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2016年7月24日日曜日

【漫画感想】第七女子会彷徨10 つばな

最終巻で、この巻全体で最終話を紡ぎ上げている。
いままでのいろんなことが帰結していって。
うそー!?これって始めっから考えてたのかー?
いやいやいや、たぶんその時はその時で描いていた雰囲気だから。
最後に来て、あれ?これとこれこうしたらうまく繋がるなー、
みたいな感じでくるりとまとまってしまったのかー!
ズルーい!^^

そんな感じで意外な人物が物語のキーになったり
現実と虚構の世界が同一に
どちらでも良いんだよ
ということがとても怖かったり。



生と死さえ同一に
どちらでも変わらない世界に行きそうになったり

そんなあいまいで不安定な世界で
それを決めるのは自分の意志でしかなかったり。



でも、誰かに決めてもらった方が楽だよね。
なんでもできるのに
なんにもしなかったり。

だってその方が楽だしね。

決断は怖いものね。



でも、あなたの決断を誰かは待ち望んでいるかもしれないのに。

あなたは楽をしたくて逃げちゃって。
誰かにどうにかして欲しいと思うだけで
自分では何もしなくって。
怖くなって
怖くなって
泣きたくなるけど。
ずっと自分で決めることをしてこなかったので、
何をすれば良いのかわからなくて。
わかっているけど怖いから出来なくって。
現実と虚構を、
生と死を、
行ったり来たりしているうちに
時間が来て。
未来が来て。

どうしようかと思ったけど
ひとつだけ決断して
やってきたら
嬉しいことがあって良かったよね。



みたいな、
変なの!

いや、ぶっちゃけこの最終巻むちゃくちゃ怖かったのだけど。
くるりとよくぞまとまったよなー。
そして最後はハッピーエンドで
うまいことやりやがって!^^
ズルイ!

楽しい物語でございました。
ありがとう。





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