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2017年3月30日木曜日

【新作更新】魔法使いのお時間よ『第62話(87)魔法使いと宇宙の旅』

【新作更新】
魔法使いのお時間よ
というわけで久々の更新です。
続きはここらから






パソコンで読むならマンガごっちゃが良いです。




↓こちらの投票もよろしくですよ。



【新作更新】「口に出すと口が気持ちよくなる言葉(仮)」


2017年3月25日土曜日

【漫画感想】「ゼリゐ文明の書」タカノ綾

■漫画家よりかはイラストなどのアーティストとして有名なタカノ綾氏。
まぁ、天才なので怖い!
と思っていたのですが
それほど画集とか買うほどではなかった私です。
しかし、漫画でまとまったものがあれば
すぐさま読みたいと思っていたので、
本屋で見つけてすぐさま購入!
1600円!高い!
でも迷わず購入!
そして大正解!
ヤッタネ!



■この汚い世界なんて壊してしまいたい。
なんて言うよくある中二的ドリームから始まるのですが。
そこから一気に200年後!
新しい文明が作られていたのだッ!!



ぷよぷよプニプニのゼリイを材料とした
丸くて柔らかくて美しい世界。

そんな世界が誕生してしまっていた。



■それがふわふわのファンタジーかと思えば
ゴリゴリのSF作品で
その世界の現状と過去と未来と
そこに居る人たちの感情を伝える。

そして変えたいと思って変えた世界なのに
「やはりこの世界も完璧ではないのではないか?」
などとまた世界の否定も始まり。

その描写力により
圧倒的なイメージ世界が描かれてゆくのであった。

とてもステキ。



■うつうつとしている中学生女子とかが見ると
幸せ過ぎて死ぬので、読むな!^

もうこれ描けたら満足だろうなー的な
世界の中心を描く理想漫画。



■湯浅政明監督でアニメ化して欲しい。
カイバのあの感じで。

■書き下ろし単行本なので
1冊完結のグルーヴ感がとても心地よいのです。
快作!






#月刊COMICリュウ登龍門7投票受付中!!
大正九年にも通じるね。

2017年3月19日日曜日

【音楽】電気グルーヴ「TROPICAL LOVE TOUR」Zeep Osaka Bayside2017:3/18

■行ってきたよー。
やったー!
すごい良かったー!
突発的にほぼ前日にチケット取って衝動的に出掛けて良かったー!
満足ー!
充足ー!
たまんないねー!



■電気グルーヴはずっとファンだったのだけど。
そういやライブは行ったことなかった。
WIREは結構通っていたので
その中での電気のライブは見ていたんだけどね。

■前回のCDとかライブで盛り上がるのか?
なんて思っていたけど
ライブのDVD見たらすっごい盛り上がって楽しそうなので
今回行くことに決めたのです。

■新しいアルバム。
とても良いのだけど
とてもまったりしてるから
ライブではどうよ?って思ってたんですが。
杞憂!
超杞憂!

むっちゃ盛り上がりましたですよ。
若返る!
溢れ出るパワー!
蘇る金狼!
ヤッター!

■そしてやっぱり卓球は狂人でしたわ(褒めてる)
ライブDVDでMCカットされたりしてることの意味がわかった^
すっごい面白いけど地上波では無理!みたいな内容。

■そんな中、MC途中で客席から
「つまんねーぞ!」
みたいなこと言う輩が出たんですよね。
まぁ、なんかノリ的で。
そしたら卓球が
「あぁん?じゃあオマエが面白いこと言えよ。言えるんだろ?」
そしてその客にマイクを近づけるピエール滝。
まぁ、もちろんそいつはしどろもどろしちゃって何も言えない。
卓球が「じゃあ、名前は?名前あんだろ?」
「あ、モリヤです…」
「モリヤ、うん面白い!後で千円やるよ。ヤモリとイモリに影響受けてモリヤなんだよな。よし!」
みたいなかんじで怒涛に追い詰めて
そしてちゃんとギャグに落としてるので
割とゲラゲラ笑いながらそのやり取りを聞いてましたよ。

そんで次のMCの時に本当に千円持ってきて、モリヤくんにあげるの。
「おい、モリヤ千円やるから500円お釣りよこせ」
そんでモリヤくんコインケースを取り出して
千円もらって500円返すのね。

なんだこれ!?^^

■まぁ、その後もいろいろあるんだけど。
音楽のライブだっつーの!

■ニューアルバム「トロピカルラブ」の曲は前と後ろと真ん中あたりにあって
その間は昔の曲とかなんだけど
個人的に「マーチ」が来た時は鳥肌!
いやー、これすっごい好きなんですよねー。
誰かカバーしないかしらとずっと思ってる名曲。
後「新幹線」のイントロが出るとなんか来るねー。

それと、メジャー以前の曲とかだったのかしら
ちょっと知らないのもあった。
「いちご娘」のも歌詞があった?

