洋画と邦画の面白さの違い。
いろいろ言われていて
まぁ、結局の所制作費が違うからだろう?
というところに落ち着いていたのだけど。
この幸せと不幸せの量のバランスで腑に落ちた。
■そういえば日本の映画
悲しいシーンや
不幸なシーン
イジメのシーンや
理不尽な暴力を受けるシーンが
あからさまに多い気がするし、
そこをじっくりねっとり描き過ぎている気がする。
■もちろん洋画にもそのようなシーンはあるのだけど、
それを取り戻す幸せなシーンがある。
日本の映画にはその「幸せなシーン」がとんでもなく少ない。
心がワッと沸き立つような幸せなシーンがまるでない気がする。
■そして不幸から幸せの距離が離れているほど
感動は増すだろうから
不幸なシーンがどん底ならば
幸せなシーンはとんでもなく幸せな方が感動は大きい。
なぜなんだろう?
日本人は幸せを描くのが苦手なんだろうか?
■例えばホラー映画なんてのは幸せなシーンは無い
その代わりに「怖いシーン」がある
ホラー映画では怖いシーンが、喜びで楽しみなのだ。
しかしこの場合でも日本の映画の場合
恐怖も描くのだが、同時に「悲しみ」も描いてしまっている。
悲しみを描くのであれば幸せも描かなければいけないのだが、
描かない。
せっかくの恐怖という楽しみが悲しみでしょんぼりしてしまう。
悲しみがあるのであれば幸せがなくてはならないのだが、
それはない。
悲しみだけがある映画になる。
お金を払って悲しみだけを体感するのだ。
とっても損した気分になる。
■映画は人生で、
人生は嬉しいことも悲しいこともある。
それは分かる。
ならば悲しみだけを描くのは
人生の半分で
その映画は完成品の半分の
未完成品だ。
■なぜなんだろう?
日本人は幸せを描くのが苦手なんだろうか?
人生とは辛く厳しいのだから幸せは描くべきではない、
なんてバカげたことを思っているのじゃないだろうか?
幸せの無い人生なんて生きる意味が無いし。
幸せの無い映画なんて見る意味が無いよ。
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ストーリーのアップダウンは同じなのに。
すごく下の方でアップダウンしている感じね。
洋画と邦画のストーリーライン。 pic.twitter.com/xkDNtxy4Ut— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2016年6月1日
誤字×起→○超
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