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2016年8月7日日曜日

励ます物語と慰める物語


■なんとなく最近は「慰める物語」が多い気がしたんですよねー。

■ライトノベルの主人公なんかは
何の才能も特技も無い主人公が

何の努力も無しに運だけ
凄い力を手に入れて
みんなに認められて
モテモテになって
チヤホヤされる
ってのが多いのね。

そして読者もそうでなくては嫌だ、
という人が結構な数いるそうなので。

みんな慰めて欲しいのだなー、なんて思ってしまうのです。

■まぁ、現実が最悪だから。
せめて虚構の物語ではチヤホヤされたい、
ってのも分からなくはないのですが。

なんかそれ、もう諦めている感じ
私は嫌なのね。

■なので「励ます物語」は暑苦しくって
努力するなんてカッコ悪い、
なんていう諦めた人に毛嫌いされている感じ。

努力されて成功されると困るからだ。

みんな平等に成功も失敗も無い泥の中で暮らしたい。
それが平等だろう?
と泥の中から手を引かれるのだ。

こわーい!

■まぁ、本当はどっちもあって良いのですよ。
要はそれを含めて「面白い」かどうかです。
面白くないのなら。
それはもうお薬みたいなもので。
まぁ、適切に飲む分にはいいけど。
薬ばっかり食べてても
お腹は膨らまないよ。

■というかそもそも「慰める物語」は世の中のマイノリティー、
少数派の人に向けて「君だけじゃないんだよ」と慰め。
そして同時に「励ます物語」だったような気もします。


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極楽京都日記: 漫画の種類 


極楽京都日記: 夢を叶える物語。 



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