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2021年11月30日火曜日

【2021】青木俊直個展「with in you」【京都 Trans pop gallery】

青木俊直個展

「with in you」

2021 11/20ー12/5

京都出町柳Trans pop gallery


なんだかんだで毎年のように行ってしまっているね。

せっかく京都でやってるんだから行かねば!

と思ってしまうのだ。

そして行ってよかった。

毎回、絵のアイディアが新しくって面白いのよね。

そして土台部分にカワイイ女の子を描くってのがあってズルい^

カワイイは正義。

意外といろんな種類のカワイイの中で同種の人がいない感じがする。


そんな感じで写真をちらっと。

体の中には思い出がある。

体の中にはあの人がいる。

影の中に響き合う。

から部分が鏡なのです。

何が映るの?何を写すの?

俺や。

そんな時もある。

into

買える。

モノクロームのテレビジョン。

カラフルにメイクアップ。

サインをもろた。

活版印刷。

というか刷り機?
浮世絵みたいな。

夜になった。

巷で噂のモダンな石焼き芋屋。

おしまい!


青木俊直個展「with in you」

2021 11/20ー12/5

京都出町柳Trans pop gallery



↓というか青木さんの漫画が始まったの読むんだ!ナウ!

わくとこまこ【無料連載】-青木俊直:eBigComic4 



極楽京都日記: 【2021】青木俊直 個展『DOT GIRLS』【阿佐ヶ谷】 

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2021年11月28日日曜日

【映画感想】アレハンドロ・ホドロフスキー「ホーリー・マウンテン」 HDリマスター版

 Alejandro Jodorowsky

The Holy Mountain


■すごい良い映画だった。

世界の中心が全て詰まってる。

まさに私のための映画だ


■TSUTAYAの会員更新で一本無料だったので

偶然手に取って見たのだけど。

まさかの大当たりだ。


そういえばドミューンとかで特集してたり。

アップリンクとかの映画館でリバイバル上映されていたんだよな。


■カルト映画的紹介されてるのだけど

全然そんなことなく、

悟りへの導き、と言ったら大袈裟だけど。


人生の前進の仕方を丁寧に

美術的に描いている。

しかも呪術的で蠱惑的。

神秘主義とでも言おうか。


いや、そう言うとまた違うのだけど。

初めに言った通り

いろんなことの中心を描いている。


■物語にはメッセージがあったり

古くからの言い伝えには自然災害への示唆があったりするものだが。


この「ホーリー・マウンテン」 は説明書だ。

人生のマニュアルと言っても良いかもしれない。


何を得て、何を捨てるか。

本当に必要なものは何か。

自分の欲望はどこに向かっているのか。

長期的なのか短期的なのか。

怒り、快楽、悲しみ、幸福。


■冒頭から前半は

着の身着のままの半裸の男が倒れている。

彼が欲望のままにどこかに向かってゆく。

彼の風貌は長髪で髭もじゃ、キリストを彷彿とさせる。

巡礼の旅のようだ。

街の風景や、彼の行動、辿り着く場所。

それらが全て美術的で象徴的だ。


■そして後半、世界の七人の富豪たちの紹介が始まる。

それぞれに成功を収め莫大な富を得るが、心は満足を得られない。

彼らは偉大なる師の元に集まる。

そこにはあのキリストに似た彼もいた。


修行の旅が始まる。

自己を捨て、瞑想を繰り返し。

聖なる山の頂上を目指す。


■その頃には視聴者も彼らと同じように

解脱を目指すトリップの中にある。


あぁ、あともう少しで世界の全てが理解できる。

あぁ、あともう少しで私は永遠の命を得ることができる。

あぁ、あともう少しで私は完璧な存在になれる。


■しかし、それはわからないままだ。

それはちゃんと君が現実に持ち帰って叶えろ。

そう突き放される。


■しかし、残念は気持ちはしない。

確かに私は映画という虚構の中から

何かを現実に持ち帰ることに成功した。


これが中心だ。


