与えられるものではなく
与えるものなのであった!
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。