いや、わかるよ。
自分の考えたことが漫画になるの凄く嬉しいし
文化祭の準備みたいにテンション上がること
よーくわかるんだけどね。
「プロ野球の監督より俺の方が巧く選手を使うことができる」
ほどの勘違いなんですよね。
■こういう人の、根本の所にあるのは
「漫画なんて思い付きでパパッと描けるもんなんでしょ?」
とか思っている節がある。
いや、そんなことないよと言う人も
他の仕事よりも下に見ている感じがするのよね。
本人も気付かないくらいの深層心理で。
■君は楽しんで漫画描いているのだろう?
僕は辛い仕事を一生懸命やっているんだ
だから僕の仕事の方が上で当たり前だ。
はたまた
君はそんなに儲かってないのだろう?
だったら君より稼いでいる私の仕事の方が
ちゃんとした立派な仕事なのだ。
みたいなね。
■何が言いたいかというと
何故かこの人達は途中で
「仕事じゃなくなる」んですよね。
修正をするのに労力がかかる
なんてことをすっぱり忘れて
自分の楽しみに酔いしれてしまう。
■さらに判断力が無くなる。
普通の商品なら
「お客さんに喜んで貰えるもの」
を作るはずなんですが
それがいつの間にか
「自分が喜んで楽しむもの」
に変わってしまう。
■そして言うのです
「私が面白いと思うのならお客さんも面白いと思うはずです!」
「私のような普通の人の意見を聞かないとダメですよ!」
そんな感じで
んじゃ普通の人が漫画描いたらいいじゃない?
普通の人が考えた普通の面白いモノを売ればいいじゃない?
そして社長に言えばいいじゃない
どうです「普通の漫画でしょう!」と。
■つーか
マーケティングというのはする必要がなくて
この人ひとりがいれば
世界の全てを売れるものがわかることになってしまう。
■そしてあげくは
「こっちはお金払っているんですよ!私の言う通りに描いてください!」
ってなのが最悪なケース。
■まぁ、それほどに漫画を描くのは楽しいことなので
みんなもちょっと頑張って漫画の練習をしてみるといいですよ。
やってみて巧く描けないなぁ、というときは
代わりに描きますのでお仕事としてご連絡ください。
多くの人は「物」には金を払うが
「経験」や「技術」には金を払いたがらない。
今だから言いますけど、商業誌の担当編集者もこんな感じの人すごく多いです。 https://t.co/UnevrQl9aH— 課長 (@nisinokacho) 2016, 2月 7
耳が痛いなぁ https://t.co/UCFMu70RGe— 課長 (@Atsunori_Lopez) 2016, 2月 7
追記:
いや、もちろん意見をいろいろ言ってもらうのはありがたいのですが
「自分の意見にはダメ出しをされない」
と思っている人が多い、ってな話ですよ。
デザイナー:頼まれたデザインが完成しましたよ。
クライアント:10分で終わらせた仕事に、
どうしてこんな高い料金を払わなければいけないんだ?
どうしてこんな高い料金を払わなければいけないんだ?
デザイナー:10分で終わらせる事が出来るように、
10年かけて勉強してきたんですよ。
10年かけて勉強してきたんですよ。
肝心なことですが、
実績のない方の原案をマンガにする場合、無料で出来るものだとは思わないでください。
まして、アイディアだけでお金を貰おうなんてとんでもない、そんなに甘くはありません。
アマチュアの場合、やりたいことの内容に応じて、
お金を払ってマンガにしてもらうという認識で、間違いないと思います。
極楽京都日記: 売れる漫画の作り方。
極楽京都日記: 続!売れる漫画の作り方。
極楽京都日記: 売れるアニメの作り方
極楽京都日記: 売れる漫画の作り方:ハリウッドスタイル
そんな簡単にマンガ原作者にはなれません。 pic.twitter.com/XxgagJIGyE— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2016, 2月 7
誤字×おしくらむ→○おしむらく(惜しむらく)
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