自動

2016年12月27日火曜日

Merry Christmas drawing


Holy night
The journey of happiness.

2016年12月21日水曜日

【漫画感想】「動物たち」panpanya


以前から気になっていたんだけど
ずっとお金がなくて買えなかった。
前に東京帰りのバス待ちで漫画喫茶に行ったとき1冊だけ読んでいた。



そんなところなのだが
今回新刊が出ていたのでスルリと買ってしまった。
そして読んだらこれが面白い!
いや、面白いと言うかすごくハマった。
私にピッタリの漫画だったのだ!



みっちりと詰まった背景に
サラリとした線で描かれた人物が
日常に起こったことや感じたことを
日記のようにつらつらと綴っている。
特に何事も無いようで
しかし少し奇妙で
時にはダイナミックに物語が沸き上がる。


あまり読んだことないけど「つげ義春」のテイストに近いのかもしれない。
夢のようなゆらゆらした話が
にゅるにゅる進んで行く。



だが、夢の話のように全てが荒唐無稽というわけではなく。
現実に夢の世界が良いバランスで滲み出た様な感じだ。
それが本当にほどよい塩梅で
温泉に浸かって体と脳をほぐすような心地良さ。

何度もグルグルと読んでしまう。
なんだろう
ひとりで町を散歩するのが好きな人とかバッチリハマると思う。
そして表題の「動物」がカワイイ!^^

はぁー馴染む。
体になじむ漫画ですよー。
というわけで既刊も全部買ってきた!
ひゃっほ〜い♪





2016年12月18日日曜日

DL版「ドリフのグルメ、魔界転生ドリフターズ」【販売開始】

同人誌ダウンロード版です。
漫画ドリフターズのパロディモノなので
普段の絵柄とは違うので気になった人はどうぞ。
去年の冬のコミケと
今年の夏のコミケ分のです。
過去のもあるよ。


■ドリフのグルメ/まり王 

■魔界転生ドリフ〇ーズ/まり王 

サークル名:まり王

そんなかんじでよろしく。
各ページにサンプル画像もあるよ。

2016年12月17日土曜日

【映画感想】ローグワン STAR WARS【ROGUE ONE】

そんなスターウォーズマニアではないのですが
さっそくするりと観に行って来ましたよ。
そして面白い!


スターウォーズ第一作の前日譚になるんですが
ヒーローが出てくるまでの話なので
ヒーローになれない人達が活躍をするのです
それが実に泥臭くて良い。

ゲリラ戦であり視点を変えるとテロリストなんですよね彼ら。
革命家と言えば聞こえは良いが
国家転覆をたくらむ反逆者なんですよ、帝国軍からすれば。


まぁ、正義かどうかはおいておいて。
他民族国家で他星人国家。
そしてそれらの政治的争い。
それはアメリカの話のようでもあるけれど
するりと逆にアメリカに虐げられている中東、西アジア諸国なのかもしれない。

群像劇としてそれぞれがそれぞれに
想いを持って進んで行くのよね。



そしてこの時代にフォースという圧倒的な個の能力を持った者は
ベイダー卿しかいないのですよ。
なので反乱軍、レジスタンスは
フォースを持つジェダイの復活を渇望している。
それはもう信仰に近い。



そして今回出て来たロボがカワイイのですが。
ロボこそが一番人間っぽいのが面白い所ですよね。
戦争になると人間は人間性を失っていくのですよ。



盲目の中国人っぽい戦士はジェダイに憧れるが
その能力はないので憧れのままに自力で強くなってたり。



帝国軍の嫌みな中間管理職のような人も
彼は彼なりにめいいっぱいの努力をしている。
パンフレットを見ると彼は天才建築家としてのしあっがたそうで、
それがデススターの建築に携われるとは感無量だろうなぁ。
破壊兵器であり巨大建造物ですもんねアレ。
というか公共事業として土建屋の人達すごい助かったんじゃなかろうか?
土建屋?^^


なんかそこかしこで
このシーンはあの映画
そこのシーンはあの映画のテイスト
みたいな全ての映画の要素が詰め込まれた感じもしました。

やっぱりここあたりが
根源的な物語のテーマになっちゃう感じなのでしょうか。

平和の物語が楽しい世界にしなくっちゃっね。

そんでもって
最後のちょっとだけダースベイダーが活躍するのですが。
そこがもう圧巻。
笑ってしまうほどに怖い^^
ステキよベイダー卿!






