ゆとり世代disのためによく挙げられる運動会のかけっこでみんなで手をつないでゴールするって話、あるラジオ番組で調査した結果、完全なるデマで実例が一つもないらしい。口裂け女や人面犬と同じ。どうせなら夜の路地を数人で手つなぎ横一列で走り寄ってくる子どもの妖怪として語り継いであげよう。— コウノ@05/21モノノケ市 (@kouno0521) 2016年5月3日
「手つなぎゴール」はデマだった?
■ゆとり世代の人は学校の運動会で競争せずに
徒競走でも最後にみんなで手をつないでゴールしてたんでしょ?
というやつ
ゆとり世代を語る時に良く使うやつ。
これがデマだったのではないか?
という話。
■TBSラジオ番組「たまむすび」で
リスナーの依頼から調査を始めると
ゆとり世代の人は大人からそう言われるけど
自分はやったことがないと言うし。
ネットで画像検索してもその現場の写真を見つけることができない。
新聞コラム、テレビでの発言を調べていくと
「そう聞いたことがある」という伝聞ばかりで
実際に見たことのある人は誰もいないことが分かった。
持論を語る上で例題として出しやすいので
語られている感じだった。
そして最後にリスナーからのメールで
実際にそれをやったという人が現れた。
校長の独断でそれを実行したが
父兄やこの投稿者や生徒からも大批判を浴びて
1回のみで中止になったということ。
(しかもその人はゆとり世代じゃないのね)
とりあえずこの1件の報告のみで
その他のところでは
「やったことがない」ということだったのだ。
つまり発端はこの一件のみで
それがまるでこの世代はみんな
このような”手つなぎゴール”をやっている
というような印象を多くの人が持ってしまっている。
なんていう不思議な現象だったのだ。
新聞やテレビや雑誌で語られると
多くの人がそうであると信じてしまって
それが事実である前提でその人がまた語り出す。
そんな都市伝説のような話だったのだ。
そしてそれらの文面をよく読むと
「しているらしい」とか
「しているそうだ」なんて感じで
「私はよく知らないけど、聞いた所によるとそうみたいよ」
みたいなので結構怖い話ですよね。
常識だと思っていたことが
そうではなった。
そんなことまだまだ沢山ありそうですよね。
↓その番組ポッドキャストで聞けます。
この検証は凄い。戦後民主主義教育の悪平等主義の象徴みたいに語られる『手つなぎゴール』は実は誰も見たことがなく、限りなくデマ。安倍晋三8:30~や小林よしのり17:20~も戦後民主主義否定の文脈で利用している。#たまむすび
— 外教 (@yuantianlaoshi) 2016年5月2日
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ゆとり教育批判に挙げられる運動会かけっこ手つなぎゴールだが、次いでよく聞くのが学芸会で役に差を付けないために児童全員が桃太郎を演じ、鬼やら婆さんやらは全部先生が演じるって話。手つなぎゴールはデマだったけど、全員桃太郎は残念ながら事実で、親御さんが撮った映像が残っている。— コウノ@05/21モノノケ市 (@kouno0521) 2016年5月3日
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