2015年11月11日水曜日

【小説】星の王子さま【感想】


「ペリレオの星」ネーム描き終わったときに
そういえば「星の王子さま」ってこれに近い話じゃなかったっけか?
と読み始めたのでありました。
というか夏の古本市で偶然購入していたので、ナイスタイミング!

■なんとなくアニメでちらりと見た様な
小さな星でバラの花に囲いをかけてあげるシーンとか。
ちょっと前「100分で名著」紹介されていたのを見て。
なんとなくは知っている気がしていて。
それは純真な子供の物語であり、
大人に向けての教訓めいた話なのだろう、
と思っていたのですが。

全然違った!

いや、そうとも読めるのですが。
それより向こう側の根源的な深い所に到達していて、
深夜に読み終えた私は大興奮!

あぁ、こりゃ世界中の人に永遠に読み継がれるわけですよ。
納得の物語でした。

■具体的にどこがどうとかというわけではなく。
あ、そうだった。
なんてところをそっとすくう様に
しかし説教臭くはならずに。

幾人の人々と出会い
それぞれの考えを知り、
最後はそれらをくるりの絨毯に丸め込んでしまえるような。
泣くでもなく、笑うでもなく。
後悔するわけでもなく、憤怒もしない。
かといって楽観的なわけでもない。

■ちょっと忘れかけていた
とても大事なことを
少し前まで、そう、あなたが子供の頃に
当然、そうだ、と思っていて。
それは大人になってもそのまま正しいことのはずなのに。
何故か忘れてしまっている。
あれやこれやを。

そっと当たり前の様に
目の前に置かれて
氷のように溶けて消える。

たぶん、またもう1度。
数年後にニ度三度。
読んでしまうような、
きらめくまばたきのひとしずく。

とても安心だよ。

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