■もちろんトロピカルな曲も怒涛で
滝も卓球もノリノリで超楽しい!
途中、卓球はドイツ語話しているのか日本語なのかわかんねー感じで^
もう二人のイチャイチャっぷりが羨ましくって嬉しいんですよねー。
なんなのアレ^

■そして最後の曲夏木マリが映像で出てくるんだけど
これがかっこいいのよねー。
はぁー、もう素晴らしい!

■そんな感じで汗だくで大興奮でございましたよ。
行ってよかった。
めでたしめでたし。

■いや、でも正直凄いことがどんどん重なってくるので
前に見たことをどんどん忘れていく感覚。
ほとんど記憶がないです^^
でも楽しい思いだけが綿々と。

やったね!





2017年3月18日土曜日

3/18発売「コミックリュウ5月号」に読み切り漫画「ベリーハーブス」内海まりお





複雑に入り組んだ現代社会の謎や疑問を徹底的に究明する
私が先生のベリー・ハーブス・リーブスでございます。

聖書のようなお話ができましたよ。
聖書は読んだことありませんが。
大好きな音楽のように
なんどもなんども繰り返し読める漫画です。
5万回くらい読めます。

そんな感じでコミックリュウにて
読み切り漫画が載ってるので読んでね。
近所の本屋になかったらamazonで買うが良いよ。
付録の小冊子って感じで付いてるやつに載ってます。
kindleでも読めます。


そんでもってこれ読者投票で順位が決まって
1位の奴は連載確定するかもなので
こぞって投票するが良いわ。
そんでもって投票期間中はWebで無料で見れるのです。
これで本屋で見つからなかったから読めなかったなんて
言い訳はできなくなりましたぜ。





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方法は三つ!

1,本屋かAmazonで紙の本を買う。
 ハガキを買って
 雑誌の隅にある投票券を切り取って貼って応募。
 面倒臭い、けど持ち点が「5点」!
 あと合わせてweb投票もできるので1点プラスで
 計「6点」!


2,kindleで買って読む。
 これが載ってる小冊子もkindle内に入ってます。
 普通に読めます。
 ただし投票券を切り取ることができないので
 web投票の「1点」のみ

3,webサイトで無料で見る。
 もちろんwebで投票もできます「1点」
 あ、あとがきの1ページ漫画があるのですが
 webサイトでは見れない模様。
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そんな感じでまぁ、どれとなりで。
まぁハガキ投票がパワーがあってオススメです。
殴りつけるように世界を変えろ!

ともあれ漫画面白いので読んでねー。

ハガキ投票
2017 4/21締め切り。
Web投票
2017 4/30締め切り。











2017年3月12日日曜日

【小説感想】「木曜の男」G・K・チェスタトン

■悪の組織サンダーの感想で
「木曜日の男みたいな感じですかね?」
みたいなのがあった。
アマゾンで調べてみたら面白そうな雰囲気だったので
買って読んでみた。




■面白い!
というかすごく私好みの小説!
そしてこれ初版が1960年!
57年前?の小説!?
ちなみに私が買ったのは2015年の32版だった。

追記:と思ったらこれは日本語訳版の出版年日で
元の本は1905年で、112年前?!ヒィ!

■そんな昔の小説なのにガッツリ面白い。
私が考えてたことが小説内にどんどん出てきて
同じように考えていた人昔からいたんだなー、とニッコリ。

■馬車と自動車が混在する産業革命くらいのイギリス?
ホームズとかのその時代かしら。

そんな所で、国家転覆をたくらむ無政府主義者の会合が行われる。
怪しげな人たち、
熱く燃える論争、
狂乱的な思想の飛躍。

■そんな秘密の会合に密偵が忍び込むのだ。
彼は自ら無政府主義者を装い。
組織の内部に潜入してゆく。

彼の明晰な頭脳は軽やかに回転し、
どの無政府主義者よりも、さらに上の無政府主義者を演じきる。
その演説は切れ味鋭く熱を帯び、彼らの心を掴み取る。

そして彼は組織の中央にまで踏み込んで行くのだ。
その組織の中央には七人の代表がいた。
月曜
火曜
水曜
木曜
金曜
土曜
曜日の名で呼ばれる、見るからに異様な男たちがいた。

そしてその中でひときわ異彩を放つ
いや、恐怖さえ覚える男

日曜がいた。

■そんな感じでもりもり面白いんですよねー!
前半は議論や論争で哲学的な話をガンガンするんですが
後半どんどんとアクションとミステリな感じになってきて
怒涛の展開になるんですよー。

