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2016年8月29日月曜日

オリンピックの応援


「生まれながらの金持ち」とかには「ズルイ」とか言っちゃうのに。
自分の生まれ故郷については
それを利用して良い気分にひたるのは別にかまわない。
それが少し不思議。



■いや、まぁ同郷だから
なんとなく贔屓にして応援してしまう。
というのは分かる。
同郷の人が勝つと嬉しい。
ってのも分かる。

■しかし「誇りに思う」ってのは違うんじゃねーの?
オリンピックの日本代表の人が強いからといって、
あなたには全然関係ないことであり、
あなたはあなたで、ただテレビを見ている人なのだから。

頑張っている選手が偉くて頑張って素晴らしいだけだ。

たぶんその選手に何か援助したわけでもないだろうし。

ただ、生まれた場所がいっしょだっただけだ。

選手の努力と成果は選手だけのものだ。
何故、あなたが急に横から出て来て分け前を貰おうとするのだ?

あなたの誇りはあなたの努力で掴み取れば良いじゃないか?



■たとえば逆に、
あなたが大学に合格したのは
地域のみんなのおかげだよ。
私は君のことを誇りに思うよ。
と同じ町の知らないおっさんに言われたら
気持ち悪くないだろうか?
大学に落ちた場合は
「同郷として恥ずかしい」とか言われるのだ。
知らないおっさんに。

■なので、私は同じ地球人として。
オリンピックの選手みんなスゲーなぁ、
と思うのだ。
カッコいいよね。
素敵ですよね。
私も頑張ろう。

JOC
日本オリンピック委員会


極楽京都日記: 愛国心? 




2016年8月28日日曜日

【映画感想】傷物語〜弐、熱血編〜


三部作の二作目で物語はブツリと切れるのだが。
いやはや異様な快作だ。
ジブリやその他のアニメ作品とは方向を違えた
思いがけぬ向きにグングンと伸びている奇妙なアニメ。
それがまた怒濤の力でぶん殴る。
凄い質量を持った精密な鈍器。



アニメ制作会社、シャフトが作ったこの「物語シリーズ」のテレビ版は
独自の演出、背景処理、などでそれはそれで奇妙な技量があったのだが。
それはテレビスケジュール的な省略であったのかもしれない。



この映画では欲望を全開にして描いている感じだ。
全ての枷を取り払って
ねぇ、ねぇ、映画なのだから、ここまで描いて良いですよね?
もっともっと描いても良いですよね?
完璧に完全にどこまでも描いてしまってよいですよねー?
あーーー!!楽しいーーーなーーーーぁッ!!!
みたいな描き手の喜びが聞こえるような気がする。


ほんとう、どこまでも進んでいる。
こんな所まであったのか!?
みたいな場所まで連れてこられる。
芸術とアトラクションが混合したような感じだ。
とても興奮した。



すげーなぁ。

あと、音楽もむちゃくちゃ良い。
気持ち悪いくらい^^








2016年8月27日土曜日

【小説感想】「ランボー怒りの改新」前野ひろみち

森見登美彦氏が帯コメントを書いていて、
奈良に埋もれていた驚愕の才能が衝撃デビューというふれこみなのだが。
そんな情報を森見登美彦氏本人のツイッターのリツイートから知るということなので。
ははぁん、これは森見登美彦の変名で前野ひろみちと言うことでやっておるのだな?
ご本人、昨今は結婚されて京都を離れ嫁の実家である奈良に越したというし。
文章もまさにそれっぽい。


■というか「前野ひろみち」なんてペンネームも
前に在る広い道、「ならやま大通り」やら
奈良時代にあった平城京の羅生門から朱雀門への
「朱雀大路」なる大きな広い道から、
前野ひろみちである!
なんて言う
くだらない名付けであろうことは想像に難くない。

■さておき。
が、そんなことはさておきなのだ。

この小説は傑作である。
傑作だったのだ!
怒濤の如くパワフルで、
溢れんばかりのみずみずしさ。
甘美で、矮小で、阿呆で、優しい。
なんということだ。
とても面白い!
ズルいぞ、馬鹿!

■これは四編の短編からなる短編集である。
そしてそのことごとくが奈良を舞台にした話だ。

「佐伯さんと男子たち1993」
ボンクラ中学生男子3人組と
不思議な雰囲気を持つ同級生女子佐伯さん
あと草原に鹿。
ひねくれていたが今思うと
あれこそが青春のきらめきだったのだ。
みたいな、美しく阿呆な想い出。

「ランボー怒りの改新」
戦地からやっとの思いで故郷の奈良に帰って来たランボー
何を言っているのだ。
奈良では蘇我入鹿中大兄皇子中臣鎌足らの政権争いのまっただ中だった!
大化の改新は成し得るのか!?
戦争などくだらないことはやめろ!
ランボーの怒りは頂点に達するのだ!
だからオマエは何を言っているのだ!?
そんな話ー。

「ナラビアン・ナイト」
あぁ、してやられたー!
アラビアンナイト千一夜物語
それは王様に寝物語としてお伽の女が面白い話を話して聞かせる。
しかし王は狂っていて気に食わぬと切って殺す。
なので女は物語を次々と繋げてゆくのだ。
物語の中の人物が物語を話出す。
そしてその物語の中の人物がまた物語を紡ぎ出す。
そんな入れ子構造がアラビアンナイトなのだが。
それを巧いこと現代の物語でやられたー!
いつかやろうと思っていたのにー。
というかこうやれば良いのかー。
そんな感じでとても見事な大傑作でありますよ〜。
見事なり〜。

