■自分の嫌いなものを排除しようと
私はあれが嫌いだ!
いますぐ消えて欲しい!
なんていうのは意味のないことだ。
そしてその効果もとても少ない。
■それよりも
私はあれが好きだ!
大好きだ!
ということが効果的なのである。
■それだけのことなのだけど。
どうも嫌いなものを声高に叫びたい人が多い。
その欲求の方が好きなものを言うことより強い。
■何故か?
それは簡単でその方が楽だからだ。
自分のことを認めてほしい
なんの取り柄もない自分でも
なにか褒めてもらいたい。
すごいと思われたい。
注目されたい。
そんな欲求には
嫌いだ、と言うのがとても簡単で有効だからだ。
特に、成功している人や偉大な人をけなすことはその効果がある。
あんなすごい人のダメなところを指摘できる私は
なんてすごいのだ!
さぁ、みんなそんなすごい私を見てくれ。
そしてあなたはすごいですね、と褒めはやしてくれ!
そんな気分にうっとり浸れる。
■しかし、まぁ誰も褒めてはくれない。
自分でそう思うだけだ。
だって、あなたは何もしていないし
何もないのだから。
■そんでもって
好きなも物を好きと言うこと
これは他人を褒めるということだ。
何故かそれを「損することだ」と思う人が多い。
他人を褒めたって何の得にもなりはしないではないか、と。
しかし、当たり前だが。
人をけなしてばかりの人と
人を褒めてばかりいる人では
褒めている人のところに
人は集まる。
この人の話を聞いていれば
面白いものや楽しいものの情報がどんどん入ってくるからだ。
そしてそんな人だから
私の良い部分も見つけてくれて
褒めて皆に言ってくれるかもしれない。
そんな人の周りに人は集まってゆく。
■嫌いなものを語り合うグループは
強い熱を持つが
彼らは仲間ではなく
自分の欲求を満たしたいだけなので
割とあっさり解散する。
その後には何も残らない。
君の価値は1ミリも上がることなく。
下がり続ける。
■褒められたいのなら誰かを褒めればいいし。
嫌われたいのなら人に嫌がらせをすればいい。
短期的な悦楽か。
長期的な幸福か。
お好きな方を。
極楽京都日記: 面白いは死語?
極楽京都日記: 反論するのは簡単だ。
極楽京都日記: 反対派VS賛成派
愛は憎しみより強い。 pic.twitter.com/PmVAYMEMcm— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2017年2月2日
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