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2023年5月14日日曜日

【映画感想】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー


■た、た、楽しぃ〜!

楽しくって泣きそうになる。

愉快というよりか、

とても良い遊びを全力で駆け巡る爽快感が喜びの楽しみに変わる。

喜怒哀楽の楽が存分に弾け出す。

諦めないからこそ失敗も楽しめる。

無限の虹の彼方に!


■そうそう、創作の物語には共感が必要と言われていて。

それは感情に大きなウエイトが占められる。

さらにその感情とは「喜怒哀楽」であるのだが、

「楽」がないがしろにされていないか?

と思うのだ。


「泣けました〜」なんてのは「哀」だし。

「社会の理不尽に立ち向かう」のは「怒」。

「恋人と幸せになったり」ハッピーエンドな「喜」。


■では「楽」とは何なのか?


楽しい、ことのはずだが。

なんとなく楽をするとか

お笑い芸人の笑いみたいな感じで。


通常の「感動」よりか下に見られている感じがある。


それだけならまだしも

楽しいとこは感動ではない、

とまで思われている節がある。


それらは別枠のデザートのような物だと。


■しかし、当然のごとく「楽しい」は感動であり、

多くの共感を得られるエンターテイメンの真髄だ。


映画や小説などはそれを少し忘れている気がする。

漫画でさえギャグ漫画などを少し下に見ている傾向がある。


■それはなぜか?


簡単だと思われているのだ。


笑いや面白いや楽しいなんてのは。

泣ける感動よりも簡単だと思われている。


■そんなことあるかーい!


それらを作るのはとても難しいし。

そしてよくできた楽しさは

とてつもない感動を呼ぶ。


■そしてその楽しさにとても強いメディアが

「ゲーム」なのである。


その楽しさを極め、

延々とその信頼を得てきたゲーム

それが「スーパーマリオ」なのだ。


■ゲームほど、人の心に寄り添ったメディアはない。

なにせプレイヤーに途中で辞められる可能性がとても高いのだから。


だからと言ってチヤホヤの接待ばかりでは

その浅はかな心が見破られ見捨てられる。

なのでプレイヤーの手を取り、

そっと背中を押すような。

あくまでプレイヤー自身の力で勝ち取ったかのように誘導する。


■とまぁ、そんなゲームのエンターテイメント性を

映画に全部ぶっ込んだ、って感じなので。

面白く無いわけがない!

楽しくないわけがない!

愉快痛快!

快適極楽!

あなたの!

あなた自身の大冒険の始まりだ!


■いやー、私は初代スーパーマリオを友達ん家でやっていたくらいで

マリオについての知識は薄っぺらだ。

マリオカートもやったことすらない。

でも、それでも面白い。

知っているとか知らないとか、そういうことではないのだ。

面白さ楽しさの原液がドバドバと注ぎ込んであるのだ。

それもこれまで任天堂がつちかった全ての力を込めて、

なのである。


■しかも3Dドルビーサウンドで観ちゃった。

いやー、良かったですわ〜。

楽しさは喜びなのですよ〜。

パワーがみなぎる!


よし!



映画公式ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー - 任天堂ホームページ



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