感想とかレビューとかするのを忘れてしまいがちになるのだけど。
やっぱり面白いモノはちゃんと言わねばなるまいと
いうわけで「ハンターハンター」は面白いよ!
というか次元が違う感じで面白いよ!
■最近とみに思うのは
すっごく面白くて売れてる漫画って
様々な階層(レイヤー)に面白さが配置されているのよね。
このハンターハンターも
話がすっごく込み入ってきて内容も感情も複雑になってきているのだけど
(まぁ、私はそこが面白いのだが)
普通に、少年漫画の冒険モノにもなっていて
小学生も普通に読める。
細かな内容を理解しなくても
どんな状況になっているのかは大体分かる。
そしてその大体分かった状態で面白いのよね。
■それでこの漫画には大量のキャラが出てくるので
それぞれの立場、目的、思想が様々で
それの全ては今の君には分からないかもしれないけど
数年後読んだら、あのとき分からなかったキャラの心情がありありと分かる!
なんてこともありそう。
これももちろん分からなくても
誰か分かるキャラはいるので、
そいつを中心に読んで行くだけでも
ずんずん面白い。
■この階層に配置された面白さ。
分解して行くと
それ単体でひとつの漫画に成るほどの分量だ。
アクションバトルだし
推理モノだし
冒険活劇だし
取り引きと駆け引きの探り合いだし
人間ドラマだし
成長物語だし
政治の話だし
企業の話だし
恋愛モノだし
友情モノだし
■結局の所
世界の話になっている。
それらのどこかひとつに引っかかるだけでも面白いし
たいていひとつってことはないだろうから
普通の漫画の数倍面白くなってしまうのね。
■まぁ、これは逆に言うと
大抵の読者は漫画の内容をほとんど理解していないとも言える。
自分の理解出来る範囲のことしか分からないのね。
当たり前と言えば当たり前なのだけど。
「誰にも理解出来るモノを描けば良い」と思うかもしれない。
はたしてそれは実は果てし無く難しい。
内容が限定されるからだ。
全ての人が理解しているモノなんてないからだ。
友情、恋愛モノはそれに近い題材だけど
それでも子供の恋と大人の愛は違ってしまう。
■なので、階層を増やす。
キャラを増やす。
世界を広げるのだ。
(ワンピースなんかもそうね)
話が、どんどんズレた。
理解すればするほどに
人の気持ちが分かるほどに面白さが増えて広がっていくのだ。
そう、世界は知れば知るほどに面白い!
冒険の旅に出よう!
■【単行本続きのジャンプ連載の展開】の感想
ヒソカの覚悟がまさかここまでだったとはー!
普通、どちらか1人が死ぬまで決着がつかない展開だと。
引き分けで終わるか、死ぬけど念能力で完全な元の体に復活。
の2択だと思うじゃないですかー。
どっちもでなかったー!
スゲーなぁ、どうしてこの展開を思い付けるのかー。
あぁ、今日はこの話を読んでめちゃくちゃ元気が出ましたよー!
面白いなぁ。凄いなぁ。
追記:
今までは念能力は飛び道具な武器として使っていたのが
身体的な体術を使う時にも
日常にも常に使い続けることになるので。
ただ走る飛ぶ殴るが
すべてが能力とミックスされた行動になるのよねー。
ほへぇー。
追記:
今までは念能力は飛び道具な武器として使っていたのが
身体的な体術を使う時にも
日常にも常に使い続けることになるので。
ただ走る飛ぶ殴るが
すべてが能力とミックスされた行動になるのよねー。
ほへぇー。
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