自動

2014年4月14日月曜日

琵琶湖一周自転車紀行:その1


■君は24時間、自転車を漕ぎ続けたことがあるか?

私はあるッ!!

■というわけで。
ふと思い付いて
自転車で琵琶湖一周しようと思い付き、実行に移しました。

一応、事前になんとなくは調べてたんですよ。
琵琶湖自転車一周のサイトとかもあって
見てみると
一日で一周回るのは出来なくはないが、
やらない方が無難でしょう。
みたいなの書いてあって。
そうかー、でも宿を取って2日でやるのも面倒くさいなー。
とか思ったその時の私よ!ぶん殴ってやる!

まぁ、結論から言うと出来た訳ですよ。
一日で琵琶湖一周。
しかもママチャリで。



だが、それにはその達成感を覆い凌ぐ、余りにも多大な犠牲が支払われたのであった!

■琵琶湖一周は時計と逆回り方向で琵琶湖の東側方面から回っていくのが良いみたいで、
その通りに実行いたしました。
と言ってもワタクシ京都から出発いたしましたので
琵琶湖に着くまで1時間くらいかかったのかな?

自宅を、朝6:30に出発いたしました。

自転車ナビでザックリ調べると半周「6時間」ぐらいの見積もりだったので。
往復で12時間、まぁ、あと寄り道とかしてプラス2、3時間みてたら大丈夫だろうと。
遅くとも夜の9時くらいには家に帰ってこれるだろうと。
そう、思っていたのですよ。

あさはか!

■なんてことをいいつつも前半はとても快適なサイクリングでした。

とても心地良いです。
湖岸沿いを軽やかに走るワタクシ
頬に当たる風がとても気持ち良いぜ。
高低差もほとんどなく、おだやかな風景。
釣りを楽しむ人達を見ながらすいすいと進みます。



途中ところどころ湖岸沿いではなく町中を横切るルートに迷い込んだりしますが。
そういうときに限ってお腹が!
と、ととととトイレはどこ!?
朝も早いのでお店が開いてない!
そしてコンビニが意外とない!
滋賀め!
住宅街で、もうダメだ、もうダメだーー!
と思いつつもなんとかふんばり(ふんばったらダメだが)
こらえ、もちこたえたところ湖岸沿いに出てくると
釣り人の為なのか簡易トイレが結構あって助かった。

本当に、助かった!

■琵琶湖!思ったよりも大きくて
とても雄大で、もう海のよう。
そして山にも囲まれ、とても良い自然!
ネイチャー!
自転車道も「しまなみ街道」というのがしっかりとあって。
ぐんぐんと快適に私と私の自転車は進んでゆくのでありました。



■途中、大きな風車とかあって
おお!スゲー!カッコいい!
とか


鴨なのかアヒルなのかの黒い奴が結構いて
なんなのか?
美味しいのかな?とか思ったり。


かの有名な「ピリエ守山」をちらりと見たり
もう完全に閉店してました。


桜なんかも始めは広大な土地にぽつんぽつんとあるだけで
やっぱ広過ぎるところには桜は合わないのかなー?
とか思ってたけど。
途中から湖岸沿いにアホほどの数の桜があって、
思いがけぬ花見になってホクホクでございました。



■そしてなんとか彦根城までたどりついたのであります。
彦根城自体は以前も来たのでほぼ素通りで


とりあえず昼ご飯をそこらで食べようと
近江牛の串カツとコロッケを食べましたとですよ。
とてもおいしかったです。

屋外で食べていたのですが隣のベンチに座っていたお爺ちゃんが
食べカスをカラスにぽいと上げてて
カラスも分かっているらしく
人目を気にしながらも
スイッと飛び降りて肉をくわえて飛び去ってゆくのです。
「おもしろいですねー」
「だろー、美味しいって知ってるんやろな」
近江牛を食べるカラス!
ブルジョア!

■さてと、というところで彦根城は往復の半分の半分を少し過ぎた辺り。
まぁ、全体で言うと2/5くらいでしょうか?
その時点で午後2時。

さぁ、全然予定通りじゃないぞ。
12時の時点で1/2を終わっていなくっちゃならない計算です。

引き返すなら今のうちですよ。
ここから今来た道を戻ればなんとか暗くなる前にウチに帰ることもできましょう。
それを振り切って進むというなら修羅の道ですよ?
わかっているのですか?
バカじゃないですよね?
わかっているのですよね?

■だけど、ダメなのです。
まりおさんはバカなのです。
ここで引き返してしまえば「琵琶湖一周」は達成できない。
ならば、機会を改め、もう一度挑戦すればいいじゃないか?
なんてのは面倒くさくて嫌だ。

なにより、失敗しようが
「それはそれで面白くなりそうだからいいや」
という、まりおさんの生来の気質が首をもたげ
足も、もうちょっとした坂道でツリそうになっているのにです。

このまま琵琶湖一周を続行しようと。
ペタルを踏み始めたのでありました。

このときは、まさか、あんなことになろうとは。
思いもしなかったのでございます。

つづく!





0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。