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2025年12月28日日曜日

【映画感想】アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ


■なんだかんだでどっしりと腰を据えた良作でしたよ。

ナチュラリストな感じは鼻につくけど、

世界は美しいということをものの見事に表現!

映画の良さの全部が詰まってる。

あと悪部族の女統領が可愛すぎる(^ν^)

途中主人公がスタープラチナみたいになってた。


■基本アレなんですよね。

都会に住んでた人が田舎暮らしがしたいとか、

現代的な物を捨てて太古の暮らしの方が素敵とか、

まぁ、そんなわけあるかーッ!!

と言ってしまいたくなるんですけど。


■でもそこら辺もうまく汲み取って作ってあって。

そんな自然と調和した素晴らしいこの星の生活も。

部族同士の争いはあるし、

古い価値観に縛られて自由はないし、

何より文化レベルが最低限なので

漫画も小説も映画もない。


海で遊ぶの楽しそうだけど、

逆を言えばそれしかない。

何も選ぶことは出来ない生活。

音楽も太鼓と笛、弦楽器はあるのかしら。

もちろんロックやテクノなんて一生聴けない。

ヤダよそんな生活。


■そしてそのような文化レベルが違うだけで、

この星の人たちもいずれ発展すれば

地球人と同じようになってしまうのだ。


■いや、彼らには自然信仰的な神があるじゃないか。

というが。


これもアメリカ人が望む

理想の宗教観なんですよね。

日本の禅に憧れたり、

マーベル映画ではしょっちゅうチベットの寺院に行ったりする。

というかインディアンことナイティブアメリカンの

スピリットでしょうが。

あんたらが無茶苦茶に潰した。


■自然信仰はなんとなく山の神を恐れたり

自然の恵みをありがたく思う程度なんですが。


アメリカ人の理想としては全ての自然を支配する

グレートマザーみたいなのが出てきてしまうのですよね。

いや、そういうのとはちょっと違うんですけど。

まぁ、君らがそれでいいんならいいけど…。


■なんてことを言いつつ。

なので結局、違う星の違う種族であっても

地球人と同じことで悩んだり憎しみあったりしてしまうのよね。

差別もするし嘘も付くし自分勝手だったりもする。


■とまぁ、うだうだ書いてしまいましたが。

この星の世界が素敵なのでとても良い感じですよ。


詰まるとこアメリカ人はこういう世界に

異世界転生したいんだろうなぁ、と。

私はごめんだが。

いや、三ヶ月くらいバカンスで、

というなら丁度良い観光地ですよ。

さぁ、支配して利益を掠め取りましょう!

あぁ、ダメな地球人だー。


■あ、そうだイカ!

この星にイカがいるんですよ!

そこそこデカくて凶暴な!

クチバシで肉を引き裂きますよ〜!

カッコいい〜!!


■いや、良い映画なんですってば!

本当!


バトルあり!恋愛あり!家族愛あり!

空中戦!海中戦!

愚かな人間が怪物に綺麗に食われたり!

とっても充実した映画体験ですよ。

やったね!




アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ

アバター:炎と灰のバラン アクションフィギュア


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