■いやー、終わりましたねー「もやしもん」
もう大団円!
過不足なくきっちりと。
それでいて、まだもう少し見たい様な気にもさせる絶妙加減でしたわ。
凄い面白い漫画でも人気があり過ぎてグダグダと引き延ばして
最終的にラストは全然覚えてない、とかよくありますものね。
もやしもん、良かったです。
■菌に対する知識やうんちくなども、この作品の魅力のひとつではありますが、
なんだかんだ言って「群像青春活劇」だったなー、
楽しかったなー、
悩んで、泣いて、怒って、笑って、はしゃいで、行動して、嬉しい!
ってね。
■主人公は全員なんですよね。
ちゃんとそれぞれに人生があって、それぞれに道を歩み。
道を外し、戻ったり、新たな道を発見したり。
そしてその違う道をお互いで助け合ったり。
それはその人に助けられたから、その人に返すんじゃなくて
その人に返さなくても、そのうち誰かに俺がお前にやったようにやってやればいいんだよ。
って感じで、まさに、そうなのだよなぁ、と。
■大人になるってことは人の助けを受け入れられることなのかもなー、とか。
ガキの頃はそれをツッバネちゃいますもんね。
「オレ一人で出来る!」
ってね。
別に「一人でやれ」なんてルールはないのにね。
■最後、登場人物のそれぞれに答えというか
進むべき道が現れたりで。
よいのう、よいのう、若いもんが目をキラキラと輝かせて
胸を張ってしっかりとした一歩を踏み出した瞬間は
とても良いのう。
と、おじいちゃんかよ!という視点で見てしまいます。
そしてそのお爺ちゃん先生のケイゾウ先生に良い事が起こるシーンが一番感動してしまいましたわ。
ここらへん、そういうシーンがそれぞれのキャラであるので
人によってどのキャラに感情移入するとかあるのだろうなぁ。
そしてそれはほぼ全ての人に対応した漫画だったということで
巧いよなぁ、ズルイよなぁ、と地団駄です。
あと、菌が「いいよー」っていうシーンも何か涙駄々漏れになってしまうのだよなぁ。
テメーが悩んでることなんて、ちっぽけなもんだぜ。って感じでね。
はぁ、いいよなぁ、青春素晴らしいよなぁ。
そして、しかし青春には年齢は関係ないのだ!とも!
さぁ、いっちょ私もやりますか!
■余談:
メガネの西野さんが好きです。
ちびっこ年長者、加納さんの方がもっと好きです。
ベリーショートの小坂さんも好きですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。