2016年12月14日水曜日

世界の問題



■これ描いててゾッとした。
もう普通にしていると
普通の生活はできないですよね。
いや、俺は普通だけど充分満足のいく生活ができてるぜ。
ってな人は「運が良かっただけ」なのです。
その会社がこのあと10年後も存続する可能性はいまやかなり低いですよね。
銀行員や公務員が安定した理想の職場だ、
ということも言えなくなって来ました。

特別なことをして頑張って運が良かった人だけが、
普通の暮らしを得ることができるのです。

なので皆、不安。

世界平和だとか世界の貧困を無くそう。
なんて言っている余裕もなく
自分の明日さえわからない。

■成功した人は
起業とかしてチャレンジしようぜ!
とか言うけど
多くの人は、別に成功したいわけではないのだ。

普通の暮らしがしたい。

でも、それには特別な努力をしなくてはいけない。

■学校の勉強も意味はなかった。
資格を取っても付け焼き刃でしかない。
来年には不要になる技術資格なのかもしれないからだ。

野球で言えば全員プロ野球選手になればいいじゃない?
なんていう無茶な提案だ。

■平凡な暮らしはどこか遠くに行ってしまった。
豆腐を売って暮らしたい。

子供を三人育てようとすると年収600万円は必要らしいですが。
年収600万円の人は日本では5%ぐらいだそうです。
そりゃ人口減るよね。

極楽京都日記: 人のためにできること 

2016年12月12日月曜日

【#Tシャツ】ekotドリルガール&冬服ガール&ガールシリーズ【#minne】



そんな感じでTシャツとかのデザインしました。
よければどうぞ。 



ドリルガール【ホワイト】ekot オリジナル Tシャツ<イラスト:内海まりお>


ドリルガール【ホワイト】ekot オリジナル パーカー<イラスト:内海まりお>


冬服ガール【ホワイト】ekot オリジナル Tシャツ<イラスト:内海まりお>


雪国ガール【ホワイト】ekot オリジナル Tシャツ<イラスト:内海まりお>


ゆきんこガール【ホワイト】ekot オリジナル Tシャツ<イラスト:内海まりお>


在庫がなかったり販売終了したりもするので
隙あらばすかさず!

↑サイト内のこのボタンで選択すれば
色変えたり、トートバックや
長袖、パーカーとかにもできるみたいよ。


以前のやつ↓






ここにもっといろいろあるよ


欲しいと思ったら買いなされ。


2016年12月8日木曜日

【金東6ニ-37a】2016冬コミ ドリフターズ本【サンプル】

シン・ドリフ(12/30(2日目)東6ニ-37a)
サークル名:まり王
冬コミサンプル:ドリフターズ













2016年 12/30(2日目)金曜日 
東6地区 "ニ" 37b まり王


というわけで年末12/30だけど来れる人は来てね。

既刊:ダウンロードサイト:DLsite: 


前回

2016年12月7日水曜日

お笑い番組が人を救った話。

テレビ番組「にけつッ!!」で千原ジュニアが話していた。

■後輩芸人でてつみちって奴がいて
こいつがむちゃくちゃ明るく
ザ・ネアカ!みたいなやつなんだけど
子供の頃はむちゃくちゃ暗くて
かなりハードなイジメを受けてたんだって。
小学校2年生くらいのとき。

辛かったし、
もう学校なんて行きたくないって思ったけど。
それを親に悟られたら悲しまれるから
それは嫌だし。
ウチではそんなことを全然感じさせないくらい
明るく振る舞って
学校にも無理矢理がんばって行ってた。

■でもある時そのイジメが頂点に達して
学校でパンツ一枚にさせられて
そのまま好きな女の子に告白してこい!
って命令される。
もちろん女の子にはフラれるし
帰ってきたところで
みんなにバケツで水をかけられて
ゲラゲラと笑い者にされた。

■もうそれはさすがにこたえてしまって
ウチに帰ってきても
明るく振る舞うのは出来そうにないから
リビングには行かず
誰も来ない部屋に行って、
ひとりうずくまっていた。

■でも、その部屋でぼんやりとテレビを見ていたら
「たけし軍団」の人達が出ていてビックリした。

何がビックリしたかって
テレビの中で今日自分がやられたことと
同じことをやってるからだ。

ひとりの芸人さんがパンツ一枚にさせられて
好きな女性アイドルの人に告白をしに行く
そしてフラレて帰ってくると
みんなに水をかけられる。

同じだ!

