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2024年7月29日月曜日

【映画感想】化け猫あんずちゃん

 


■うわー、思ってた以上に良過ぎた！

別にゆるいって感じでも

自然派とか感動過ぎることなく

丁度良い塩梅で


人が望む理想の世界が

普通に何食わぬ顔でそこにあって

泣いちゃうのよねー。


心の中心にぽんと置いておきたい良い塊でした。

美しくて綺麗な当たり前なの。


■いましろたかしの漫画は昔コミックビームとかで読んでいたけど

決してアニメに向いている漫画ではない。

でも、これうまいこと行ったなー。

すごーい！


■なんか要素だけ見ると

よくある子供向けの感動モノになりがちな感じなのですよ。

でもそこは踏ん張って。

というかちゃんと作って。


いや、かと言って大人の好みにも擦り寄らず。

子供の気持ちも大人の気持ちも

実際の本当の所はこういう感じでしょ。

こういうところを目指したいでしょ？

というそんなすごく丁度良い場所に案内してくれているのですよ。


■化け猫のあんずちゃんとその妖怪仲間も。

かりんちゃんの子供らしい嫌らしさも。

お父ちゃんのダメダメ加減も

お母ちゃんのちょっとした言葉にも。

変に肩肘張らずに、

良い感じにしていきましょうや。


そんな心地よさに溢れてしまって。

ほんわかにしようかと思えば。

後半結構スペクタクルで

ドキドキのアクションシーンだったりで。

とても楽しい。


■そうだよ、人生なんて楽しいのが一番だよ。

そのためには自分の周りの人も幸福になっていてもらわないと困るし。

それに協力は惜しまんよ。


まぁ、でも面倒臭かったらやらんけど。


■そんな丁度良い塩梅で

心地よい夏の風は吹き抜けるのです。


素敵よね。



映画『化け猫あんずちゃん』公式サイト


化け猫あんずちゃん (コミックボンボンコミックス)  @amazonより 



極楽京都日記: 【映画感想】ルックバック 

極楽京都日記: 【映画感想】デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション  

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2024年7月23日火曜日

【2024】BITSUMMIT DRIFT ビットサミット【京都】

BITSUMMIT DRIFT 

2024 7/19~21


なんか毎年行っているインディーズゲームの祭典

ビットサミットに今年も行って参りました。


いやー、なんとなく行くのだるいなぁ。

なんて思っていたのですが。

行ってみるとやっぱり楽しいですね。

新しい野心的な時にはふざけたゲームを

矢継ぎ早にやると脳が活性化される気がします。

とてもリフレッシュ出来た1日になりました。


今回あまり写真を撮ってなかったので個別な感想は少なめです。


雑感としてVRゲームがほとんどなくなって

ドット絵ゲームが増えた気がする。

ボードゲームコーナーも充実してたし。

ゲームに懐かしさというか淡いぬくもりみたいなブーム？

とはいえ皆さん好き勝手に（＾ν＾）

あと専門学校関係もパワーアップしてる感じ。


逆にセミプロというか、

元々ゲーム会社でやっていた人が

個人でインディーズゲームをやるのは減っていたのかな？

知らんけど。


良い感じに進化してるんじゃないでしょうか？

基本的に全部楽しいです。


しかし今回2フロアあって

私は1日しか行ってなかったので

回りきれなかったところ多いですね。

しかしステージイベントのサカモト教授は

毎回冒頭なので列に並んでいる間に終わっている！


あと、一応公式サイトに出ているゲームまとめてあるはずなのだけど

今回ほとんど載ってなかったよ？

皆提出してないの？

BITSUMMIT DRIFT ゲーム

なのでタイトルとか会社名とか

後から調べようとしても全然わからん！


ピロピロ笛？をカメラで読み取って画面上の虫とか捕まえる！
楽しい！

おもしろコントローラーの基礎的代物。
楽しい！

全てのセンサーを使ってやるぜ！
欲張り！

もクラ叩きの叩かれる方になるのだ！
今夜はパーティーだ！

足首を操作してタンスに当てると高得点！
なぜ！？

いろんな操作方法がある（宇宙を見つめながら） 

「ハイネコ」
暴走するネコチャンを操作して部屋を破壊せよ！
なぜ！？

なんかインベーダー型筐体。

あ、これ良かったです。
アクションゲームで重力を操作して上下を逆さまにできる。
「LOVE ETERNAL」

バナナ型コントローラーで
隣にも画面があって
10人以上でプレイできるやつ〜。

これ足の小指をタンスにぶつけるやつ〜。

サカモト教授ー。

 「シン・ゴリラ」
ゴリラとなって街を破壊する。