■…なんて感じでとても良かったのですよ〜。

はぁー、良いなぁ。

とても良い。

良いものをもらったですよ〜。


■いやー、しかしホドロフスキー映画これ以外何も見てないので

他のも見てみたいのだけど、アマゾンプライムでも今は見れないし。

ブルーレイとかは高騰してる。

安い輸入物は日本語字幕ついてない感じだし。

リマスター版じゃないかもしれない。


どうしたもんか。

しかし、まぁその内出会いがあれば見よう。


満足充足。


■あと、タロットにも興味出てきますねこれ。

タロットは未来を見るものでなく。

現在を分析するものだと。




極楽京都日記: 【映画感想】DUNE/デューン砂の惑星  

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2021年11月18日木曜日

【新作公開】魔王のホライゾンシネマ 抗体台地

突然の「魔王のホライゾンシネマ」シリーズの新作です

シリーズといっても全て読み切りなので

ここからどうぞ。


「魔王のホライゾンシネマ 抗体台地」

12ページ















kindle本買ってよね。

無料本もあるよ。


内海まりお無料本


魔法使いのお時間よ

魔王のホライゾンシネマ

ポスモダ


極楽京都日記: 【kindle無料版】魔法使いとアルガン王国〜魔法使いのお時間よ〜【お知らせ】  

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2021年11月15日月曜日

【映画感想】アイの歌声を聴かせて


■なんかやたら周りで評判がよかったのだけど。

最後とんでもないどんでん返しがあるってのも聞いてたけど、

それは、それほどではなかった。

あれ?それだけ?とか思ってしまったのだ。


■しかし、じわじわと思い起こせば

これは人間が主人公の話ではなかったのだと気付き、

あわあわしている。

AIが生まれた日だ。


■「ぼくらの七日間戦争」をやりつつ

「3月のライオン」の学生のモヤモヤを描きつつの

「攻殻機動隊」の少佐の物語なのだ!(なんで!?)

「ネットは広大だわ」という話ですよ。

本当に。


■いや、ちょっと期待値高すぎたので肩透かし食らった感はあるのですが。

とんでもない事になる、なんて話を聞いていたので。


実はAIは存在してなくて。

主人公の女の子がAIなのだ。

いや、周りの友達もそうで。

むしろ学内全員がAIであるという実証実験なのだ!

とかいう妄想を前半にしていてしまっていたのだった。


だって、そうだとしたらカメラに映ってなかったことも説明がつくし。

実際は主人公の子が物理的な動作を担当していて

しかし映像的にはシオンがやってるように見えている。

なんてね。


そういう話ではなかったのだ!


■そして青春活劇な部分

「ぼくらの七日間戦争」や「3月のライオン」は

それっぽくそこそこ良く出来ているのだけど

80点なのだ。

全然悪くない。

だけど80点止まりなのだ。


■だが、しかし。

AIに対する偏愛が120%を超えてしまっている!

この監督、人間よりもAIに対する興味が変態レベルなのですよ!怖い!

むしろ人間描写は頑張って勉強して、

なんとか人間に見えるように描いたって感じで。

人の心はあまり理解してないようにすら見えてしまう。

親とか悪役の人の適当なテンプレート感からもそう感じる。


■それなのにAIに対する愛情は異常!^^

なので途中で主人公が入れ替わってしまうのだ。

いや、入れ替わってなどなく。

最初からこれはAIのシオンの物語だったと気付いてしまう。


■攻殻機動隊の少佐はネットの海に流れ人間を超えた存在になってしまうが。

少佐は元々はちゃんと人間だったのだ。

しかし、AIのシオンは元は何者でもない

ただのプログラムだ。


それが人間を模倣し、人間のようになろうとするが。

人間とは違った進化の道を歩み。

人間とは違った人間になる。

新しい人間だ。


■その過程で「幸せとは何か?」と言う答えを見つける。

いや、見つけていないのかもしれない。

しかしその過程によりより人間らしく

よりAIらしくその歩みを進めたのであった。


成長、進化、未来、躍進性!


