■おぉ、なんか凄く情念というか、
ストレートに感情が伝わってくるので
癒されるのですよねー。
なんの見栄もてらいも無いのが心地よい。
■展示されている絵は
芸術作品として見ると
ほとんどその価値は無いのですが。
その人物を下敷きにするのからなのか
異様なパワーを感じてしまうのですよね。
■分類すると
1、子供の落書きのような絵
2、中二病的な絵
3、ポップアートのような絵
4、多少絵の勉強はしたけど芸大に入るほどでは無い絵
5、心象風景
■映画ITのモデルにもなった
ジョン・ウェイン・ゲイシーや
映画グッドフェローズのモデル
ヘンリー・ヒルのポップさは素敵!
普通に商品のパッケージしたらカワイイと思える感じなのだ。
解説を読むとジョン・ウェイン・ゲイシーは獄中で絵を描いて販売しており
4000枚もの作品を描いたらしいが
慈善団体や個人がその大部分を回収して燃やしたそうだ。
なんかそれは奇妙で笑える。
■しかし、私が一番心惹かれてしまったのは
ハーバート・マリンの雲海に浮かぶ山の絵だ。
こればっかりは何度も長い時間眺めてしまった。
まさしく心象風景なのだろう。
彼の心はここにある。
そしてそこは静寂に包まれ
清涼である。
良いっスなー。
そこでふとラブクラフトの「狂気の山脈にて」を思い出す。
あれに出てくる南極の奥地の山脈に近い気がするのだ。
◯「狂気の山脈にて」の作中でも何回も登場人物の台詞で「レーリヒの絵画に出てくる山のようだ」と言及されています。チベット
◯ニコライ・リョーリフ(レーリヒ)
なるほど、近い気がする。
なんで山なんだろうな。
なんとなくわかるけど。
このような落ち着く場所を持っていることは
大事な気がするんですよねー。
■チャールズ・ミルズ・マンソンは写真が多かったけど
あぁ、これがマリリン・マンソンの名前の元ネタになった人かー、と。
影響力あるパワーを感じますよなー。
ジョン・ウェイン・ゲイシーも彼の肖像画を描いてるし。
というか2017年つい最近まで生きてたんだよねー。
はへー。
そんな感じでとても満足感溢れる感じでした。
人間の振り幅の最大限の人を見ることで
自分はまだまだ大丈夫って思えたりしますしね。
癒し〜。
あと、この展示物いろんなところから借りて来てるんだろうなー
とか思っていたけど
全部、一個人のコレクションなのだそうだ。
すげぇ!
追記:
彼らに共通して
親の虐待や性的虐待、
無理やり女装させられる、
というのがあるので。
そういうのが原因なのかもなー、と思うと。
全然関係なく、とても幸福な家庭に育ってるのに
そうなる。
って人もいてなおさら恐ろしいのよねー。
基本的に原因は無い。
それこそが一番の恐怖。
2018 7/24~8/18
■serial 連続の
Serial killer 連続殺人犯
なのだけど
cereal 穀草、穀物、穀類、(穀物を加工した)穀物食品
いわゆるコーンフレークのシリアルとも掛けてあるのかしら?
シリアルを食べるように日常的に、みたいな。
極楽京都日記: 【漫画感想】「狂気の山脈にて」最終4巻 田辺剛
シリアルキラー展良かったー。癒される〜。 pic.twitter.com/5pLqe6Ygbo— 内海まりおコミティアH27a (@mariouji) 2018年8月15日
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