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2024年6月16日日曜日

【映画感想】ライド・オン

 


■お馬ちゃん!お馬ちゃんがー!

まさか馬の演技に泣かされるとは!

チートゥ!チートゥーッ!!

もちろんジャッキーのアクションは現役だし

スタントの心意気みたいなのも十二分にあるのだけど

最後全部お馬ちゃんが持って行ったぜ。

とても良い馬。


■現代の話で、ジャッキーはもうお爺ちゃん。

だからと言って老師のような達観した存在ではなく。

スタントで怪我をしてしまい落ちぶれた中年、と言うか初老。

ほぼほぼジャッキー・チェンの自伝的話として、

まさしく集大成として語られていく。

もちろんこの人物はそうではないのだが、

そこにあるスタントに対する想いとか

映画にかける情熱とかはそのままなのだろう。


■なんだか落ちぶれて

離婚して娘には嫌われている。

さらに田舎者のダメな感じもある。


しかしアクションシーンになると

メキメキとその輝きを取り戻すのだ。


■いや、物語としての話なのだが。

なんだか本当に虚実入り混じって。

全部が本当のようにも思えてしまう。


しょぼくれてるシーンも多くて

なんだかなぁ、とか思っているところに

このお馬ちゃんなのである!


■娘は小さい頃に母親と共に出て行ってしまったので。

この子馬として生まれた時から

ずっと一緒に暮らしている馬のチートゥが

まるで人間の息子かのよう。


■香港のハリウッドみたいな撮影所で

馬と一緒に写真を撮れるという商売を

細々とやるジャッキーとチートゥ


借金取りとのバトルで

いい感じに助け一緒に戦ってくれるチートゥ。


昔の弟子から映画の仕事のチャンスが舞い込んだので

チートゥと一緒にスタントマンとして復活する!


寝る時も一緒だ。


■そこでチートゥの方もその才能をメキメキと発揮していく。


それを見ていた中国のイーロン・マスクみたいな大富豪が

私の馬コレクションとしてその馬を買いたいとか言ってきやがる。


そんな!彼は家族なのに!

でも危険なスタントの仕事を続けさせるのも

息子に対してとすればどうか?


■なんてまぁ、そこらへんで大号泣の展開があったりなのですが。

本当に泣いちゃったよ。

まぁかジャッキー映画で泣くとは!


いやぁ、ベタな話なんですけどね。

良い映画でしたわ。

もちろんアクションは研ぎ澄まされて素敵なのは言うまでもなく。




映画『ライド・オン』



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