■同年代ばかりの横の繋がりと付き合うより
縦の年上や年下との交流を広く持った方が
なにかと良いことが多い。
まぁ、年上と友達になるのは難しいかもだけど。
世間話が出来るくらいの知り合いくらいにはなっといた方が
本当助かるのだ。
■でも、中高生くらいだとやっぱり
同世代とだけ付き合ってしまって
むしろ、年上は敵で、年下はバカだ。
みたいなことを思いがち。
しかし、そうすると世間はめくらめっぽう狭くなる。
さらに、その同世代の人全てと付き合っているわけでもないので
近所の同世代とだけ、
人数的には凄く少ない。
少なくて狭い世界が作られる。
そしてその小さな世界で悩み、
いともたやすく絶望してしまうのだ。
■だが、その年齢差も歳を取るごとにどんどん寛容になってゆく。
小学生の1歳2歳の差は絶望的に大きな差に感じられるが
30歳を越えてくると
もう10歳くらいほとんど差が無いと感じる。
さらに40歳、50歳となってゆくと
20歳差も30歳差もたいして変わらないものだ。
■いや、それでも年齢の差は絶対だ。
なんて思うのであれば。
あなたは1年ごとに1年分進化していなければならない。
去年に比べてたいして変化がなかったのならば
あなたの年齢は嘘の年齢だ。
それはつきつめれば1日ごとに進化していなければならない。
そんなことは大抵の人ができていない。
年齢なんてのはただの時間の経過に過ぎない。
■では、どうして同世代は話しやすいのか?
同じ体験、同じ経験をしている確率が高いからだろう。
お互いに詳しい説明無しに話が出来る。
楽だ。
■そして、それは同じ趣味を持つ者同士でも可能だろう。
音楽や映画、これらは突き詰めている人同士だと
年齢の差は感じずに付き合うことが可能だ。
同じ映画は知らなくても、
映画の何が面白いかは語れるからだ。
■この間、テレビで20代くらいの「とんねるずの大ファン」だと言う若者が
とんねるずの二人に会って大興奮していた。
「いや、君くらいの年齢だと俺らの全盛期知らないでしょ?」
と聞けば、Youtubeとかで過去の映像もどんどん見ているとのこと。
音楽なんかも若い子が昔の音楽の大ファンだったりもする。
ネットで時間を越えることで、
時代性が無くなって来た。
■同じ体験をしていると会話をするのは楽だ。
楽なのでそこで友達や知り合いになりがちになる。
でも、同じ体験をしなくても
その体験を巧く説明できれば結局のところ同じことになる。
自分の体験している面白さを説明することが
君にはできるだろうか?
■では実験だ。
自分の年齢のプラス10歳年上の自分、
タイムマシンかなんかで出会えた場合
10歳年上の自分と君は
楽しく会話できるだろうか?
もしくは10歳年下の自分
そいつと君は対等に会話できるだろうか?
年齢を狭めて行って
5歳年上の自分
5歳年下の自分
3歳年上の自分
3歳年下の自分
1歳年上の自分
1歳年下の自分
1年差くらいならどうにかなる?
それなら君は1年では何も成長していないことになる。
■本当はそれらの年齢の違う自分は
全員今の自分とは違う。変化しているはずだ。
その変化を楽しめるかどうかだ。
変化しているのなら
それを聞いてみればいい
なぜそうなの?
どうしてそうなった?
今、どんな気持ち?
自分ですら年月が経つと変わる。
でも自分は自分だし。
なんとなく話せる気はする。
つまり年月の差は関係ない。
年齢の差はたいした物ではない。
■同年代の自分とは違う他人と話せるのならば
歳の差がある他人とだって適当に話せるはずだ。
未来の自分と話したり
過去の自分と話したり
年齢の違う人と会話をすると
時代を超えて色々な知見を得ることが出来るのだ。
やった方がお得です。
■わかったような、わからないような話ですが。
まぁ、騙されたと思って。
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