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2022年1月20日木曜日

【映画感想】呪術廻戦0


■「呪術廻戦0」観た。

ぐるんぐるん良かった!

終始ニヤニヤしてしまった。

激情の呪いが込められているねぇ。

たまんないよ。

夏油傑さんが一番好きね。


■登場人物みんなしっかり頑張ってて偉いよね。

この手の話でありがちというか、

現実でもそうなのだが、

悪い人の方が事前努力をすっごいしているんだよね。


■それに引き換え主人公の乙骨くんは

ヘニョヘニョと悩んで

周りに気を遣わせた挙句

悪の人が一生懸命に作ってきたものを

「なんか僕は許さない」とか言って壊しちゃうんだよね。

殺しちゃうんだよね。


■さらに実は彼は血筋的に良い家系!

ということが判明。


ズルいよね。


■この物語の設定で「呪い」とは

負の感情が寄り集まったものであると。

そしてそれを祓う呪術師は

呪いによって、呪いを祓う。


そのパワーの源は感情であると。

感情の多寡を自在にコントロールできるようになることで、

呪いを扱えるようになる。


■というわけで、

物語自体にも感情が付いて回る。


そんなわけだから主人公の乙骨憂太君には

最大限の感情が与えられる、

押し付けられる。

それは最高に幸せなものから、

最悪に不幸せなものまで。

できうる限りの最大を浴びせかけられるのだ。


それでこそ、

それでこそ主人公たりうる。


■感情の巨大な振動は

観客の心を揺さぶる。

観客の命を一瞬、肉体から乖離させることが出来る。


■その瞬間を夏油傑は逃さない。

するりとあなたの懐に忍び込み。

指先を胸元に突き立てる。

その指はズブリズブリと体内に押し入って。

あなたの心の臓をギュッと掴んで撫で回す。


■とても良いね。

とおっても良い。

その顔だ。

なんて素敵なことだろう。


それを祓い退けろ。


油断をしてると

すぐ、そう、なる。



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『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト




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