わーーーーッ!!
なんじゃこりゃ!
これ最高の映画じゃないですかー!
わーーー!!!
どてんばたん!
どーーん!
…はぁ、はぁ、はぁ。
というわけで、こんな凄い映画をなぜ誰も教えてくれなかったのだ!
あー!もー!
…はへぇー。
■第二次世界大戦中、ドイツの暗号通信期「エニグマ」
その通信は誰でもがいともたやすく傍受できるのに
その暗号を解読出来ないがためにイギリスは神出鬼没のドイツ軍の攻撃になす術がなかった。
その解読のために国家有数の天才的頭脳の持ち主達が集められた。
その中のひとりがチューリング博士。
現在、AIが人間に近づいたかどうかを判別するテスト「チューリングテスト」
その発案者であり、現代のコンピュータの基礎を作った人物でもある。
■まぁ、こんなあらすじを聞くと。
戦争の作戦に頭脳で挑んだ天才の話、っぽいのだけど。
そうでもあるのだけど、それ以上に人間ドラマだった!
そして人生の話だった!
もう心が揺さぶれまくって
涙がぼろぼろ出てしまう。
悲しいのではなく、
人に理解されることの喜びで泣いてしまうのだ。
■頭が良過ぎて、学校では虐められ。
まわりに合わせることができないので、
職場では疎まれる。
正しいことをやっていても、
周囲と同調をしなければ、嫌われ、さげすまされ、
その異質さに苛立つ者から
暴力を与えられる。
■彼らがなぜ暴力を振るうのかと言えば
気持ちがスッとするからだ。
異質な者を殴り飛ばすのは気分が良いからなのだ。
つまり暴力とは満足である。
しかし、その満足を得ると
彼らはその異分子に興味を失う。
満足を得るためだけに殴られる。
戦争もそのような物だ。
■そんな流れを踏まえながら物語は進んでゆく。
暗号解読のチームは
仲違いをし、上司の不理解を買い
めちゃくちゃになる。
しかし、理解もあり、人間的成長もあり。
仲間になり、恋もする。
そしてついには成功に至る。
しかし、人生がそう簡単にハッピーエンドで終わらないように。
この物語は続く。
そう、これは実話を元にした物語なのだ。
なんてことだ、なんてこと!
■政府の軍事的な作戦にかかわるのだ。
秘密をどんどんと抱えてゆく。
仲間にも両親にも恋人にも言えない秘密を抱え込む。
孤独を抱く。
彼に必要なものはなんだったのか。
誰もが想像し得なかった人物が、
誰もが想像し得ない偉業を成し遂げる。
全ての人に同じ物が必要なわけではない。
それぞれに重要なものはそれぞれに違う。
それを与え合うのがコミュニケーションなのかもしれないね。
■いやはや、割と人生でのベスト映画にランクインする物語でしたよ。
ヤッタネ!
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