■攻殻機動隊
攻殻機動隊は政治や科学技術の話が入り組んだ難しい話だと思われがちだが。
その根本は愚直なまでの「正義感」である。
という話を聞いて凄く腑に落ちた。
■私も本当は正義を求めている人だからだ。
だけど現実の世界では「正義の味方」なんてのは存在出来ない。
仮面ライダーが現実に現れるにはいろいろな物語的嘘が必要だ。
本当に正義を求める人ほど、正義の味方を信用出来ない。
どんどんひねくれてしまう。
■ネットでたまに見る
実は悪の組織の方が一生懸命がんばっているではないか。
むしろ悪の方が良いのではないか。
正義の味方は思想もなく、ただ対処的に悪を倒しているだけである。
なんて意見。
なんて意見。
つまり正義は防戦なのだ。
戦ってはいるが、つねにディフェンス。
悪が攻撃して来るまでは待機なのである。
■そこで現れたのが、現状、法律や国際関係なのどの問題で国が対処しきれない犯罪に対して
常に「攻性」であり続ける組織。
それが公安9課、
攻殻機動隊なのである。
攻殻機動隊が難しい、というのならば
現実に正義の味方が存在するのはそれくらい大変なことだ、ということなのだろう。
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