これは関係ない。
みやこメッセのお外の像。

そうそう「8番出口」の人は殿堂入りしていた。
元々ビットサミットに別の作品で出展してらしたのよね。
あのゲームはどうなっているんだー。
なんか謎の惑星で巨大なものから逃げ惑うゲーム。

「Gift」
これもしっかり面白そうだった。
ホラーアクション？

なんかお寿司。

あ、全然写真写ってないけど。
これも良かった。
「CultureHouse」
SF未来不可思議。
パンデミックが起きた後
世界に異変が起こり出し。
それを研究していた科学者の遺産を
調査していく感じ。
グングン引き込まれる。


なんか気になっていた
「スナフキン」のゲームも出来た。
普通に良作っぽい。

「オラッ掘人 ホレゆけ！ブラジル」
穴掘りゲーム
ほりんちゅ。
日本から穴を掘ってブラジルまで到達するのだ。


「ニンジャスレイヤー」
ゲームになっていたのかー。
痛快アクション殺ゲームでした＾＾

盛り上がってましたよ。

楽しかったー。

ではまた。


BITSUMMIT DRIFT 

BITSUMMIT DRIFT ゲーム


極楽京都日記: 【2023】BitSummit Let's Go!!【京都】  

極楽京都日記: 【2022】ビットサミット BitSummit X-Roads【京都】  

極楽京都日記: 【kindle新作発売7/15】地下帝国　魔王のホライゾンシネマシリーズ【#創作同人電子書籍】 

 


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2024年7月13日土曜日

【kindle新作発売7/15】地下帝国　魔王のホライゾンシネマシリーズ【#創作同人電子書籍】

 ■2024 7/15 SALE

UNDERGROUND EMPIRE

Horizon Cinema series



■7/15発売

地下帝国: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)  @amazonより 


■新作「地下帝国」です。

遺跡の階段を延々降ってゆく話が描きたいなと思ったら

こんな話になりました。

この有様に。

なんとなく自分の中では動く漫画シリーズです。

どんどんと前に進んでゆくのは人間の快楽のひとつなのです。

知らんけど。


関西コミティアで出した物のフルカラー版です。


■This is my new work, "Underground Empire.

I wanted to draw a story about descending the stairs of an archaeological site, and this is what I came up with.

This is how it turned out.

This is a manga series that somehow moves in my mind.

It is one of the pleasures of human beings to move forward and forward.

I don't know if it is true or not.


This is a full-color version of the one we published at Kansai Comitia.


↓サンプル 10ページ

Sample













以下全48ページ

■地下帝国: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王) 

 @amazonより 


■Underground Empire: Horizon Cinema series (MARIOU)

US https://www.amazon.com/dp/B0D95Z61JY

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CA https://www.amazon.ca/dp/B0D95Z61JY

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AU https://www.amazon.com.au/dp/B0D95Z61JY

IN https://www.amazon.in/dp/B0D95Z61JY


新作発売に伴い

■無料セール7/15〜17

ポスモダ: 前世紀のポストモダン (まり王)  @amazonより 


■FREE SALE 7/15〜17

POSMODA: Last Century Post Modern (MARIOU)

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■これに近いのはここらなので地下帝国が気に入った人はオススメです。