「満月と近鉄」
そして最後のこの単行本での描き下しの一編なのだが。
主人公は「前野弘通」なる18歳の男だ。
こいつが小説家になろうと奈良の端でうんうんと唸り。
その山奥で不思議な乙女と出会うと言う。
ここにまた先ほどのアラビアンナイト方式の入れ子構造が、
この書籍内でカタカタと音を立てて積み上がってゆくのであるよ!
あぁ!もう!
そしてこの弘通くんには京都の大学に進学した友人が居るとかね!
あぁ!もう!
さておきながら、この物語はとても純真で透明で美しい輝きを放つ
青年のよくある苦悩と、
それを乗り越えるパワーと、
その瞬間にしか知り得ない純真な美しさがあった。
それをくるりと書き留められているのだから
溜まったものではない!

■あぁ、もうなんだこれ!

傑作じゃないか!

としか言いようがない!

もう、本当にズルいぞ!





あと、解説の仁木英之も合わせて入れ子構造になっているのが、本当にズルイ!^^
そこまでが作品。













2016年8月24日水曜日

日本卓球女子漫画キャラ


なんとなく、見てしまったら、見入ってしまったのであった。
準決勝だったのかな?
そして3位決定線も見た。
なんというか
「あぁ、この娘たちの勝って喜ぶ笑顔が見たい!」
と思ってしまうのよね。
それがキャラクターってことでしょうねー。

日本卓球女子漫画「たく☆じょ!」
良いキャラです。
漫画は別に描きません。
そのうちこっそり自分の漫画の中に使うかもですが^

この中では石川選手が好きですよ。
絵を見てそうとは気付かないとは、君は絵を見る目がないね!(ヒドい!)

KAWAII!











2016年8月22日月曜日

【#シンゴジラ】ゴジラのヒロミちゃん【#尾頭ヒロミ】


まぁ、と言いつつも一般的には石原さとみが人気ですけど。
一般的にはね。
表向きにはね。
まぁ、そんな奴はなんにもわかってねーな!と^^

カヨコ・アン・パターソン(石原さとみ)
尾頭ヒロミ(市川実日子)

よく女性雑誌で乗っている
「男性受けする服装」とか
「男性受けするしぐさ」とか
けっこうピントズレてることが多いのですよ。

そう思っている。
女性がそう思いたいだけのことが多かったり。

なんというか男性は単純にストレートに実直な感じが
本当の所で好きなんですよ。
単純なんですから。
下手に策略を巡らせても
上滑りしちゃいますってばよ。

一生懸命頑張っている所とか
好きなことに真剣に取り組んでいる所とか
大好きですよ。

まぁ、本音が好きだと言っても
本音で悪口大会されるのは嫌ですよ。
当たり前ですけど。

あぁ、そうだ「飾らない」ってのはそういうことですね。




えっ!?尾頭は「おがしら」って読むの


あのキャラに花束を:
- ねとらぼ @itm_nlabさんから
- Togetterまとめ   @togetter_jpさんから




2016年8月21日日曜日

下鴨神社ライトアップ

参道のライトアップは無料で。
境内のイベントは500円そしてこちらは土日のみの開催なので注意
昨日見に行ったときは参道いっぱいまで人が並んでいて
15分置きに入れ替えということらしいので
1時間以上待ちの感じだったのでスルーしました。
早く行って並んでも良いけど、暗くならないと楽しめないし難しいトコロ。
正面の参道から入っていった方が良いです。

まぁ、さておき見れて良かったですよ。
とてもきれい。
体感が良いです。

以下、写真と動画をぱらぱらと
















盆踊りはこれと関係なくいつものイベント
8/20だけだったみたい。






下鴨神社
呼応する球体-下鴨神社 糺の森
(8/17(水)土・日曜のみ)
日時
2016年
8月17日(水)~31日(水) 
18時~21時30分
料金
糺の森参道沿い(呼応する木々) 無料、
楼門内(呼応する球体) 有料:500円
アクセス
出町柳駅下車 北へ徒歩約10分



極楽京都日記: 下鴨神社【紅葉】 


日本科学未来館

コミケ行ったついでにちらりと見て来た。
思ったよりも大きくて見応え十分過ぎる
時間足りなかった。
あとドームシアターの映像面白そうだったけど
満席で見れなかった。
朝10時くらいについたけど4時くらいまで満席だったので諦めた
ネットで予約は出来るみたい。
まぁ、ともあれとても楽しい場所だったよ。
特設展の忍者のやつも面白かったよ。

ざっくり写真と動画をどうぞ。

石黒教授のあれね。

マツコロイド創った人のあれですよ。

これはなんだったけか?
データ通信の0と1をリアルな感じで可視化みたいなの。

巨人のドシンの飯田和敏らが製作の
「アナグラのうた」
体感ヴァーチャルみたいな。

「お父さん、どうして天井は透明じゃないの?」

国債宇宙ステーションISSの居住区のレプリカ。

水素エンジン?だったかな。
カッコいい!

迫力!

燃える!(燃料が!)

その持って行く燃料の重量が問題だったりするのよねー。

宇宙放射線や地球の環境破壊が
どのように世界に影響するかの
動く模型。
興味深し!

スーパーカミオカンデの電球みたいなアレ。

うひょー!

素粒子とかニュートリノとか見つけるの光るのだぜ!

思ったより大きな施設でした。


油圧Tシャツ。
ちょっと欲しかった^

以下動画。


よいところでした。


極楽京都日記: 大文字登山。