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2023年9月9日土曜日

【映画感想】劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)


■映画「シティーハンター」

いやーぶっちゃけルパン三世のTVスペシャルみたいで

テンプレートの塊で面白くはない。


しかし!後半出てくる海原神の行動が無茶苦茶痺れるのでチャラになった!

そこでそうくるかーって感じでたまんないよね。

とても素敵でしっかり悪で魅力があり過ぎる。

完璧! 


■あと思ったより多くのTMの曲が流れる!

そしてオープニングシーンで一瞬

アニメのTMメンバー三人が出てくるので

見逃さぬように!


■ねー、アクションとか作画とかカッコいいし

よく出来たアニメなんだけど。

お話のパターンが全部

「これ前に見た」

なんですよねー。

こんなキャラの葛藤も前に見た。

冴羽獠と香の付き合っちゃえばいいのに掛け合いも前に見た。


■前回の映画で懐かしのそのようなシーンはもう全部やったのだから、

ちゃんと映画にしてくれよー、と思うのだ。

いや、しようとはしているんだろうけど。

なぜか、ありがちなシティーハンターあるあるを

丁寧に順番に並べて置いてあるだけなんだよね。

そして現代に寄せることで底の浅さが露呈する。

スマホとかユーチューバーとか店内ロボとかの浅い認識。


それらを含めて「ルパン三世のTVスペシャル」の

クソつまんないアニメ地獄に落ちていきそうで怖い!


■いや、キャラクター抜群なのだから

インディー・ジョーンズとか

007とかの素晴らしいシリーズモノになれるパワーがあるのに。


中途半端に出来る人が集まって

何も間違っていない、

そこそこ及第点の作品ができるのだけど

いまいちパッとしない。


どうすればいいんじゃー!

まぁ、私は関係無いので知らんが。


■そんなことはともかく!

冴羽獠の育ての親、

いつの間にか傭兵界のトップに君臨している

海原神がとても良いという話です!


完全に悪なんだけど。

あれだ、パトレイバーの内海課長に近い。

それでいてジョジョのディオ的なカリスマ性も備えるという

おじさんなのだけど、肉体的にはまだまだ現役で戦闘もできるという

イケオジっぷり!

慌てず感情をあらわにしたりもせず

淡々と自分の道を邁進する。

とても素敵なのですよ。


■最後、エンジェルダストを海に捨てたのは

「こんな邪悪な薬はやっぱりヤメておこう」

ではなく

「私の一番優秀な部下でも耐えられなかったのだからまだ不完全だ、作り直し!」

って話なのですよ。


「それなのにそんなエンジェルダストに適応し生き残った

俺の最高傑作”冴羽獠”はなんとも素敵だ」

とニッコリするのがとても可愛らしい。


そんな感じー。




「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公式



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