■あ、そうだ。

AIが夢を掴む話なのですよな。


良かった良かった。

私は広大だわ。



映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイト



サカサマのパテマ

イヴの時間 劇場版




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2021年11月7日日曜日

【映画感想】DUNE/デューン砂の惑星


 

■原作未読。

前作未見。

色々な前知識無しに見た。


じわじわ染み込んでゆく。


■じっくりと世界を見せられていく作品。

それをとても美しく魅せる。

SF作品なのだけど、結局のところ我々人類の歴史を語っているのだ。

スターウォーズがアメリカヤンキー民族モノだとすれば。

これはヨーロッパのローマ帝国やら

ナポレオンのエジプト遠征とかの感じだ。


■美しく重厚。

政治的に国を守る話でもある。

虐げられる他民族を描きがちだけど、

支配する貴族の苦悩や、

伝統に対する従順さ。

正しくあろうとする振る舞い。


そんな感じでありながら


■美少年が出るぞ!

そして超能力を使うぞ!

ダンディなパパが出るぞ!

王子を幼少から支えるマッチョな騎士がいる!

ママは魔術学校出身で人を操る魔法ボイスの使い手だ!


■支配される惑星には砂の民族がいる。

砂の惑星には巨大ワームがいるよ!

恐ろしいね!


■宇宙時代なので

宇宙船で宇宙を航海するほどの科学力を持っているが。

みんな結構、ヨーロッパ貴族的な衣装を身につけている。

それなのに個人バリア装置とか身につけていたり。

宗教的な神官たちも荘厳な衣装に宇宙服のヘルメット的ヘッドカバーがついていたり。

いちいちカッコいいぜ。


■そして主人公の美少年は

不確かながら未来を見る能力がある。


未来の自分は死ぬのか?


曖昧な予言!


反乱!

裏切り!

能力の覚醒!


いやー、楽しいですな。


■でもハリウッド的エンターテイメント手法ではなく。

歴史書のように、

現実にあった史実の絵巻物でも見ているかのように、

物語はじっくりと進んでゆく。


そこに世界は確かにあったのだ。

そう思ってしまう。


■途中、皇帝に使える読心師の大師匠が

試練に耐える主人公に向かって言った言葉が印象に残った。


「苦痛は耐える物でも乗り越える物でもない。

 私を通過することに私が許可を与える物だ。」


力強い言葉だ。


■そう、試練とはそれが主体ではない。

あくまで私が中心である。

苦痛を与えられるのではない。

どうしても通りたければ通ることを許可しよう、と。

もちろん長居してもらっては困る。

私はあくまで通行を許可しただけなのだから。


■そんなわけで彼らの人生は続く。

続きを創ることを許可しよう。



銀河英雄伝説とか砂ぼうずとかもここからなのねー。




映画『DUNE/デューン 砂の惑星』オフィシャルサイト




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2021年11月2日火曜日

【kindle無料版】魔法使いとアルガン王国〜魔法使いのお時間よ〜【お知らせ】


「魔法使いのお時間よ」

モノクロ単話版です。

1話12ページ前後のものです。


以前に同人誌では発表しておりますが。

それを買ってない人にとっては

「魔法使いのお時間よ」完全新作話になります。


これらをカラーにして10話まとめた物が有料版で9巻まで出ております。

この話は97話、10巻に入る予定。


もちろん全話読み切りなので

どこから読んでも構いません。


まぁ、これは無料なのでとっととダウンロードするのだ。

もしくはブラウザでそのまま読めるよ。

はい、急いだ急いだ。


↓ちょっとだけサンプル。






魔法使いとアルガン王国〜魔法使いのお時間よ〜



内海まりお無料本



魔法使いのお時間よ



魔王のホライゾンシネマ



ポスモダ



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