道満晴明の8ページショート漫画集。
これがもう秀逸!
8ページなのに
映画のような感動がある。
言い知れぬ余韻がある。
どうしようもない感情がある。
くだらねーギャグがある。
あとSFもファンタジーも愛も希望も絶望もあるよー。
なのですっごいステキ。
大好きですよ。
■なんとなく各話ごとに散文を。
1、童話の世界の女の子たちが全てゾンビに。悲劇だわ、喜劇だわ。
2、迷子になる女の子、どこかに行かぬように手を繋ぐ男の子。幸せになるといいね。
3、世界創世SF、星新一っぽいね。世界は丸い。コミカライズの星新一本にこの作者も参加してるよ。
4、殺人鬼で食人鬼で。だけどもどちらが正義でどちらが悪?どちらが幸せでどちらが不幸?
5、森に住む魔女は恐い?彼女が楽しいことってなんだろう?
6、くっだらねーギャグに包んでいるが、それに隠れて良い話。
7、ヴァンパイヤが部屋に入ることを許可してはいけない。もし許可してしまったら。それでも生きていた男の話。
8、毎夜無言で枕元に立つ幽霊はいったい俺達に何を訴えていたのか。それはきっと…
9、巨大女に愛された男の幸せ。食べちゃいたいくらい好き。
10、ネットゲームで走行速度のパラメーターだけに偏って上げ続ける女の子。なんて幸せな物語。これ一番好き。変な声が出る。
11、未来、SF、宇宙の彼方には無限の冒険が広がっているのか?そうでもないこともある。ちょっぴり良い奴もいる。これが宇宙か。
12、桶屋が儲かる、バタフライエフェクト、SF、落語。すっとんぴょん。
13、世界の終わりのようで、世界はまだまだ俺の知らないことばかりだった。
■そんな感じでオススメよ。
既刊も2冊あるでよ。
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