自称頭が良いと思っている諸君!
にお勧めの小説です!(笑)
私の心の師匠の一人である渡辺浩弐さんがすすめていたので
ためしに買って読んでみたら、驚愕!
いや、ミステリでトリックなのですが。
この仕掛けは誰にも見抜けないであろうと。
というか見抜ける、見抜けないじゃなくて
それが理解出来てしまった瞬間に
アハ体験じゃないけれど
脳に快感が走りますよ。
もう、なんたることや!と、わけがわからなくなって
むしろゲラゲラ笑ってしまいます。
もちろんこの本の冒頭にも書いてあるのですが
未読の人にこの本の秘密は明かすことはできません。
読んだ人のみがその快感を味会うことができるのです。
そう、まさに、しあわせの書
これを読めばあなたは幸せになるのです。
■そんな感じでこれ読み終わると
すっごい人にすすめたくなりますよ!
本当に小説のラストにタネが明かされるのですが
そのときこの人はどんな顏するのだろうと、想像すると楽しくってしかたがありません。
そんなハードル上げて〜
面白くなかったら怒るよ〜
と言ってるあなたも、これ人にすすめるのに最適な
コミュニケーションツールとしても使えますので是非。
そして冒頭に言った「自称頭の良い人にお勧め!」は
多分そんな人達は最後まで読むと、打ちのめされてしまうのは確実!
自分は絶対この作者にかなわない!と絶望を感じるでしょう。
だったら読まないよ、ですって?
ぷぷぷ、逃げるのですね。
自称頭の良い人よ!
あと、は小説家志望の人にもお勧めですね。
この小説、実は絶対映画化、漫画化できないんですよ。
小説であるがこその面白さ、小説だからこその不思議さ。
文学というものは可能性に満ち過ぎてる!
と感じた後、小説家志望の人は絶望するでしょう。
だったら読まないよ、ですって?
ぷぷぷ、逃げるのですね。
逃げてばかりの小説家志望のボンクラ共よ!
■長々と語りましたが
誰でも本当に読んで欲しい。
ディズニーランドの新しいアトラクションを試す気持ちで
いや、本当に「しあわせ」になれますよ(笑)
■しかも、まぁ知ってる人は知ってる小説らしいのですが
初版が昭和62年なんですよね。
その時代のものが未だ面白いというのも凄い所です。
■あと、ネットで調べたらネタバレ発言してる
趣きもセンスも無い発言があるかもしれないので
検索せずにパッと買って、すぱぱぱっと読んじゃいましょう。
騙されたと思って。
いや、本当「しあわせ」になりますから。
「しあわせの書」泡坂妻夫
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