■変な映画!^^
いやー、全然想像していたのとは違う映画でした。
冒険的な映画でもなく
恋愛的な映画でもない
なので危機的状況に追い詰められて
盛り上がったりもしない。
でも凄い!
すごく良い映画なのでした。
■なんていうか日常系?
漫画「よつばと!」を映像化して映画化したらこういう感じになるのかも!
というすっごく真っ芯を捉えた場所なんですよねー。
家族の話のように見えるんですが
他人の話なんですよねー。
■過去と現在、そして未来をポンポンと飛んでゆくお話なのですが。
周りが理解してくれなくって
「なんで私の気持ちをわかってくれないの!」
「なんでそんなこと言うんだ!オマエが何考えてんだかさっぱりわかんないよ!」
そんなことを言ってしまうとき。
その自分に対して嫌だと思うことを
あなた自身が既に誰かにやっている。
そしてそのことをすっかり忘れている。
「ほら、オマエもやってんじゃん」
ってそのカウンターパンチで
ゾロゾロと見せ付けられるんですよね。
■それは何かといえば
「誰も私の気持ちなんてわかってくれない!」
なんてのは嘘で
ほとんどの人間は大して違いがないってこと。
ただ大人だったり子供だったり
時代が違ったりで
立場が違うだけで
根本的にはほとんど違いのない
ただの人間で。
嫌な部分も良い部分もほとんどいっしょ。
まだ自分がその立場にたどり着いてないか
昔のことですっかり忘れてしまっているか
それだけのこと。
■そんないろんな立場の人が集まったのが家族ってわけで
全員他人なわけだけど、
皆を同時に子供に戻してみれば
そこに大した違いはなかったりするのよね。
■「人の気持ちを考えよう」
なんてことを丁重に説明した映画なのかもしれません。
なので自分と同じ状況同じ性格同じ年齢のキャラクターでないと
感情移入できない人は
この映画を見てイラっとするかもしれませんね。
それはそのまま
人の気持ちが考えられないってことですよ。
自分の今のことしか考えられねぇダメ人間。
うひひひ。
■でも、だからこそ
人の気持ちを考えるってことは
別に他人になりきらなくっても
自分の過去と
自分の未来の気持ちを
想像すればそれは簡単。
■私自身も結婚してないし
恋人もいないし
家族を捉えたこの映画とは無縁のような気もするけど
自分の過去の気持ち
自分の未来の気持ちを
取り戻すのにこの映画はうってつけ。
■今、家族がいる人は
自分が親になることや
おじいちゃんおばあちゃんになることを
ほんのり想像できるかもしれないけど。
自分が「ひいじいちゃん」「ひいばあちゃん」になることは
想像もしていないことだろう。
■そうなんだよ、多くの人は
今自分が生きているこの瞬間を「現在」として捉えて
今の自分を「結果」だと思っている。
違うねん。
あなたが「ひいおじいちゃん」「ひいおばあちゃん」になった時
その孫やひ孫から見たあなたは
スタート地点なんだよ!
「あなたが始まり、最初の人物なんですよー!!!」
なんてことを思ったりしましたよ。
ぐるぐる回るぜ〜。
楽しい〜。
■あとイケメンが出るよ。
声優は知らずに見ていたのでしたが
声優もイケメンだった!
そして犬カワイイ!
未来の新幹線も超良い!
あと、駅の落し物係の人も好きだな〜。
■割とあっさり終わってしまったな、と感じるかもしれませんが
見終わった後にグルグル回って行きますよ。
多分10年後とかに、あぁ!とか思い出しそう^^
しみるぜ。
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未来のミライ、描くならこの二人しかいないっしょ!(^ν^)#未来のミライ pic.twitter.com/lzvNDNqbDm— 内海まりおUTUMI Mario (@mariouji) 2018年7月21日
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