今、絶賛お金無いので漫画単行本はチェックして
amazonのカートにどんどこ入れる、だけ。をやっているのだが。
少しは買っておこうと桜玉吉の「深夜便」を買いにいったらこれがあった。
■漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス) 桜玉吉
というわけでこっちの話で。
いやー良いですよねー。
エッセイ漫画で徒然草な感じで心にうつりゆくよしなしごとを、
本当にただただ描いただけなんですが。
たまらなく好きなのですよ。
■なんかもう水木しげるの域に達しているんだけど、
あそこまで達観出来てなくて、
心の中でじたばたするのだけど、
それを余す事無く描いちゃうのが凄いのよねぇ。
個人的な感情を一方的に描いているのにどこか第三者目線で自分を見ているの。
■突き放しているのに、
悩んでいるし、
絶望しているのに、
小さな幸せはいっぱい見つけてる。
伊集院光っぽくもあるよね。
■そしてハッと気付いたのが「ヨコハマ買い出し紀行」に似てるってこと。
いやいやそんなことないでしょー?と思うだろうけど。
子海石先生の見て歩く者のマークとかね。
桜玉吉は現実世界であの世界に居る感じ。
もしくはあの世界の人達がこっちに来ると、こんな感じなのかも。
■あと深夜便は「ベン」なのね^
この怖い話っぽい?ヤツはただの勘違い?
と思いつつもジワッと怖いですね。
わからないから怖い。
■なんというか全体的になんでもないようなことで、
そして特にそれに理由はなかったりする。
でも、いいよね。って感じで。あぁ、生きてる生きてる。って感じ。
■読んだ人との共有感で
「てつろう…」「メーテルぅ~~~!!」(笑)
からのスッと現在に帰ってくるあたりがもう、最高ですよね。
愉快じゃないけど愉快愉快。
いろいろあるから面白い。
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