ポスモダ: 前世紀のポストモダン (まり王)  @amazonより 

ファイアー・スパーカー: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)  @amazonより 

羊のメアリー大冒険: 魔王のホライゾンシネマシリーズ (まり王)  @amazonより 

魔王のホライゾンシネマ　4: 救済の技法 (まり王)  @amazonより 


■無料本

魔法使いと裏京都 魔法使いのお時間よ  @amazonより 


■極楽京都日記: 【kindle新作発売開始】魔法使いのお時間よ11巻【#創作同人電子書籍】  


モノクロ紙版の同人誌はここで買えます

地下帝国（まり王）の通販・購入はメロンブックス  

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2024年7月2日火曜日

【映画感想】ルックバック

 


■「ルックバック」

ヤバい！ずっと泣いてる。

終わって立ち上がろうとするも、

息が震える。


上っ面の感動させようとするものは何もなくて。

ただただ真ん中の中心を掴んで

テーブルの上にドーンと置きやがるのよ！

怖い！


もうやめて！

嬉し過ぎて死ぬ！

ここには幸福しかない！ 

絵を描かなくっちゃ！


■そんな感じでジャンプ+で掲載された時に打ちのめされて

芸大卒の人に読んでみてと送ったら

ちゃんと「読んだ、そして死んだ」

と帰ってきたのでニッコリ。

そしてその人の大学仲間にも送ったらしく

死屍累々。

私は満面の笑み。


単行本も買って

読んで

再度死に至るワタクシ。


■この作品いろんな要素があるのだけど。

周りの不理解は極力排除してある。

実際にはあるのだけど、

そんなことより自分の前へ進む力なのだ。


■諦めるときに誰かのせいにしたくなるし。

そもそも絵を描くだなんてやっても仕方のないことだと。

自分以外の所に辞める原因を無理矢理でっち上げて、

自分の心のダメージを軽減したくなる。


■震災の時に絵なんか描いても誰の助けにもならない。

社会にとって自分はいてもいなくてもいい存在なんだ。

なんて、結構名のある絵描きの人が嘆いていたりしていたが。


馬鹿野郎！

あんたの絵にどれだけの人が救われているのか！

と殴りつけてくる映画なのです。


■そして絵を褒められた時の

天にも昇る気持ち。

雨の中スキップしてめちゃくちゃなダンスを踊ってしまう。

あの高揚感。

嬉しい。

とても嬉しい。


■しかしその評価は過大ではないか？

私はそこまでの存在ではない。

もっと絵の巧い人は他にもたくさんいて。

私なんか…


うるせー！


とまた殴られる。

だったら上手くなりゃいい話じゃねーかよ！

なれるだろ？

ハァン？なれねーのかよ？

ははッ、クソが。


と煽られる。

■あぁん？

やれるが？

誰ができないって言ったよーッ！

みてされせ！クソがッ！


…そんな脳内攻防が繰り広げられるのだが。

絵の練習は地味だ。


■しかし一度ついた心の炎は

熱く燃えたぎっているのだ。


そこに一緒に研鑽できる仲間がいる。

仲間であり最大の理解者だ。

最高かよ！


■しかし世界は理不尽である。

災害もそうだが。

そこに何の配慮もない。

ただただ理不尽なだけだ。


理不尽な運命が。


■あの時そうしなければ、

その時ああしていれば、

私が絵なんて描かなければ。


■もしかしたら運命は変わったのかもしれない。

運命の分かれ道。

いろんな可能性があっただろう。

しかしこっちの道は間違いだったのか？

良いことはひとつもなかったのか？

あるだろうがよ！

運命を変えてそれをなかったことにしていいのか！

ダメだ！


■ならば進め！

この道を進め！

全てを抱えて幸福も不幸も全て背負って進んでいけ！


自分の来週の展開をお楽しみ下さい！


それを、

描くんだよ

自分で。



劇場アニメ「ルックバック」



ルックバック 藤本タツキ (著)   

@amazonより 



極楽京都日記: 【漫画】新しい学校のリーダーズ漫画【3ページ】  

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