■「ペリレオの星」ネーム描き終わったときに
そういえば「星の王子さま」ってこれに近い話じゃなかったっけか?
と読み始めたのでありました。
というか夏の古本市で偶然購入していたので、ナイスタイミング!
■なんとなくアニメでちらりと見た様な
小さな星でバラの花に囲いをかけてあげるシーンとか。
ちょっと前「100分で名著」紹介されていたのを見て。
なんとなくは知っている気がしていて。
それは純真な子供の物語であり、
大人に向けての教訓めいた話なのだろう、
と思っていたのですが。
全然違った!
いや、そうとも読めるのですが。
それより向こう側の根源的な深い所に到達していて、
深夜に読み終えた私は大興奮!
あぁ、こりゃ世界中の人に永遠に読み継がれるわけですよ。
納得の物語でした。
■具体的にどこがどうとかというわけではなく。
あ、そうだった。
なんてところをそっとすくう様に
しかし説教臭くはならずに。
幾人の人々と出会い
それぞれの考えを知り、
最後はそれらをくるりの絨毯に丸め込んでしまえるような。
泣くでもなく、笑うでもなく。
後悔するわけでもなく、憤怒もしない。
かといって楽観的なわけでもない。
■ちょっと忘れかけていた
とても大事なことを
少し前まで、そう、あなたが子供の頃に
当然、そうだ、と思っていて。
それは大人になってもそのまま正しいことのはずなのに。
何故か忘れてしまっている。
あれやこれやを。
そっと当たり前の様に
目の前に置かれて
氷のように溶けて消える。
たぶん、またもう1度。
数年後にニ度三度。
読んでしまうような、
きらめくまばたきのひとしずく。
とても安心だよ。
極楽京都日記: 【漫画】「ペリレオの星」【死蔵ネーム】
読んだ。ヤベェ! pic.twitter.com/qOmao5j437
— utumi MARIO 内海まりお (@mariouji) 2015, 11月 7
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