2015年1月25日日曜日

MASTER キートン Re マスター【漫画感想】浦沢直樹,長崎尚志

「マスターキートンReマスター」


■おーやっぱりキートン先生は良いですなぁ。
名作中の名作「マスターキートン」の復活新作単行本ですよ。
私はちょうど中学生のころに読んで。
大きな心の支柱となった作品です。

■真面目で優秀で優しくて強くて純真で。
そんな彼はオックスフォード大学に入って学生結婚して、子供が出来て離婚して。
考古学者になるも、自分のふがいなさを断ち切るために軍隊に入ったり。
そんなこんなで除隊後は大学の講師になるが収入が不安定なので、
保険会社の事故調査探偵をやるはめに。

■その仕事で世界各地に飛んでは、どうしようもないそれぞれの現実を見せつけられる。
軍隊では格闘技術は身に付けたし、学問でも最高峰の学歴だ。
頭脳も肉体もパーフェクトなはずなのに、それでも世界は不条理で手に負えない。
悲惨な話は山ほどある、だけどそこにはやっぱり幸せな話だって星の数ほどあるんだぜ。
なんてね。

■そして根っからの研究者気質。
調べるほどに、学ぶほどに、知るほどに、世界はとても面白い。
人間はやはり美しい。

良いヤツばかりじゃないけれど。
だからこそ、だからこそだよね。
と苦笑い。
大学教授のキートン先生はまだまだ知りたいことばかり。
世界は謎で満ちている。
それは面白さや楽しみや美しさで溢れているってことさ。
…なんてね。

■君に居場所はあるのかい。
私はこの世界がそうさ。

■そんな感じで面白いので。
前作を読んでない人もこれから読んでもよいと思いますよ。
基本、1話完結の読み切りモノですから。
人生の指針となって心の深い所に置いておける作品ですよ。
昔のヤツも、完全版で出てますしね。
オススメおすすめ。

なんとなく世界情勢が分かったりもしますよ。

私はキートンさんのおじいちゃんが好きですねぇ。
いい加減だけど大事なことは分かってる。


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