あいもかわらず、良いのですよ。
■ときどき芦奈野漫画のファンの人と会うと
「あの背景が良い」で意気投合するのですよね~。
見たことのある風景なんですよ。
特に一人でふらりと出かけちゃう人には、分かり過ぎる景色なんですよねー。
雨の描写だったり、雲の流れだったり、立ちこめるモヤだったり。
それらを少ない描線で確実にえがいてしまっているのだから、たまらないのです。
■パッと見ものすごくシンプルな絵柄なんですが、その抜く所と細密に描く所のバランスがもう絶妙でうなるのですよ。
なんとなく真似すると失敗します。
じっくり模写してみると思った以上に線がある。
■そしてそれらを駆使して空気感を見事に表現しているのです。
今回のこの漫画は不思議なエッセイのような感じで。
このあいだこんなことがあって、このような感じで、私はこういうふうな印象を受けたんですよ。
ってなことを見事あますことなく漫画で表現しているのですよね。
■なので少し不思議な体験をする主人公なのですが。
それがまるで現実に、どこかで実際にあったことのように、感じることが出来るのですよ。
そしてそれらも私達が日々、少し想像していたような気がしてしまう体験。
「あぁ、それわかる」
なんて思ってしまいます。
寝る前に一編読むと、良い夢が見れそうですよ。
あ、あとスクーター買いたくなります^^
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