平凡で偏屈で阿呆な男子学生と
ずんずんと好奇心の赴くままに夜の京都をひた歩く黒髪の乙女を中心に
とても面白くて愉快で可愛くって優しい人達がゾロゾロと溢れ出てくる。
まぁ、それらの人は一癖も二癖もあるのだが。
繋がってゆくのだ。
あっちゃへ、こっちゃへ、くるくると小気味好く回って廻って繋がってゆく。
なんとも素敵な夜ではないか。
それでいて青春なのだ。
はたまた
それでいて人生なのだ。
それぞれの人達がそれぞれに面白い。
そして感動的なほどに滑稽で愛らしい。
本当にとにかく気持ちが良いものなのだ。
そんなこんなの怒涛の素敵なものが
グルングルンとすごい勢いで襲ってくるぞ!
わっはっはっは!
良いなぁ、とても良いなぁ。
それなのに、もう次のシーンに行った時にはもう前のシーンを忘れてしまうほどに。
映画終わった後、しばらく経つと何もなかったようにすら感じる。
しかし、ほんの少しのきっかけで
あの怒涛の映像世界が大洪水のごとく溢れてくるのだ。
いや、何というか
あの世界のメンバーになりたいですよな。
ホント、本当。
そして本当に、人物が全員かわいいのですよなー。
すごいなぁ。
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うふふふふ。とても良かったのでありますよ。 pic.twitter.com/2YQDDGKCfy— UTUMI Mario 内海まりお (@mariouji) 2017年4月8日
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