でも違うことがひとつある。
そこにいる人がみんな
楽しそうに笑っているのだ
あざけり笑っているのではなく
愉快に楽しそうに笑っている。

衝撃だった。

■リビングに飛んでいって
テレビをつけてお母さんに聞いた
「なんなの?この人達いったいなにをやっているの?!」
「あぁ、お笑い芸人さんだよ。テレビで面白いことをやるお仕事よ」
そのころ彼はお笑い芸人という存在を知らなくて、
そこで初めてそんな存在を知ったのだ。

いったいなんなのだこの人達は!

「ボク、なる!この人達みたいなお笑い芸人になる!」

そして次の日学校に行くと
みずから脱いでパンいちになって
バッとみんなを盛り上げて
そのままクラスの人気者になったって話。

そして今、芸人やってる。


■あぁ、面白いなぁ。
人生はストーリーだ
シーンで切り取れば悲しく辛いこともあるだろうが
ストーリーとしては、どの人の人生もなかなかの出来だ。

「シーンで見るな、ストーリーで見ろ!」

そんで大人にならんとわからん良いこといっぱいあるよ。

とのこと。


極楽京都日記: 世界の仕組み。 


2016年12月3日土曜日

【映画感想】この世界の片隅に


■なんだかやたら回りで評判が良い。
それも作家さんからの評判がもはや異常なほど良い。
うーんでもあれでしょ?
細やかな描写とか情緒的な心理描写が巧いっていう
あの感じなんでしょ?
とまぁあまり期待せずに行ったのだが。



■冒頭の5分くらいで泣いてしまった。
なんのことはない、なにも物語は始まってないシーンで
嬉しくなってしまった。
日常なのだ。
ものすごく精密に日常がかかれている。
逆に言えば全然ドラマチックじゃない。
当たり前だ、日常はドラマチックではないのだもの。

■そこからもいろんなところで
「映画なら、ドラマなら、こうなるはず」
と思ったところがことごとく
「そうじゃなかった」
そして良く考えてみれば映画やドラマのように
「そうなる」のがおかしいのだ。
そうなって欲しいというのは観客の希望だ。
現実には起こっていないことを起こって欲しいという希望で、
それは現実じゃないのだ。



■この映画はただただ現実を描き続ける。
現実というと重く辛く苦しい、
なんて思うかもしれないが
それこそがドラマに取り憑かれているダメな考え方だ。
人生は2時間の映画じゃないのだ。
何十年も粛々と続いている、
それがずっとずーーっと辛く苦しいはずはない。

■なのでこの映画、戦前から戦後までを描くのだけど
とても楽しいシーンが多い
こちらもつられて笑ってしまうような場面があってニッコリする。
いろいろあるけどまぁ良かったよね。
そんな想いがゆたゆたと、たゆたう。


■主人公のすずさんはおっとりふわふわした性格なのだけど、
よくある漫画的のんびりキャラとは違っていた。
終戦を知らせる天皇陛下の玉音放送を聞いて
家族の皆は
「話長かったね」
「結局負けたってこと?」
「やっと終わった〜」
的なことを話す中
すずさんだけが声を荒げて怒る。

「あんたらは何が何でも勝つって言うたがろうが!」

■そういえばそうだ。
このシーンでは
ホッとする者や
悲しむ者の姿を想像してしまいがちだけど、
怒ってしかるべきなんだよな。

でなければ、
彼らが命をとしてやってきたことが全て無駄になるということだもの。
それをあっさり負けたってどういうことだよ!
むしろ怒るべきだ。
でも観客の私達はそんなことをすっかり忘れていた。
戦争に対して怒る人は多いけれども
戦争に何も成果がなかった、ということに対して怒る人は少ない。
しかしそこからこそ戦争はギャンブルで必要のないものだ、という結論に届く。



■なんか不思議なのだ。
私達が映画やドラマで見ている世界は極端なのだ。
極端な性格の人達が極端な事件に巻き込まれて
極端な幸不幸を味合う。
濃い味付けの物語。
2時間でパッと気持ちよくなるにはそうした方がよい。
だけど、そうなるほどに現実とは離れてゆく。

■「この世界の片隅に」は現実よりも現実な感じがしてしまった。
すずさんが体験した数十年をその目でその手で足で体験してしまった感じだ。

あぁ、なんかとんでもないものを観てしまったぞ!
どうしてくれよう、どうしてくれよう!
いや、ほんとう。
ありがとうございました!



