2016年8月10日水曜日

自己中心的評価


■特別な人間になりたいとか
皆に認められる凄い人になりたいだとか。
それはまぁ、思うものだけど。
いつしか多くの人が諦めていく。

■そうした人達が次に目指すモノは何かといえば
「平均値」を求めるようになるのだ。

自分は凄く良くはないけれど
凄く悪くもない存在だ。
そういうものを目指してゆく。

■でも、良いものになるの諦めているのだから。
良いものになる努力はもうしない。

でも、そこそこの平均点は欲しい。

ならば、まわりの人間を同じにすれば良いではないか。
自分より上のものをこき下ろし、
自分より下のものを馬鹿だとけなす。

■オマエはいったいどうして欲しいのだ?
そう尋ねると彼は言った。

みんな俺と同じになれ、
なれないのならば同じ人間ではない、
そんなやつらは例外として排除する。
そうすれば俺は平均的な人間になれる。

それはとても安心なのだ。

■そうして俺のことを注目してくれとは言わない。
本当はチヤホヤして欲しいのだが、
それももう諦めた。

なので、せめて皆、俺と同じ目線で話してくれ。

いや、話を聞いてくれ。
俺の話を聞いてくれ。
誰か!俺の、俺の話を聞いてくれ!

■そう言って彼は道行く人々に
ハンマーを叩き付けるのだった。

彼の望む、平均的で、平等で、真っ平らな世界を創る為に。

■何の話だ!

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