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2015年1月27日火曜日

シンリャクモノデ 3 竹本泉【漫画感想】

■あぁ、竹本泉は良いなぁ。
と、竹本泉ファンなので問答無用で買うのですが
惰性で買っているわけではなく、本当に毎回面白いのだからしかたがない。


■特に今回のこれはなんだか竹本成分が凄く濃厚な感じでたまらないのですよー。
あーもーじたんばたん!
1話1話の濃度が濃い!
読み切りモノなので毎回登場人物が違うのですが
それがもう一人一人よい感じなのです!
一応「侵略」をテーマにした話なのですが。
発想がSFで、だけどもカワイイ。
なのに見えない角度から繰り出されるパンチのように
奇妙な驚きに溢れているのですよ!

■はぁ~ん♪そんな感じで凄く栄養価の高い漫画なのです。
世界と奇妙な設定がポンと出て来て愉快な人達があれやこれやとするだけなんですけどね。
オチも特になかったりする。
だけども、良いのだよなぁ。
わりと何回も読み直す漫画なのです。

■竹本泉は古い作家なのだけど、ちゃんと現代に合わせてリニューアルしているんですよ。
絵柄とか気付かない感じで変わってますしね。
あとここ数年で作画が完全デジタルになったりなのに、まるでアナログで描いているようにしか見えないとか。

■そしてメジャーな作家じゃないけど、マイナーの中のメジャーって感じで
知らなかったら漫画好きじゃないだろ?って位置所。
そしてたぶんファンの年代が多岐に広がってる感じ。
ある年代の数パーセントの心を確実に捕まえる作家なんですよね。
それが全ての年代で数パーセントずつファンがいるって感じ。
固定客を毎年少しずつ増やす感じなのですよねー。

■しかしそろそこアニメ化とかないかなー。
「あんみつ姫」はアニメからの再コミック化だったし。
「MAGI×ES 魔法小路の少年少女」はアニメ化前提で進んでいたらしいけど
企画自体が頓挫したとか。もったいねー。

まぁ、なんだ私はすごい好きですって話だよ。



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