おぉー、良いなぁ。
冒頭からほとんど会話と独白でつらつらと進んで行くのだけど
とても良い。
私が考えていること、
どこかの誰かが考えているであろうことの
全てがここに詰まっていて。
たいへんに嬉しい物語。
そして登場人物が全て良い人なのよね。
なぜか当たり前のように他人のために動いてる。
そしてそのために自分のことを放り出してしまうほどに。
なのにとても嬉しそう。
後悔など微塵も無く。
だって、誰だってそうするだろう?
と不思議な顔をする。
私は少し泣きそうになる。
その行為が嬉しいんじゃない。
私もそう思っていたからだ。
あぁ、そう考えているのは私だけではなかったのだ。
と幸せに思うのだ。
この物語は私の物語だ。
と思わせることが出来れば
それは物語として最適で最高で素晴らしい出来だと言う話。
まさに、これはそうなのだ。
これは私の物語であり。
あなたの物語もある。
そしてどこかの誰かの物語なのだ。
私と、あなたと、どこかの君もきっと同じようなものなのだ。
それがこのような言葉の羅列で構成された会話の所作で紡ぎ上げられて行く。
なんとも素敵なことではないか。
いやはや、本当に「ありがとう」と言いたい。
誰に?
作者に?
アニメスタッフに?
あなたに?
君に?
私に?
私に言ってどうする。
しかしそれはきっと、そういうことなのだ。
そんな感じでやっぱりこの人の言葉は移るのである。
言葉使いがこんなふうに、
なんだか意味のあるような無いような、ただただ澱み無く流れる水流のごとく
さらりと喉を潤すのである。
あぁ、いつまでもこのまま書き続けられそうだが。
いったん、ここで筆を置くことにしよう。
えーっと、なんだ。
とにかくこのアニメ化物語、花物語、するがデビルは良かったですよ。
と私は言いたかっただけである。
それだけの、どうでもよい、しかしとても重要な気がする心に写るよしなしごとをつらつらと書き綴るまでのことでありました。
なにがなんだかわからないが。
これにて、めでたしめでたしである。
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