■良過ぎた!
超ど真ん中の青春で
世のそうするべきの同調圧力を
すっぱり切り捨て
全力で前進する物語。
なので宮本大のことは嫌いだ。
だけどあいつは凄いんだよ!
てめぇ!ヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!
って感じで
純粋なる感情の音楽が激流となって溢れ出す。
強い!
■音楽でプロになるためのテクニック、
音楽で食っていくための処世術、
それらはもちろん必要なのだけど。
落ち目のジャズ業界でそればかりを極めていくと
どうにもいびつなものになってしまう。
それの以前に大切なものがあったはずなのに、
音楽の楽しさ、
音楽の素晴らしさ、
それがなんだったのかを忘れて行ってしまう。
そのことはジャズに限らず他の業界でもそうだろう。
この映画はそれらのことを思い出させてくれる。
■そんなガキ臭いことを言って、…じゃあないんだよ。
むしろそれがしっかりとあってこそ。
そしてそれをどんどんと練り上げ積み上げ
重ね合わせる。
■更にジャズはセッションだ。
ひとりでは完成しない。
中心のパワーを練り上げた三人のうねりが
ガッチリと重なり合ったのなら
それはとんでもないものになる。
■そんな光景に出会えたのならば
それは歓喜だ!
とても素晴らしいものがステージに現れる。
音の彼方から光の粒が輝ききらめく。
マーヴェラス!
驚くべき、感嘆すべき、
奇跡的な感情が映し出される。
なんということだ。
カッコいいぜ。
■「あ、内海さん宮本大が嫌いって、あんた自分のことユキノリ側だと思ってんじゃないでしょーね。
違いますよあんたは宮本大と同じタイプですよ!」
「は?…はぁ?そんなわけねーべ?
俺があんな根拠のない自信を持ってる職人気質のヘンコモノなわけねーべよ?」
「違いません、あなたはそっち側です。自分じゃ気づかないんだから、同族嫌悪ですよ」
「な、なぬぅーーッ!!?」
■演奏部分の3DCG、アップの時はいいんだけど、ロングの引きの時なぜか棒人間みたいな不安感があった。
なんだろう?肩が閉じたり開いたりしない?首や腰、背骨の曲がりが悪い?
そこだけが変な感じでした。
ファーストスラムダンクでそのあたり全部解消できていたので、
現在の3DCGでは出来ないってことではないと思う。
映画『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』良過ぎた!超ど真ん中の青春で世のそうするべきの同調圧力をすっぱり切り捨て全力で前進する物語。なので宮本大のことは嫌いだ。だけどあいつは凄いんだよ!ヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!って感じで純粋なる感情の音楽が激流となって溢れ出す。強い
— 内海まりお UTUMI Mario (@mariouji) March 4, 2023
#BLUEGIANT pic.twitter.com/gKwreMCED7
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