■パソコンが苦手な人がよく言うセリフで
「パソコンが勝手に変になった~」
があります。
まぁ、もちろん勝手にはならねぇよ!
あんたが何か変なことをしたからそうなったんだよ。
まだパソコンは自分で考えて実行したりは出来ないのだ。
全て人の指示した通りの行動しか取れない!
なので、変になったというのなら。
あなたがそうやるようにパソコンに命令をしたのだッ!!
なんて言おうものなら。
「え~そんなことないよー私は普通にやってただけで、パソコンって時々変なことするから嫌だなー」
とか言う!
…言う!
■…と、まぁそんなのはいつものことなので。
もう何も言わないのですが。
ふと、思ったのは
「パソコンは何も言い返せない」ってことなんですよね。
「あんたの入力ミスやないかーい!」
って言いたいこと山の如しだろうに。
■で、これってペットを可愛がる人も同じ感じのところありますよね。
「わ~、なぁに?ペロちゃんは私のこと好きなの~わぁ賢いわね~よしよしよし~」
ぐらいまでならまだギリですが。
「ねー、まりおさん怖いわねー。ペロちゃんもそう思うでしょ~、ほらーペロちゃんもそうだって言ってる~」
とかになるともう異次元!
相手が喋らないのを良い事に、自分の都合の良い解釈で埋めていけるんですよね。
■そこらへんが「ペット」と「パソコン」は似てるなぁ、と思いまして。
そしてパソコンは主に憎まれ役に使われることが多くて
可哀想だなぁ、と。
ペットを虐めたりしたら動物愛後団体とかが動き出しそうですが。
パソコンを虐めても誰も何も言いませんから
パソコンは何も言わずにずっと虐げられるがままなんですよね。
■そう言葉を喋ることができない。
ってのは不便であると共に、
それを使う側に取っては、よけいな同情心を持つことなく
あくまで道具として使えるので便利なんですよね。
パソコンはもちろん道具ですが
ペットも癒しのための道具として使っている人多い気がするんですよ。
もちろん意識的ではなく。
■その昔、奴隷制度がありました。
人間が人間を道具として使うんですよね。
初めは同じ国の人を奴隷にしてましたが、
そのうち「言葉の通じない」他国の人間を奴隷にするるようになったんですよね。
やっぱりその方が道具として便利だったんでしょうね。
もちろん奴隷にも「パソコン」のように使われる人と
「ペット」のように使われる人がいたわけなのです。
■だからなんだ?
いや~あのねー
「パソコンにもっと優しくしてあげてよ~」
ってことが言いたかっただけなのですよ。
■そしてさらに不思議なのは
「そんなパソコンに優しくする必要なんてないでしょ、機械なんだから」
って言う人が
「でも、近い未来にはコンピューターが反乱を起こすんでしょ?怖いわ~」
とか真顔で言うから
そんなあなたが怖いのです!
人工知能に自意識を持たすなんてどんなに難しいことかと!
こんこんと!