2026年9月27日日曜日

【映画感想】我々は宇宙人(否定的な感想です)


■辛い苦しい喜びがない!

この世の地獄!

普通の人の醜悪さを全て詰め込んだ

押見修造漫画の煮凝りの様な映画。

最後の五分くらいで感動して泣いてしまったけど、

すごく騙されてる気がする。


もう二度と見たくない。

後半に入れ替わって

そこから良くなるかと思いきや

終わりなき地獄。


■邪悪なピタゴラスイッチで

友情がものの見事に破壊されてゆく。


■翼くんは結局犯罪者として逃げおおせた。

しかも、自分も傷ついたのだから許されるよね?

という自分自身で勝手に相手の許しを得る傲慢さ。


■もちろん暁太郎は永遠に許さない。

しかしもう翼くんに怒りを向けたりもしない。

今度会っても知らない人として無視する、永遠に。


■どうにもお互いに悪い所もあったよね?

みたいな感じで描かれているが。


暁太郎の悪かった所は傘を壊して謝れなかった所、

そこだけで。

あとは全て

「お前は周りに合わせることが出来ない、俺はそうしているのにムカつく」

という周りと同じに出来ないことが悪と認定されている。


■完全に翼側の言い分で、

俺は真っ当に生きてきたから

普通の俺の考え方が当たり前であり、

多少ヤンチャもしたけれど、

それも普通の範囲内だ。

今はもう更生したから問題ない。


しかし、お前のそれは違う、

俺をイラつかせる、

お前のそのみんなの普通に合わせられない行動、

それは悪だ。

そうなのだから、俺はお前に嫌がらせをしても

おあいこなのだ。


■みたいな普通の人の意見が

もの凄い勢いで襲ってきて恐ろしい。


出てくる人たちがみんな普通の人で

普通を押し付けてきて。

普通になれない相手は人間じゃないので傷つけても良い。

ということになっている。

普通の人の世界では。


■そうなったのはお前のせいで

俺のせいではないよね?

と言うのに

「監視カメラ発見」

と言うとうろたえる。


■心の奥底で自分のやったことは悪だとわかっているけど。

仮面をかぶって隠し通せば問題なかろう、と思っている。

多数決で数が多ければ押し通せる、そう学校で教わった。

普通じゃないやつの意見は封殺できると思っている。


■そして、あの頃の本当が無くなってゆく。

普通の生活を手に入れて。

あの頃の記憶も消し去ってゆく。


俺はちゃんと立派にやっている。

そう思い込むことで、

本当にそうであったかのように生きて行ける。


■でも、丸い玉が着いた棒を突きつけられると死ぬ。

それは仕方がないよね。


でもきっとそんなことにはならないよ。

きっと、たぶんね。



映画『我々は宇宙人』公式 - NOTHING NEW


電気グルーヴのインベーダーのテーマを聞いて心を落ち着ける。


VOXXX - 電気グルーヴ


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