■学校の勉強とかは普通にしていたのだけど
思考、考えるということを
ほぼしてこなかった自分に
ふと気付いて愕然とするわけですよ。
■逆に、なぜ勉強をするのかというと
考えなくて済むからですね。
こういうときはどうしたらいいのかと迷ったとき
人類の長い歴史の中
誰かが既に見つけた答えがあるはずだから
それを探して読み解けば
答えは見つかる。
つまり勉強とは楽をするためのものだったのですね。
でも、それすらやりたくない人が多いのですから
「思考」するなんてのは、
ほとんどの人がやらないのです。
■では「思考する」「考える」とは何なのか?
それは、自分の意見を持つ
そしてそれが正しいかどうかを
調べて立証してみる。
それだけです。
その時に、別にその考えが間違っていても良いのです。
調べてみてやっぱり違ったなー、という結果になっても
それはちゃんと「思考」出来ています。
■しかし最近は皆さん
「間違えたくない」
「正しい答えを早く知りたい」
ってのが性根に貼り付いてしまっていて
それは「思考」には凄く邪魔です。
■「間違えたくない人」は自分の意見を言わないです。
言わないのなら間違うこともありませんしね。楽です。
■「正しい答えを早く知りたい人」は他人に答えを求めます
そして自分が正解だと思うモノを、
なんの精査もせずに
正解だと決めつけます。
なぜなら、そうすると心がスッキリするからです。
問題を解決出来た気分になります。
そしてその答えは他人が考えたモノなので
責任も取らなくてよいから楽なんですよね。
■よくあるのは
「私はよく知らないけど、テレビで偉い人が言ってたらあの人が悪いんでしょ?」
みたいなヤツですね。
考えなくて、結果が出るので、とても楽です。
そうです、思考をしないことはとても楽です。
だから、そんな人を騙すのはとっても簡単です。
さぁ、大慌てで思考をしましょう。
楽ではないかもしれませんが、
楽しいですよ。
極楽京都日記: 掃除が出来ない人の思考回路
極楽京都日記: 勉強をする理由
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— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2016年5月28日
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