■そういえば、原作は読んでないのでアレですが
あるべき大きなエピソードがひとつカットされてますよね。
最後まで来て、あぁ、そうか、たぶんそうなのだろう。
と分かるのだけど描かれてはいない。
最後唐突に別の子供が出て来て
あぁ、そうか。そうだったのだな。
と分かる。

■あと、途中妖怪の様な物の怪のような人が出てくるのだけど
それはぼんやりしたすずさんが見た幻影なのかな?
って感じで描かれている。
だけど妖怪などはいなくて、
だがしかし彼らは本当に存在した。
ってところがうなるよねー。
ニヤニヤしちゃう!
あぁ、なんて世界は素晴らしい!

■そんでエンドロールで右手がひらひらとさよならをするのズルイ!^^

上映館は割と少なめなので調べてから行くとよいよ!




2016年12月1日木曜日

説明力知性


■なんでしたっけ有名な言葉でこういうのありましたよね。

「むずかしいことをやさしく、
 やさしいことをふかく、
 ふかいことをおもしろく、
 おもしろいことをまじめに、
 まじめなことをゆかいに、
 そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

作家、井上ひさしさんの言葉だそうです。

■なんというか最終的に説明の巧い人の話を聞いていると
面白くって愉快にな気持ちになるのですよね。
そして内容も分かりやすい。

逆に説明が下手でこちらが理解出来ないとすぐ怒る人は
いっしょにいると不愉快で嫌な気持ちになるのですよね。
そしてその内容はさっぱり理解出来ない。

■子供に勉強を教えたことのある親御さんは分かると思いますが
小学生には余裕を持って教えられるのに
中学生くらいから余裕がなくなってきて
しだいにその子供の質問にイラダチを感じるようになった。
なんて経験してるんじゃないでしょうか?
その原因は簡単で中学の勉強の内容を理解出来ていないからですよね。
中学生と知性の差がないので怒ってしまうのです。

それならばちゃんと勉強し直せばいいのですが
「私は大人だ!そしてオマエは子供だ!」
なんていう薄っぺらいプライド、根拠の無い序列を持ち出して来て。
成長せずに「賢い大人」の地位に居座りたい。
なんていう怠惰であり、かつ見栄っ張りなダメ人間の成せるわざなんですよね。

怒りは同程度の知性間でしか発生しないのです。
まぁ、例外的に実際に会ったことのない人
テレビで見ただけの人に怒るなんてときは
あなたの方が一方的に知性が低いって場合がありえます。

本当に賢い人はめったなことでは怒らないのですよ。
なぜなら普通の民衆のことを犬程度だと思っているからです。
犬に怒る人はいません。
犬に分かるように根気強く説明してくれます。
あなたが子犬を見るときの慈しみの目のように、
優しい目で見てくれています。

■犬程度の知性と思われるがムカつくのならば、
その人と同じくらい賢くなればよいんですよ。
そうすれば同レベルの人間として
生産性のある楽しいケンカが出来ることでしょう。

そう、怒っている暇などないぜ。



2016年11月30日水曜日

【漫画感想】「バカ姉弟」安達哲



新刊だったのでビックリした。
月間ヤングマガジンで連載してたようだ。
10年ぶりなんだそうだ。
前回までのは全5巻出てるよ。
とても好き。
というかガッツリ好き。
こんな漫画が描けたら良いなぁとうっとり憧れてしまうほどに。



姉と弟の双子の
5歳くらいの
ご姉弟の
なにげない日常を切り取った漫画。

それが嬉しくって幸せで楽しいのだ。



お二人はなかなか優秀な子達で
今は両親が忙しく二人だけでずっと暮らしている。
でも、まわりの大人たちが何かと世話をしてくれるのだ。

世話をすると言っても
「してあげてる」じゃなくて
「お世話したい!」と熱烈に思ってしまうほど
お二人はカワイイ。

そのカワイイも可愛らしくてカワイイじゃなく。
かと言って子供らしくてカワイイってわけでもない。

それは例えるのが難しいのだが
あえて言うのならば
「仏様のようにカワイイ」
なのだ。



すっごく親しみ易い尊さがそこにある。
よく子供は仏性そのものだ、みたいな話があるが。
そんな感じだ。
みんながみんな、お二人をかまってしまいたくなる。

そして回りにいる人達もとても魅力的な人達なのだ。
とても良い世界がお二人の回りに広がっている。
回りの人がいるからそうなのか
お二人がいるからそうなのか



それはともかく
心がゆったりまあるくなるので
ほてほてと読むが良いよ。

この世は捨てたもんじゃ無ぇですよ。