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2016年12月1日木曜日

説明力知性


■なんでしたっけ有名な言葉でこういうのありましたよね。

「むずかしいことをやさしく、
 やさしいことをふかく、
 ふかいことをおもしろく、
 おもしろいことをまじめに、
 まじめなことをゆかいに、
 そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

作家、井上ひさしさんの言葉だそうです。

■なんというか最終的に説明の巧い人の話を聞いていると
面白くって愉快にな気持ちになるのですよね。
そして内容も分かりやすい。

逆に説明が下手でこちらが理解出来ないとすぐ怒る人は
いっしょにいると不愉快で嫌な気持ちになるのですよね。
そしてその内容はさっぱり理解出来ない。

■子供に勉強を教えたことのある親御さんは分かると思いますが
小学生には余裕を持って教えられるのに
中学生くらいから余裕がなくなってきて
しだいにその子供の質問にイラダチを感じるようになった。
なんて経験してるんじゃないでしょうか?
その原因は簡単で中学の勉強の内容を理解出来ていないからですよね。
中学生と知性の差がないので怒ってしまうのです。

それならばちゃんと勉強し直せばいいのですが
「私は大人だ!そしてオマエは子供だ!」
なんていう薄っぺらいプライド、根拠の無い序列を持ち出して来て。
成長せずに「賢い大人」の地位に居座りたい。
なんていう怠惰であり、かつ見栄っ張りなダメ人間の成せるわざなんですよね。

怒りは同程度の知性間でしか発生しないのです。
まぁ、例外的に実際に会ったことのない人
テレビで見ただけの人に怒るなんてときは
あなたの方が一方的に知性が低いって場合がありえます。

本当に賢い人はめったなことでは怒らないのですよ。
なぜなら普通の民衆のことを犬程度だと思っているからです。
犬に怒る人はいません。
犬に分かるように根気強く説明してくれます。
あなたが子犬を見るときの慈しみの目のように、
優しい目で見てくれています。

■犬程度の知性と思われるがムカつくのならば、
その人と同じくらい賢くなればよいんですよ。
そうすれば同レベルの人間として
生産性のある楽しいケンカが出来ることでしょう。

そう、怒っている暇などないぜ。



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