■「中国嫁日記」は何故ヒットしたのか?
と聞けばほとんどの人が
「中国人の嫁」をもらったというエピソードが面白い
つまり中国嫁が面白いのだ。
タイトルの通りだろう?
と言うと思うが
それは違う。
だって、中国人の嫁をもらった人は
何人もいるしその人達全てが
この漫画の様な面白い話を
面白く話せるわけではないからだ。
むしろ逆に中国嫁をもらったことで不満ばかりを口にする人もいるだろう。
同じ体験をしてもだ。
だから、この漫画が面白いのは
受けて手である作者、ジンさんが面白かったのだ。
彼の成果なのである。
■そして、さらに、しかし。
もちろん彼一人では「中国嫁日記」は面白くなり得ない。
一人ではただのオタクのヒガミっぽく理屈言いの偏屈中年なのであるからだ(笑)
中国嫁であるところの「月(ゆえ)さん」に出合って
その相乗効果でこの漫画のヒットがあるのだ。
つまるところ
二人の成果なのである。
■このコンビになってこそ、その力を何倍にも発揮出来る。
というパターンは結構あって。
「水曜どうでしょう」の大泉洋とディレクターの藤村の関係なども
そうではないかと思える。
実際、私「どうでしょう」の大ファンであるが
大泉洋の他のテレビ番組などは「どうでしょう」と比べるとあまり興味がない。
ぶっちゃけると詰まんなかったりする。
やはりあの面白さは二人が合わさってこそなのだ。
しかし相性が良ければ、違う人でも良くて
トーク番組とかで
大泉洋ととんねるずとか
大泉洋と西川貴教なんてのも大変良いコンビネーションでした。
■なので、なにか面白いモノがヒットしたとき。
それのメインのモノを注視するのも良いですが。
実際の面白さの肝は、その「相方」にあり。
「二人のコンビネーション」にあるのだと思って見ると
世界が広がる気がします。
■801ちゃんのチベくんとか。
この漫画のヒットに続いて「彼女がオタク」「彼氏がオタク」など似た様な本が柳のドジョウで沢山出ましたが、
残っているのはそれを見る「相方」の力が大きいのですよね。
■あと、
ダウンタウンの浜田があってこその松本とか。
これは個人個人でも面白いのですけど、やっぱ二人揃うと「とても良い」んですよ。
そして、オードリーの春日。
キャイ~ンのウドちゃん。
お笑いコンビなどは、まさに!ですね。
■「ヒットの法則は相方にあり!」です。
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