2017年4月1日土曜日

【映画感想】La La LAND ラ・ラ・ランド観てきた

■スゲー!
これはかなりとんでもないものを観てしまいましたわよ!
夢を追う男女の話で。
恋愛の話で。
ミュージカル。
そんな感じなので女の子向けのフワフワした話かと思ったら
ガッツリゴリゴリのクリエイター残酷物語!

なのに楽しい!


■前半二人の男女の若者が
夢を目指すが何者のにもなれなくて
日々不安と憤りにまみれて暮らす中
恋に落ちてゆく。

その様が言葉では一切語られないのよね。
歌と踊りと音楽
それらが
嬉しさ楽しさ希望に満ちた日々の
感情の全てを雄弁に語ってくれる。

なんという歓喜溢れる音楽なのだ!
そして映像もその感情を余すことなく表現している。



■しかし、片方が成功をし始めると。
音楽が感情から離れて行き。
現実的な風景と
音楽ではないただの言葉が画面を支配してゆく。
歌は感情を語らなくなり。
音楽はただのBGMへと成り下がる。

なんて悲しい。
音楽が離れていくのが
とても悲しい。



■しかし、二人に転機が訪れる。
大成功への道だ!
そうするとまた言葉は少なくなってゆき。
感情と一体となった音楽が
画面に、映画に、世界に、満ち満ち渡る!
あぁ、なんて素晴らしきかな人生。




■しかしさてながら。
人生の転機に選ぶ道がある。
この映画ではそのどちらも成功への道だ。
それは二つ。
メジャーでの成功か、
インディーズ(マイナー)での成功か、だ。

その二つの道をこの映画は追う。
しかし実際には4つなのだ。
彼女と彼氏、二人が選ぶのだから
4通りの結末がある。



二人共がメジャーでの成功
これが一番良いことだろう。
しかしその可能性は極めて低い。

彼氏がメジャー、彼女がインディーズ。
もしくは
彼女がメジャー、彼氏がインディーズ。
想像に難くないだろうが、
それらは最もたやすく破綻する。
二人は憎しみ合いながら
もしくは
お互いを気遣って
別れる。

そして二人共がインディーズ。
夢などは趣味程度に収め
まっとうな仕事について
ほどほどの幸せを求めた方が
二人共が幸せな人生なのかもしれない。



しかし、しかしだ!

正解などはない。
そこに納得するかどうかなのだ。
もちろんそれぞれの道で失敗するパターンもあるだろう。
しかしこの映画ではその道は一切描かれない。
つまらない人生は映画にしてやらねーよ!
なんていう、
残酷な仕打ち!

さて彼らはこの映画でどのような選択をしたのか。

それは正しかったのか?
それは幸せだったのか?

そんなことは本人たちにしかわからないし。
君の人生は君が選択しろ。

ただ、映画の二人は最後に
微かにだけ笑みを浮かべたのだった。

■いやーん!
というわけでサイコーの映画でしたよ。
ウッホウッホ!

女優のエマストーン最初はカエルみたいな顔だなーとか思っていたのだが
ラストになるとオードリーヘップバーンのようだわ。
なんて思ってしまうのだった^^

 あと夢を諦めるための
言い訳の言葉もぞろぞろ出てきて
それはキツイ^


よく映画では同じセリフを最初と最後に言って
同じ言葉なのにその意味合いは全然違うってのあるけど。
この映画では音楽でそれをやってました。
何曲か同じ曲が最初と最後で
違う意味を持って流れるのですよ。
ニヤリですよ。



Japanese folk song rentarou taki



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