■面白いのはたぶんこのような人は嘘を付きたくない人なんですよね。
つまり嘘を付きたくないから嘘を付くという。
なんだいそりゃあ!
メビウスの輪みたい。
■ここからは想像ですが。
四コマを2回連続で打ち切りにしてしまったので、
何となくの雰囲気として
「四コマは売れない」というムードになった。
それを
「この雑誌では四コマはやりません」
という独自の解釈で
その人個人の中で、
そういうルールがあることにしてしまう。
たぶん、会社全体的にそう明示されたわけではないと思うんですよね。
でも、その人の中では
そういうことになってしまったので
それが事実になってしまった。
■それから少し経ち
他の人が四コマ漫画を立ち上げる
「え?四コマダメだったんじゃ?」
「え?誰もそんなこと言ってないよ。売れにくいジャンルかもしれないけど、面白かったらやればいいじゃない?」
…あ、あれーー、ということは僕は嘘をついてしまったことになる。
…い、いや、あれはルールだったはず。(←あれ?)
だから僕は間違えていない
これはたまたま特例でそうなっただけのことなのだ。
と自分すら騙す方向に。
■なんて感じのことを想像してしまうのですが。
本当はどうかは分かりません。
だからと言ってルールがコロコロ変わる人も
あまり信用できないものなので。
なにが本当でなにが嘘なのやら。
普通に「勘違いしてました!テヘペロ♪」
でも良いと思うんですけどね。
■まぁ、何かを断る時
「すいません、そういうルールなのでこれはダメなのです」
って言うの凄い楽ですから。
■しかし、最初の独自のルールをまるで全体的なルールのようにしてしまうの。
子供の頃から良く見かけますよね
「お母さんアレ買ってよー、みんな持ってるんだよー、持ってないのボクだけなんだからー」
ってやつ。
”みんな”ってたぶん2、3人なんですよねー。
■そしてそれを大人になってもそのまま使うんですよー。
「みんなそう言っている!」
「社会人として当然のことだ!」
「一般常識としてそれはダメでしょ?」
それって本当にそうなの〜?
あなたの周りの数人の人がそうしているだけなんじゃないですか?
別に自分で調べたわけでなく、自分の周りの数人のことを”みんな”って変換して
そのみんなが言っているから、それはあなたも当然そうするべきだ。
って“独自のルール”を勝手に作ってやしませんかね?
■統計学的に2000人のアンケートを取ればそれはデータとして信頼性は十分だそうです。
2,3人ではダメですよ。
■あとこういう人は
自分と反対意見の人は、
数に勘定しないって癖もありますよな。
ちゃんと統計取ろうよ〜。
極楽京都日記: 孤独を感じるとき
極楽京都日記: 人の心が見えるインターネット
極楽京都日記: アドバイス罪
嘘のつき方。 pic.twitter.com/EhTbFYewZb— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2016年2月12日
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