速水螺旋人
■いやー、これもお金なくて買えなくて、ようやく買ったのですが。
後付けみたら出版去年の12月だった、やべぇ。
もうすぐ4巻でるんじゃないか。
■んで、疑似ロシアの戦争モノみたいな漫画なんですが。
良い感じのバランスなのですよね。
戦争モノにある悲壮感があまりないのですよ。
いや、だって何年も戦争していれば
それはもう生活の一部になってしまうので、
四六時中、緊張状態ではいられないわけですよ。
むしろ、そうしなければ「人間らしさ」を失ってしまうのです。
■かといって、のほほんとばかりしているワケではなく
ちゃんと戦争もしています。
しかしながら主人公の所属する部署は兵站軍。
物資の輸送の手続きやらの書類を作るお仕事なのです。
紙で戦う兵隊さんなのですね。
■腕っ節自慢の兵隊からはデスクワークのへなちょこ軍だ。
と、バカにされますが。
いやはや、何をおっしゃる。
彼らがいなければ戦争の全てが動かなくなる。
むしろ彼らこそが戦争を回していると言っても過言ではないのだ!
■ってな感じで。
そんでもってロシアの「いい加減さ」が美徳として描写されてて
とてもよろしい。
それが人間的でもあるのですよね。
そしてスパイも居れば裏切りもあるし権力の横暴もあり。
あぁー人間だなぁ~。
■なのに、それぞれの登場人物がそれぞれに「自分の生き方」を持っていて
「いい加減」なのに「しっかりしてる」んですよ。
面白いなぁ。
人間って素敵よね。
とそんなことを思ってしまう戦争漫画ですよ。
いっぺん、読んでみなはれや。
おもろいでっせ。
■アーネチカちゃんカワイイ。
マルチナ中尉もカワイイ。
あの暗殺者の女の子?男の子?もカワイイですよな。
2重スパイのあの人も良い感じですし。
面白い人しかいませんぜ。
あとお正月の雰囲気が凄く良かったなぁ~。
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