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2016年3月2日水曜日

【漫画感想】五十嵐大介「ディザインズ」


■スゲー。
ナチュラリストで近代文明否定派のフリをして。
いや、というかそれらを全て全部飲み込んだ上で
究極の目的に辿り着きそうな漫画なんですよねー。
恐ろしい!
そして美しい!

それらは簡単言うと
とんでもなく楽しい!



■あー、もー、スゲーよなー。
こんなの描けちゃうのだもの。
べらぼうに絵が巧いのは周知の通りで
それに加えてお話も構成もとてつもないのだから
手に負えない。
まるで、映画のよう。
なのだが、たぶん映画にしても
やっぱり漫画の方が良かったね。
と思わせてしまう完成度の漫画で紡ぎ上げられているのです。

■こんなものが数百円で手に入れられてしまうなんて
幸福以外の何ものでもないですわよ。
ステキステキ。

■動物の遺伝子を人間に込み込ませて
“最強の改造人間”“デザイン”してしまおう。
なんてお話。
これって「仮面ライダー」と同じ感じなのですよねー。
あれは、バッタ人間だったけど。
こちらは、カエル人間。
そんな者が強いのか?
ライオンとかの方が強いのではないか?

■そしてそれらが少年漫画的なファンタジーではなく
現実にそこに存在するかのように描いてゆかれる。
人間離れした動物人間を描くことで
本来の人間とは何なのか?
そして人間は何をしようとしているのか?
そんなんことを見つめていくような気はしてゆく。

物語はどこに着地するのか。
人類はどこに辿り着くのか。
世界の秘密はここにある。

そんな漫画、なのですよ。

ステキステキ。



1話はここで読めるよ↓

この漫画のプロトタイプの読み切りの時感想書いてた。

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