■ちょっと人生の大切な一冊に入りそうな
個人的にガッツリ心にハマる小説でしたわ。

思考の先に世界の秘密がつまびらかになっていく感じなのです。
心がワクワクと広がってゆきますよ。

なんとも素敵。
世界の全てがここにある。
良い本でした。
■「木曜日のフルット」とかここからなのかしら?
あと「有頂天家族」の金曜倶楽部とかも。





「悪の組織サンダー」




2017年3月7日火曜日

格差社会


なんでしたっけ?
「評価経済」とかいうやつ
その人の価値は周りの評価で決まるという話。

人気者は評価が高い
優しい人も評価が高い
そしてそんな周りから良い人だと思われている人は得をする。
初めはちょっとおごってもらったりするだけかもしれないが
それが高まってくると良い人であるだけでお金が入ってくる。
働かなくても良い人であるだけで生活が成り立ったりしてしまう。

■逆に、
人から嫌われる不人気者は評価が低いし
その性格のせいで少しずつ損をする。
その不人気具合が高まると、周りには誰も寄ってこなくなり。
何をするにも高額なお金を払わないと
その人のために動こうという人はいなくなる。

■わかりやすく「良い人」「悪い人」で書いたが
実際には
「人気のある人」「評判の高い人」
多くの人はその人と友達になると「得」だと思うだろう。

「嫌われ者」「評判の悪い人」と
積極的にお近づきになりたい人は稀であろう。


■近代、ごく最近までは「お金を多く持っている人」に人は集まっていた。
しかし、それは「生活費を稼ぐために仕方なし」に集まる程度だ。
お金を持っている人に集まる人は仕方なしに集まっている人だ。
会社や取引先など。

で、アイドルにお金をつぎ込む人がいる。
アイドルがその人にとって良い人だからだ。

そしてお金持ちの人は積極的に人気者と友達になろうとする。
人気者と友達であることは自分の資産価値を上げるからだ。

人もお金も人気者に集約されていく。

■そんなのはズルい!
不平等だ!
なんてことを言うのならば
あなたは積極的に嫌な人と友達になり。
評判の悪い人のご機嫌を取ると良いだろう。

そう、それは明らかに「損」なのだ。

まずい飯に高い金を払うようなものだ。

■払う金がないんだよ。
という人はますます
自分が人気者になれば良いのだ。

いや、そんな全国的な人気者になる必要はない。
ご近所で、小さな仲間内で
「あいつといると楽しいよな」
って思える奴になればいい。
お土産のまんじゅうがひとつしかなかった時。
その相手は迷わず君にくれるだろう。
君がお金に困っているのならば
何も聞かずにお金を貸してくれる。

君は感謝し、ますます良い人になる。
そしてますます評価は上がり。
ますます儲かってゆくのだ。

極楽京都日記: 平等主義者! 

極楽京都日記: 自己中心的評価 


極楽京都日記: 【漫画感想】ドリフターズ5 平野耕太 

漫画で好きなキャラクターがいたとして
あなたはその人物の何が好き?

金持ちだから好きなのか?

現実の人選びも、もうキャラ選びなのだ。

2017年3月2日木曜日

【漫画感想】ダンジョン飯4巻 久井諒子

す、すげーッ!!
そして面白いッ!!


いやー、レッドドラゴン倒して妹を救い出すの
この漫画のラストだと思っていたものだから
この巻で終わりなのか?
と思ったけどそんなことはなかった。



そしてちゃんと面白い!
これまでは全体的な流れはあるものの
一回一回読み切り感覚の話だったが
今回グワッと物語に引き込まれた!

ドキドキの大冒険!
しかしそれは実にリアルで怖い。
物語の登場人物が「死んでしまうかも?」という恐怖を読者が感じる。
まるでそこにいる実際の人物のように本気で心配してしまう。



なので頑張れライオス!
無理すんなよマルシル!
時には突っ走れチルチャック!
みんな信頼してるぜセンシ!

てな感じで手に汗握る大展開!



そんでももっていろんなもののバランスがすごく良いのですよなー。
もともとは「グルメ漫画」+「剣と魔法のファンタジー」だったのに。
そんなことは忘れてしまうほどに
普通に漫画として強固に面白い!

キャラの性格もそれぞれ違っていて
誰もが主役になれる強さを持っていて
特別誰かの思想に寄りすぎることがない。
なのでそれが
作者の作った世界でなく、
そこに世界がある、と普通に思えてしまうのだ。

ここに世界が確かにある。



あと、絵がむちゃくちゃうまいのよなー。
それもひけらかす感じじゃなくて
しっかり漫画に有用に必要とされ使われている。
骨格の描写とかさらりと描いてしまっているものなー。
はへー感服しきり。

笑いとシリアスのバランスも絶妙だし。

冒頭のナマリの選択や決意とか
人生そのものだもんねー。

はぁー、良いものだ〜
良いものです〜
やったー!