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2015年12月6日日曜日

よつばと13巻【漫画感想】

■よつばと最新13巻買って読んだー!
なんだよ!もーー!!
ふざけんなよバカー!

超面白いじゃねーかー!!

うわーん

どてんばたん


 ■…ということでサイコーですわよ。
普通に絵も進化しているのも異常だわよ。
なんなんだバケモノなのかよ。
あー!もー!

■これ読むとねー
「あぁ、子供の頃そんなこと思ってたよなー」
なんて思い出すのよね。

これ意外と描けないトコロなのですよ。
出してもらえれば、あぁ、そうそう!と思い出すのですが
さぁ、子供のころに思っていたことを思い出せ。
子供のころにどう考えていたのかを話してみろ。
と言われても全然出て来ない物なのですよ。
それをものの見事に漫画にしてみせているものだから
驚くほかないのです。

■しかし、この物語の子供である「よつば」が
子供のありのままの姿かと言えばそうではなくて
かといって大人が想いえがく理想の子供の姿でもない
多くの人の記憶の中にあるその人達の子供の頃の記憶がまとまって
中心が掘り出されたような不思議な感じなのですよなー。

■漫画で子供を描くと、大人から見た子供を
ついつい描いてしまうのですよー。
でも、それはそう思っているだけで、実際にはそうではない。
自分も昔は子供だったはずなのに、
それはもうどうやっても思い出せない。
なのに「よつば」を見るとそのことの気持ちだけが
すいすい浮かび上がってくるのです。

すごいなー、もー。

■そしてさらにいうとまわりの大人や年上の子供達も
そこらに普通によく居るキャラに見えますが
これらも実際には存在できない。
いや、ひとりひとりは探せば居るかもしれないが
普段そこらにありふれた人物ではないのですよ。
とてもステキな人達です。
それも全てが。
オールキャスト素敵な人達なのですよ。

奇跡のような普通の空間が出来上がっているのです。
ありふれた当たり前の世界に見えるけれども、
なぜかそれがとんでもなく美しく輝いて見えてしまう。
それでいて、ひとりよがりの無理矢理に幸せをくっつけ集めた嘘の世界でもない。

■きっとこのような空間はどこにでも存在するのだ。

しかし、それはひとりの人生で5分だけのことだったり。
1時間だけどか、1日だけのことだったりする。

それらがギュッとこの漫画の中に集まって
全ての人の幸せと感じる欠片の集大成で出来上がっているのですよね。

それを丁重に拾い上げて、組み立てて
光を当てて、出来上がり。

たまんないですわ、もー。

■これはあなたの幸せで
私の幸せでもあり
あなたがこれから未来のどこかで見つける幸せなんですよー。

なんてなー。

■もー!
悔しい!

こんなもん、こんなもん!

良いとしか言えない!

わはははははは!

■ねー、ばーちゃんのキャラ良いよねー。

 

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